木更津県
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木更津県(きさらづけん)は、明治時代初めに設置されていた県で、旧上総国9郡(現在の千葉県中部)と旧安房国4郡(現在の千葉県南部)を管轄した。県庁所在地は望陀郡貝淵村(現在の木更津市)に置かれた。初代県令は柴原和。
明治4年(1871年)11月14日、第一次府県統合の際に、旧上総・安房両国に置かれた旧藩を引き継いだ15県と、旧天領・旗本領を管轄していた宮谷県(みやざくけん)の統合により発足した。明治4年旧暦12月27日付の太政官布告(通番687)による府県の配列では、木更津県は11番目に序列されている。
明治6年(1873年)6月15日、現在の千葉県北部の大部分を管轄していた印旛県(既に柴原が県令を兼任していた)との統合に伴い木更津・印旛の両県は消滅、千葉県が発足した。
[編集] 管轄範囲
[編集] 沿革
- 1871年(明治4)7月14日、廃藩置県施行。旧上総国・安房国に16県が発足
- 1871年(明治4)11月4日、第1次府県統合により旧上総国・安房国の16県が合併して木更津県発足
- 1873年(明治6)6月15日、印旛県と木更津県が合併して千葉県が発足。木更津県は消滅
[編集] 関連項目
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