横浜羽沢駅
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横浜羽沢駅(よこはまはざわえき)は、神奈川県横浜市神奈川区羽沢町83-1にある日本貨物鉄道(JR貨物)及び東日本旅客鉄道の駅。東海道本線に属し東海道貨物線(羽沢線)上にある。
元々貨物専用駅として開設されたが、国鉄分割民営化を前に、今後旅客営業を行う可能性があるという理由で、形式上旅客営業も行う駅という扱いとなった。しかし、実際には旅客設備はなく、現在まで一般旅客営業された事はない(同様の例は、東京貨物ターミナル駅や宮城野駅、越中島貨物駅がある)。
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[編集] 取扱貨物
[編集] 駅構造
2面のコンテナホームと3本の荷役線がある。その他に留置線や着発線がある。
羽沢線は朝夕の湘南ライナーの他、輸送混乱時に上り寝台列車の小田原~品川を迂回させるために使われるが、旅客扱いは行わずに通過する。上り1番線と下り11番線が本線である。
[編集] 今後の計画
相鉄本線西谷駅から当駅まで地下連絡線を建設し、JRと相鉄との相互乗り入れを行う事業計画を2006年度に申請し、国土交通大臣の認定を受けている。 東急東横線日吉駅からの連絡線も計画され、横浜羽沢駅~綱島駅間を地下構造とする東急と相鉄との相互乗り入れを行う事業計画を2006年度に申請し、2007年4月に国土交通大臣の認定を受けている。双方の完成時に当駅も旅客営業する計画がある。実現すると、これまで鉄道不便地域だった羽沢地域の利便性が向上される。
[編集] 歴史
- 1979年(昭和54年)10月1日 - 東海道貨物線新線開通と共に開業。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 旅客営業を開始し、戸籍上一般駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により日本貨物鉄道・東日本旅客鉄道の駅となる。