湧別町
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湧別町(ゆうべつちょう)は、網走管内中部、オホーツク海沿岸に位置する町。
町名の由来は、アイヌ語の「ユペ」(鮫の意)から。
目次 |
[編集] 地理
オホーツク海に面し、湧別川河口に位置する。町東部にはサロマ湖がある。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
- 1897年 紋別村外9ヶ村戸長役場(現紋別市)より分離・独立し、湧別村戸長役場を設置する。
- 1906年 2級町村制を施行し、戸長役場を廃止する。村名を(旧)湧別村とする。
- 1910年 (旧)湧別村を分割し、紋別郡下湧別村(2級町村制)となる。
- 1940年 1級町村制を施行する。
- 1942年5月26日 機雷事故が発生
- 1950年 一部を常呂郡佐呂間村(現佐呂間町)に移管
- 1953年 町制施行及び改称、湧別町となる。
[編集] 経済
基幹産業は漁業、酪農、農業など。
[編集] 立地企業
- 北海道あけぼの食品株式会社湧別工場
[編集] 姉妹都市・提携都市
セルウィン(ニュージーランド)
[編集] 地域
[編集] 教育
- 中学校
- 湖陵、湧別
- 小学校
- 芭露、湧別
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
かつては名寄本線、湧網線が通っていたが、現在は廃止されている。
[編集] 道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 北海道道204号湧別上湧別線
- 北海道道244号遠軽芭露線
- 北海道道491号芭露停車場線
- 北海道道656号湧別停車場サロマ湖線
- 北海道道685号計呂地若佐線
- 道の駅
- 愛ランド湧別
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光
[編集] 祭事
- サロマ湖100キロウルトラマラソン (6月)
- 機雷爆発事故慰霊祭 (6月)
- ゆうべつ大漁みなとまつり (7月)
- 産業まつり (9月)
[編集] その他
[編集] 機雷事故
1942年5月、海岸に2個の機雷が漂着。 公開爆破処理の作業中に1個が不意に爆発、死者106人、負傷者130人を出す。
[編集] 出身の有名人
- 金子きみ 作家
- 黒田かすみ 漫画家
- 小松立美 漫画家