福岡県立宗像高等学校
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福岡県立宗像高等学校 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福岡県 |
学区 | 第五学区 |
設立年月日 | |
校訓 | 質實剛健 自彊不息 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 40131F |
所在地 | 〒811-3436 |
福岡県宗像市東郷6丁目7番1号 | |
電話番号 | 0940-36-2019 |
FAX番号 | 0940-37-2965 |
外部リンク | 公式サイト |
福岡県立宗像高等学校(ふくおかけんりつむなかたこうとうがっこう)は、福岡県宗像市東郷にある公立の高等学校。1919年創立。普通科がある(かつては定時制、農業科、被服科を持つ総合高校だった)。福岡県内では、宗高(むなこう)と略して呼ばれている。
入試の難易度は第五学区内では福岡県立福岡高等学校に次いで、福岡県立香住丘高等学校と2位グループを形成する進学校である。大学受験の実績においても、香住丘高等学校とはライバル意識を持っている。
目次 |
[編集] 沿革
[編集] 年表
- 1919年 - 福岡県立宗像中学設立
- 1948年 - 福岡県立宗像高等学校創立
- 1960年 - 定時制廃止
- 1963年 - 農業科廃止
- 1970年 - 校舎全面改築
- 1993年 - 被服科廃止
- 2002年 - 校舎全面改築。冷暖房設備を普通教室棟の全室に置き、九州の高校で最大規模のソーラーパネルを屋上に設置。
[編集] 教育方針
教育方針として
- 文を尊び、体を練り、自ら精進する人物を育成する。
- 自らの使命を自覚し、思いやりの心を持って社会に貢献する人物を育成する。
- 郷土を深く愛し、文化と伝統を尊重する人物を育成する。
が、校訓として「質實剛健・自彊不息(じきょうやまず)」が掲げられている。
[編集] 学校行事
2月に耐寒訓練として行軍が四塚の城山・金山を含んだ20km程の区間で行われる。これが他校における寒稽古の代わりとなるため、他校のような寒稽古が存在しない。
[編集] 校歌
一般的な校歌のような自校の校名を連呼するような節は一切登場せず、 一番では宗像市の東端に位置する四塚連山(通称四塚)、二番では市の中心部を流れる釣川、三番では市の北部に面する玄界灘、といったように高校周辺の地理、それと併せて一番から三番を通して目指す生徒の理想像が高らかに歌われている。
[編集] 学区
基本的な福岡県の第五学区<宗像市、福津市、古賀市、糟屋郡、福岡市東区>の地域に加え、遠賀郡の4町(岡垣町、芦屋町、遠賀町、水巻町)が加わる。
[編集] 制服
男子は黒の詰め襟の学ラン。女子は濃紺のセーラー服と伝統的な制服を踏襲している。
夏服は男子は半袖の指定Yシャツ(MHSマーク入り)と学ランズボン、女子は白の半袖セーラー服と濃紺のジャンパースカートとなる。
女子のセーラー服は夏服といえど生地が厚く、近隣校のようなブラウスを望む声は多い。
[編集] 部活動
[編集] 交通
最寄の駅は東郷駅。快速の停車する駅であり、少し前まで福岡方面からは香椎駅の次は東郷駅であった。 電車通学者は最寄り駅の東郷駅から徒歩、もしくは駅から学校により近い宗像警察署前行きのバスに乗り換えて通学する(駅からの自転車通学は禁止。)徒歩の場合は日の里口から出て、通称「宗高通り」を約20分かけて通学することになる。 以前、宗像高校がJR東郷駅から徒歩で通学するには遠いため、宗像高校前駅を作ろうと言う計画が持ち上がったことがあったが、(1)JR東郷駅と宗像高校との距離が電車運行をするJR九州から見ると近すぎる。(2)利用者数が見込めない、等の理由で計画は白紙に戻った。 宗像市内の生徒は自転車通学が多く、自転車置き場のスペースはかなり広い。なお、通学自転車には証明シールが貼られ、シールのない自転車は校内の自転車置き場に置くことはできない。 また、高校が鹿児島本線の線路に隣接しているため赤間-東郷間で小倉方面行き電車の場合は左手、博多方面行き電車の場合は右手側に同校を見ることが可能である。