柔道一直線
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『柔道一直線』(じゅうどういっちょくせん)は、「週刊少年キング」誌上に1967年から1971年まで連載された梶原一騎原作、永島慎二・斎藤ゆずる作画による劇画、および、それを原作としたテレビドラマ。
作品の時代背景は1968年のメキシコ五輪の前後に相当し、1972年のミュンヘン五輪を目指す日本勢を描いている。
梶原一騎が『巨人の星』、『侍ジャイアンツ』と『柔道讃歌』で親子を描いたのに対し、本作では『あしたのジョー』と同様、師弟の絆を描いている。しかし、作品自体は人物、ストーリーともに『巨人の星』の柔道版のようなもので、車周作と一条直也の師弟は星一徹と星飛雄馬の親子に似ている。ただし、梶原一騎の野球漫画はもともと格闘技的なので、この『柔道一直線』が『巨人の星』世界を原型に戻した姿だとも言える。
目次 |
[編集] あらすじ
主人公・一条直也の父親は1964年の東京五輪の柔道で敗れ、命を落とす。直也は車周作の指導のもと、「地獄車」、「海老車」などの技を駆使して外国人柔道家や日本のライバルたちと戦う。
最後は師匠・周作が直也に「地獄車からの脱皮」と新たな飛躍が必要と見て、敢えて敵の外国人柔道家に「地獄車攻略法」をさずける。直也は試合でも相手の誘いに乗らず、冷静に普通の投げ技で敗り、最後は日本人のライバルを地獄車で下して優勝する。周作は負けを認め、直也の活躍がテレビ中継されている料理店で酒を飲みながら息を引き取る。
[編集] 登場人物
- 一条直也(演:桜木健一)
- 車周作(演:高松英郎)
- 高原ミキ(演:吉沢京子)
- 一条トメ(演:青木和子)
- 嵐先生(演:牧冬吉)
- 鶴田先生(演:名古屋章)
- タツマ(演:石井竜一)
- 風祭右京(演:佐々木剛)
- 結城真吾(演:近藤正臣)
- 大沢健二(演:石田信之)
- 桜丘高校柔道部主将、黒井キャプテン(演:神太郎)
- 香川先生(演:岸田森)
- 赤月旭(演:真山譲治)
- 城山大作(演:山本正明)
- 鷲尾(演:千葉真一)
- 鮫島(演:田中正樹)
- 大豪寺虎男(演:保高正伸)
- 丸井円太郎(演:岩上正宏)
- 鬼丸雄介
- 力石竜
- 高原三平(演:藤江喜幸)
- 鳴門三郎(演:倉田保昭)
- ロバート・クルス(演:マイク・コーンロイ)
- 時枝龍造(演:藤岡重慶)
- 野坂(演:中村文)
- かすみかおる(演:沢まき子)
- カンヌキ太郎
- 熊野太郎
- キラーマスク
- 小太郎
- サミー・ジャガー
- ジュードー・サタン
- ジム・ハタリ
- ナレーター(声:田中信夫)
[編集] テレビドラマ版
1969年6月22日から1971年4月4日までTBS系列で毎週日曜日午後7時から30分間放送された。全92話。大ブームとなった「スポ根ドラマ」の端緒となった人気ドラマであり、アクションシーンの特殊効果は後に一部の同じスタッフで制作される『仮面ライダー』のアクションにつながる事となる。オープニングで投げられた人物の髪形が途中で変わっている。近藤正臣がピアノの鍵盤の上に跳びあがって、足で「ねこふんじゃった」を演奏した場面は有名。これがいかに難しいか、柳田理科雄が『空想非科学大全』で検証している。
このドラマは『巨人の星』に対抗して制作されたものであり、当初は半年ほどの放映予定で終了するはずであったが、人気が高かったため期間を延長し、2年に渡って放映された。
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
- 「柔道一直線」(作詞:梶原一騎/作曲:林一/歌:桜木健一)
- 「男だったら」(作詞:丹古晴巳/作曲:井上かつお/歌:黒木憲)
- 「柔道かぞえ唄」
[編集] 放映リスト
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[編集] 劇場公開
1970年7月19日「東映まんがまつり」で、第18話「勝て!勝て!勝て!」を中心に再編集したものが上映された。上映時間24分。
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