タケダアワー
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タケダアワーは、武田薬品工業が単独提供して、1958年~1973年に東京放送(TBS)・JNN系列で毎週日曜日19:00~19:30に放送された番組のことである。オープニングに武田薬品・大阪工場(大阪市淀川区十三)の空撮映像と、東京混声合唱団による「タケダ・タケダ・タケダー」の合唱フレーズが放送されたことで知られる。
目次 |
[編集] 作品
- 月光仮面(1958年~1959年7月)
- ジャガーの眼(1959年7月~1960年3月)
- 泣き笑いさくらんぼ劇団(1960年4月 - 7月)
- 夕やけ天使(1960年8月~1962年9月)
- 隠密剣士(1962年10月~1965年3月)
- 新・隠密剣士(1965年4月~12月)
- ウルトラQ(1966年1月~7月)
- ウルトラマン(1966年7月~1967年4月)
- キャプテンウルトラ(1967年4月~9月)
- ウルトラセブン(1967年10月~1968年9月)
- 怪奇大作戦(1968年10月~1969年3月)
- 妖術武芸帳(1969年3月~6月)
- 柔道一直線(1969年6月~1971年4月)
- ガッツジュン(1971年4月~11月)
- シルバー仮面(ジャイアント)(1971年11月~1972年5月)
- 決めろ!フィニッシュ(1972年5月~10月)
- アイアンキング(1972年10月~1973年4月)
- へんしん!ポンポコ玉(1973年4月~7月)
- GO!GO!アイドル(1973年7月~9月 これはドラマではなくドキュメンタリー映画)
- 隠密剣士 突っ走れ!(1973年10月~1974年3月)
[編集] 打ち切りへ
- 「柔道一直線」終了後、次第にこの枠は当たらなくなり、またフジテレビのこの時間帯の番組が人気を博しかつ視聴者層も競合するようになった(ミラーマン→マジンガーZ)。それらの事情で、「タケダアワー」の枠は解消された。
[編集] タケダアワー解消後の武田薬品単独提供番組
- 1974年4月から、「進め!フィンガー5」、「学校そば屋テレビ局」のバラエティー番組に切り替わった。複数の企業が提供するようになり、「タケダアワー」の枠は解消されたが、その後1982年4月から朝日放送製作・ANN系列向けにやはり毎週日曜日19時からの枠でタケダが単独提供する番組・「三角ゲーム・ピタゴラス」が登場(タケダの歌<オープニングキャッチがTBS当時とは違うもので、歌や画像が大きく変わっている>が復活する)。1983年3月からは大阪ローカル番組として長らく親しまれた「世界一周双六ゲーム」が全国ネット番組として同枠で放送されたが、後期は複数企業提供番組になった。
- (注)タケダアワー当時、大阪地区のJNN系列は朝日放送だった。
- その後1992年にそれまでロート製薬単独(後期は複数企業提供)で毎日放送製作・JNN(1975年3月まではANN)系向けに放送された「アップダウンクイズ」→「クイズ!!ひらめきパスワード」が終了した日曜19時からの枠にTBS製作の武田薬品グループ単独提供番組「さんまのからくりTV」がスタート。これは現在1時間枠「さんまのSUPERからくりTV」として継続しているが、武田薬品の単独提供は番組前半のみ。(後半は複数企業の提供で放送される。フジテレビ・関西テレビ系の『相性診断!あなたと私はピッタンコ』→『激突!お笑いルーレット』→『三枝の愛ラブ!爆笑クリニック』→『ひらけ!GOMA王国』→『SMAP×SMAP』もロート製薬が前半のみの提供で、これと同様の措置)
[編集] オープニング
- タケダ オープニング・テーマ (作詞作曲小倉靖、歌東京混声合唱団)
[編集] 関連項目
- 不二家の時間
- 土6
- JNNニュースコープ(1960年代中期、武田薬品の単独協賛時代があり、オープニングにタケダアワーのテーマが使われた)
[編集] 外部リンク
KRテレビ→TBS系 日曜19:00枠 | ||
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