真田十勇士
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真田十勇士(さなだじゅうゆうし)は、武将真田幸村に仕えた10人の勇士のこと。 または、彼らを主人公に描いた柴田錬三郎の小説のタイトル。
- 猿飛佐助(さるとび さすけ)
- 霧隠才蔵(きりがくれ さいぞう)
- 三好清海入道(みよし せいかい にゅうどう)(三好政康がモデル)
- 三好伊三入道(みよし いさ にゅうどう)(三好政勝がモデル)
- 穴山小介(あなやま こすけ)
- 由利鎌之助(ゆり かまのすけ)
- 筧十蔵(かけい じゅうぞう)
- 海野六郎(うんの ろくろう)
- 根津甚八(ねづ じんぱち)
- 望月六郎(もちづき ろくろう)
のことを言う。
NHKで人形劇として映像化されたが、人形劇版では海野六郎、根津甚八、望月六郎の代わりに高野小天狗、呉羽自然坊、真田大助の3人が十勇士のメンバーとされた。
人形劇の放送開始から30年後、アニメ作品として映像化されているが、人形劇版と違い、その構成は原作に準じている。
目次 |
[編集] NHK人形劇・真田十勇士
放送期間:1975年4月7日~1977年3月25日
猿飛佐助を武田勝頼の遺児と設定して主役に据え、武田家滅亡から戸沢白雲斎のもとでの忍術修行、十勇士の結集と真田家の家臣としての活躍、大阪の陣を経て佐助ら十勇士の生き残りが豊臣秀頼を蝦夷地に落ち延びさせるまでを描いた。
[編集] 声の出演
NHK総合 月曜~金曜18:05枠 | ||
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前番組 | 真田十勇士 | 次番組 |
新八犬伝 | 笛吹童子 |
[編集] 新釈 戦国英雄伝説 眞田十勇士 The Animation
銀河英雄伝説のスタッフが再結集し、製作した作品。猿飛佐助が赤子の時、カプセルに乗せられ地球に落ちてきた宇宙人で、超能力が使えると言う設定や、由利鎌之助をイワン雷帝の圧政から日本に亡命したロシア人の末裔であると云う設定等、それまでの真田十勇士とは違った展開がなされている。全12話。
最初の放送は、WOWOWのスクランブル(有料)枠である。
本来全24話の予定で制作が開始されたが、後半12話に関しては現在未定である。後半の制作に入れない理由はあきらかにされていない(低視聴率による打ち切りではない、とのこと)。
物語は「上田篇」「九度山篇」「大坂篇」の3つで構成されている。よって、第2部から制作・放送されたことになる。これは、第2部にならないと10人揃わないためである。また、特番「上田城攻防」は第1部の一部にあたる話である。
[編集] 放送期間
- WOWOW: 2005年5月7日 - 2005年7月23日 (初回放送)
- アニマックス: 2006年6月7日 - 2006年8月23日 (初回放送)
- そのほか、プロローグエピソード「上田城攻防」が、WOWOWでは2005年1月29日、アニマックスでは2006年6月4日に放送された。
[編集] 声の出演
- 眞田安房守昌幸:谷口節
- 眞田左衛門佐幸村:郷田ほづみ
- 猿飛佐助:保志総一朗
- 霧隠才蔵:子安武人
- 三好晴海入道:玄田哲章
- 三好伊三入道:石井康嗣
- 禰津甚八:井上和彦
- 望月六郎:小杉十郎太
- 穴山小助:大川透
- 由利鎌之助:大塚芳忠
- 海野六郎:田中秀幸
- 筧十蔵:速水奨
[編集] 各話タイトル
(プロローグエピソード)上田城攻防
- 関ヶ原の戦い(前篇)
- 関ヶ原の戦い(中篇)
- 関ヶ原の戦い(後篇)
- 流転生死
- 誕生
- 勇士の旅立ち
- 霧隠
- 関白秀次の女
- 家康暗殺計画
- 厭離穢土 欣求浄土
- 九度山の客
- 秘密
[編集] 主題歌
[編集] 小説
- 小説版 新釈眞田十勇士 - 上田篇 <1> (著者: 河中志摩夫/発行年月: 2006年12月/ISBN 978-4861190681)
[編集] 外部リンク
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