神戸電鉄1100系電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1100系電車(1100けいでんしゃ)は、神戸電鉄が保有する鉄道車両。 1000系をベースに3両編成としたグループでデ1100・サ1200形、デ1150・1250形、1500形(デ1500・サ1600)に分類される。なおモーター搭載車両は出力が105KWとなっている。
目次 |
[編集] デ1100・サ1200形
- 1212,1213はデ860形864,865からの改造車。
- 1986年から冷房化、1989年からの改造は側面にも行先表示器を設置。
- 2000年に1213が廃車、1125は1115Fに、1126は1119Fに組み込まれて4両編成化される。
- 2001年から順次ワンマン化改造、1101F~1109Fは3両編成のまま、1111Fと1113Fはデ1070形1074,1075をそれぞれ有馬・三田・粟生方に連結し4両固定編成となった。2005年には1124が1121Fに組み込まれて4両固定編成・ワンマン化されている。
[編集] デ1150・サ1250形
1977年と1987年に製造されたデ1100・1200形の3扉車バージョン。
- 1977年に製造された1151Fは当初は非冷房であったが1991年に冷房化、2001年にワンマン化改造が施された。内装は淡青色デコラ。
- 1987年に製造された1153Fは当初から冷房を搭載し、木目デコラとなり、先頭車側面にKマークを設置。デ1350形1361Fとで5両編成を組むことが多かったが、2001年にデ1070形1076を有馬・三田・粟生方に連結し4両固定編成化、最近ではこの4両編成でワンマン化改造がなされた。
[編集] デ1500・サ1600形
デ1150・1250形をベースとし、1991年に製造された1000系列最後の新造車グループ
- 公園都市線運用に対応したワンマン車。
- 軸梁式台車を採用。
[編集] 運用
3両編成は神戸電鉄全線(公園都市線は1500形と1151Fのみ)、4両編成は公園都市線以外の全線、5両編成は新開地駅~志染駅間で運用されている。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 鉄道関連のスタブ項目 | 鉄道車両 | 神戸電鉄