熱中時代
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熱中時代（ねっちゅうじだい）は日本で制作されたテレビドラマ。日本テレビ系列放送。 北野先生（水谷豊）と小学生たちを描く学園ドラマである。
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[編集] 作品の概要
1978年10月6日から1979年3月30日にかけて毎週金曜日21時から放送された。当時社会問題になり始めていた教育現場での様々な困難に、体当たりで“熱中”する北野先生の姿が共感を呼び大ヒットとなった。最終回の視聴率は46.7％（ニールセン）を記録。本作の大ヒットに触発され、他局でも「3年B組金八先生」などの学園ドラマが多数制作されることになる。
その後、1979年4月7日～10月6日には刑事編が、1980年7月5日～1981年3月28日には学園ドラマ編の第2シリーズが毎週土曜日21時から放送された。こちらは平均視聴率27.8％を記録。
外国では1984年～1985年に香港の外国語チャンネルでも放送された。
刑事編は、同シリーズながら設定を一新した別世界の作品であり人物や世界観のつながりは一切ない。教師編の第二シリーズは、第一シリーズの完全な続編。
1987年春、1988年秋と1989年秋にそれぞれ2時間の単発ドラマが製作され、教師編の現在の姿が描かれた。
2002年には『熱中時代 DVD-BOX』としてディスク7枚組（26話）のDVDが発売された。
2003年には第２シリーズもDVD－BOX化され発売された。
全四集：
- 『熱中時代・学園ドラマ編』
- 『熱中時代・刑事編』
- 『熱中時代・学園ドラマ編の第2シリーズ』
[編集] キャスト
- 北野広大：水谷豊
- 小糸桃子：志穂美悦子
- 花井恵子：音無美紀子
- 魚津早苗：島村佳江
- 小嶋田徳次：小倉一郎
- 八代徹：山口崇
- 前田きく：執行佐智子
- 安達勝也：小松方正
- 天城順三郎：船越英二
- 天城綾子：草笛光子
- 天城育民：太川陽介
- 北野青空：池上季実子
- 小宮新八郎：谷隼人
- 『蜘蛛の巣』マスター：奥村公延
[編集] 刑事編
[編集] 学園ドラマ編・第2シリーズ
- 北野広大：水谷豊
- 川瀬みね子：二階堂千寿
- 安達勝也：小松方正
- 天城順三郎：船越英二
- 天城綾子：草笛光子
- 天城育民：太川陽介
- 立花美幸：高田早苗
- 田丸邦彦：秋野太作
- 田丸栄子：高見知佳
- 風見玲子：山口いづみ
- 奥田朝：木内みどり
- 佐藤忠信：蟹江敬三
- 桜井音松：峰竜太
- ロバート山形：安原義人
- 天城信吾：横内正
[編集] 主題歌
- 学園ドラマ編第1シリーズ「ぼくの先生はフィーバー」（歌：原田潤、作詞：橋本淳、作曲：平尾昌晃、編曲：若草恵）
- 刑事編「カリフォルニア・コネクション」（歌：水谷豊）
- 学園ドラマ編第2シリーズ「やさしさ紙芝居」（歌：水谷豊）
-
- 挿入歌「はあとふる」（歌：水谷豊）・ロックンロール・ティーチャー（歌：松木里江）
余談だが学園ドラマ第1シリーズの主題歌である「ぼくの先生はフィーバー」は同じ日本テレビで放送されている世界一受けたい授業のテーマソングになっている。（ただし、世界一バージョンとしてボーカルは当時のままであるがバックの演奏をリメイクしたものになっている。ちなみにこの世界一バージョンは2005年1月19日にCDで発売されている）
[編集] スタッフ
【教師編】
- 企画：梅谷茂
- プロデューサー：清水欣也、永野保徳
- 脚本：布勢博一、松原敏春、桃井章、他
- 演出：田中知己、吉野洋、梅谷茂、他
- 音楽：平尾昌晃（選曲：鈴木清司）
- 製作協力：生田スタジオ、ユニオン映画
- 制作・著作：日本テレビ
【刑事編】
- 企画：田中知己
- プロデューサー:高野幹夫、永野保徳、深山由美子
- 脚本：布施博一、松原敏春
- 演出：田中知己、伊藤祥二、新沢浩
- 音楽：平尾昌晃（選曲：鈴木清司）
- 製作協力：生田スタジオ、ユニオン映画
- 制作・著作：日本テレビ
【教師編Ⅱ】
- 企画：梅谷茂、田中知己、清水欣也
- プロデューサー：高野幹夫、永野保徳
- 脚本：布勢博一、篠崎好、田上雄
- 演出：田中知己、梅谷茂、吉野洋・他
- 音楽：平尾昌晃（選曲：鈴木清司）
- 製作協力：生田スタジオ、ユニオン映画
- 制作：日本テレビ
[編集] 関連項目
[編集] 高視聴率の要因
- 熱中時代（教師編）は従来の学園ドラマではあまり取り上げることがなかった小学校教諭を主人公にした画期的作品だった。（従来の学園ドラマは中学・高校教師を主人公とすることが多かった。）この新鮮さが受けたのか、従来、この種のドラマをあまり見ることのなかった視聴者層を獲得したことが高視聴率に結びつけることができた要因と考えられる。ちなみに、当時文部大臣だった砂田重民元衆議院議員(故人）も欠かさず見ていたそうである。
- 主演の水谷は、子供の面倒見が良く出演した子供達に大変慕われていたようで、このため、撮影でも小学校教諭としての役柄や、小学校という雰囲気を自然に作り出せたのも成功の一因であると言われている。最終回の主人公が学校を去るシーンの撮影では、生徒役の子供達が、撮影が終了して水谷と別れるのを惜しんで、演技ではなく本当に泣いていたという逸話も残っている。
[編集] 外部リンク
| 日本テレビ系 金曜21時枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 熱中時代 | 次番組 |
| 消えた巨人軍 | OH!階段家族 | |
| 日本テレビ系 土曜グランド劇場 | ||
| 姿三四郎 | 熱中時代・刑事編 | ちょっとマイウェイ |
| 日本テレビ系 土曜グランド劇場 | ||
| 池中玄太80キロ | 熱中時代（第2シリーズ） | 池中玄太80キロ （第2シリーズ） |
 |
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