神戸電鉄1300系電車
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1300系電車(1300けいでんしゃ)は、神戸電鉄が保有する鉄道車両。 1000系をベースに2両編成としたグループでデ1300形、デ1320形、デ1350形、1370形に分類される。
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[編集] デ1300形
- 主に粟生線でデ1100・1200形と組むことが多かった。
- 1996年から1997年に4編成が廃車、一部の運転台は後述の1370形に流用された。
- 現在は1309Fの1編成2両のみ在籍し冷房化、デ1350形1361Fと4両固定編成・ワンマン化されている。
[編集] デ1320形
1975年から1979年にかけて製造されたデ1300形の3扉中間電動車仕様。
- 1322-1321,1324-1323はデ1300形1307F,1309Fと4両編成を組み、その後1991年に冷房化されてデ1350形1353F,1355Fに組み込まれるようになった。また、1326-1325は当初から冷房搭載・木目デコラの内装となりデ1350形1351Fに組み込んで運用されていた。
- 後に、全車が後述のデ1370形に改造された為、形式消滅した。
[編集] デ1350形
デ1300形の3扉車版で当初から冷房搭載、1979年から1987年にかけて6編成が製造された。
- 内装は3000系と同様の木目デコラ。
- 1353Fから側面にKマークを装備。
- 1357Fは2001年まで、冷房化されたデ1070形1076と3両編成を組んでいた。
- 現在は全編成がワンマン化に合わせて4両固定編成化、デ1350形のみでは1353F+1355F,1357F+1359Fの2編成、1351Fは1370形1371Fと、1361Fはデ1300形1309Fとペアを組んだ。なお、1351Fのワンマン化当初はデ1070形1074との3両編成であった。
[編集] デ1370形
デ1320形の先頭車化改造車で、1996年から1997年に廃車となったデ1300形・デ1050形の運転台を接合して3編成が登場した。
- 1370形の車両番号はデ1320形時代に+50とされている。
- 2001年までは粟生線でデ1100・1200形、デ1150形・1250形との5両編成の運用がメインとなっていた。
- 現在はワンマン化改造により、1373F+1375F,1371F+デ1350形1351Fの4両固定編成となっている。
[編集] 運用
[編集] 関連項目
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