日吉駅 (神奈川県)
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日吉駅(ひよしえき)は、神奈川県横浜市港北区日吉二丁目に位置する東京急行電鉄東横線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 島式ホーム2面4線の地上駅で、横浜駅方に引き上げ線が1本ある。この引き上げ線は主に日中の日比谷線直通電車の折り返しや夜間における東横線の留置線として使用される。ただし、2008年3月より目黒線が当駅まで乗り入れるため、この引き上げ線は現在の1線から2線に増やされ、終日目黒線が使用することになっている。これにより、現在使用している日比谷線は、2008年3月以降は終日菊名駅まで乗り入れる予定である。ちなみに、日吉駅が改良される1980年代末までは引き上げ線が2本存在していたので、事実上復活である。
- 終電間際には当駅止まりの電車が存在し、これらの電車は、引き上げ線、2番線、3番線のいずれかに留置される。留置された車両は、翌日の始発(渋谷方面行、元町・中華街方面行とも)に充当される。
- 当駅は緩急接続ができる駅で、かつては頻繁に1日を通して急行の待避を行っていたが、2001年3月28日に特急運転開始によりダイヤが大幅に改正され、緩急接続は主に自由が丘駅と菊名駅の2駅で行われる事になった。現在は、平日の朝及び夕方ラッシュ時間帯に日比谷線直通電車が当駅で通勤特急の待避を、それ以外の時間帯は同じく日比谷線直通電車が特急電車の通過待ちを頻繁に行う。なお、目黒線が当駅まで延伸開業した際は、待避線である2番線と3番線は同線が使用することになるため、当駅では東横線の待避ができなくなる。
- 2006年9月24日から車両基地のある元住吉駅が高架化され、配線上同駅での出入庫ができなくなったため、出庫の際に当駅から元町・中華街方面行の始発列車が実在する。また元住吉車両基地への入庫は全て武蔵小杉駅で行う。これは、日吉側には横浜方面行の出庫線しかないためである。
- トイレは1階改札口内にある。比較的近年に改良された駅であるにも拘らず車椅子等での利用に対応した個室(多機能トイレ)が最近まで設置されていなかった(その上トイレットペーパーが設置されていない場合もあった)が、2006年12月頃にトイレが移転し、同時に多機能トイレの使用が開始された。
[編集] のりば
1 | ■東横線 | 菊名・横浜・ みなとみらい線 元町・中華街方面 |
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2 | ■東横線 | 菊名・横浜・ みなとみらい線 元町・中華街方面(待避線) |
3 | ■東横線 | 武蔵小杉・自由が丘・中目黒・渋谷・ ○日比谷線 北千住方面(待避線) |
4 | ■東横線 | 武蔵小杉・自由が丘・中目黒・渋谷・ ○日比谷線 北千住方面 |
[編集] 緩急接続・通過待ち
- 1・4番線(外側)特急・通勤特急・急行
- 2・3番線(内側)各駅停車(日比谷線直通)
- 緩急接続以外は1・4番線(外側の本線)を使用する。
- 目黒線乗り入れ後、現在当駅で待避する列車は2006年9月24日に高架化された隣の元住吉駅がその役割を引き継ぐ予定になっている。
[編集] 利用状況
- 1日平均乗降人員: 126,421人(2004年度)東横線内第5位。
- 1日平均乗車人員: 63,847人(2004年度)
- 乗り換え路線の無い駅であるが1日の乗降客が約12万6千人と異例な利用者を誇る。これは、同路線特急停車駅の自由が丘駅と菊名駅よりも多い人数である。また2008年3月末に予定されている横浜市営地下鉄グリーンラインの開通により、従来綱島駅を利用していた乗客の一部が日吉駅を利用し、今後さらなる乗降客数の増加が見込まれる。
[編集] 駅周辺
慶應義塾大学日吉キャンパスが駅東側、綱島街道を挟んですぐのところにある。駅西側は商店街と住宅街。学術施設が多いので学生が多く、学生向けの飲食店などが多い。日吉も参照の事。
[編集] 学術施設
- 日本大学中学校・高等学校
- 東京綜合写真専門学校
- 慶應義塾普通部
- 慶應義塾高等学校
- 慶應義塾大学日吉キャンパス
[編集] その他
- 日吉東急百貨店
[編集] バス路線
- 日吉駅
[編集] 歴史
- 1926年(大正15年)2月14日 開業。
- 1988年(昭和63年)3月11日 改良工事着手(工事中の際は1面2線で、急行待避は元住吉駅で通過待ちを行い、日比谷線直通は菊名駅まで運転した。)。
- 1991年(平成3年)11月 改良工事完成。ホームの真上に東急百貨店が完成し、半地下の2面4線の駅になる。
- 1999年(平成11年) 関東の駅百選に選出される。
- 2003年(平成15年)3月19日 通勤特急新設により、通勤特急の停車駅になる。
[編集] 建設路線
- 横浜環状鉄道(中山駅~日吉駅)が現在建設中である。また目黒線の武蔵小杉駅~日吉駅間の延長工事も同様に行われている。当初は2007年に開業する予定だったが、一部地権者(日吉~日吉本町間約200m2)の同意が得られず、全線開業は2008年3月末にずれ込むことになった。完成後の日吉駅の路線は東急東横線・目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン、2019年頃完成予定の神奈川東部方面線と日吉駅は一挙に、現東横線のみの1路線から4路線になり、完成すると新横浜駅に次ぎ、横浜市北部に於ける交通の要衝となる。神奈川東部線の開通後は目黒線と相互直通運転を行う予定である。2008年3月末の横浜市営地下鉄グリーンライン開業に合わせ、東急東横線・目黒線と横浜市営地下鉄グリーンラインを結ぶ地下通路と連絡改札口も新設される予定である。
[編集] その他
東京事変のアルバム「教育」に収録されている「駅前」という曲は、椎名林檎の発言によると、この駅がイメージであるそうだ。
[編集] 隣の駅
- 東京急行電鉄
- ■東横線
- ■目黒線(建設中)2008年3月度開通予定。
- 急行
- 武蔵小杉駅 - 日吉駅
- 各駅停車
- 元住吉駅 - 日吉駅
- 急行
- 横浜市営地下鉄
- ■グリーンライン(建設中)2008年3月末開業予定。
- 日吉本町駅(仮称) - 日吉駅