秋田県立大館工業高等学校
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秋田県立大館工業高等学校 | |
過去の名称 | 秋田県立花岡工業高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 秋田県 |
設立年月日 | 1953年8月1日 |
校訓 | 練磨、誠実、創造 |
創立記念日 | 8月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型連携型共になし |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制による教育 |
学科 | 工業科(電気、機械、土木建築) |
所在地 | 〒017-0005 |
秋田県大館市花岡町汗石33 | |
電話番号 | 0186-46-2833 |
FAX番号 | 0186-46-2832 |
外部リンク | 公式サイト |
秋田県立大館工業高等学校(あきたけんりつおおだてこうぎょうこうとうがっこう)は、秋田県大館市花岡にある秋田県立高等学校。通称は「館工(だてこう)」。
目次 |
[編集] 概要
所在地の大館市花岡は、国内有数の鉱山であることから、電気科、機械科に加え、採鉱科を有する県立工業高等学校として発足した。卒業生は1万余名を超え、秋田県を中心に中堅技術者として活躍している。現在では、地元工業界の変遷と、過疎化、少子化の影響から、電気科、機械科、土木建築科の3科体制となっている。また、1999年から続けて就職、進学率ともに100%を達成しており、地元北鹿地方では高い評価を得ている。
[編集] 沿革
[編集] 経緯
1940年代後半、秋田県北秋田郡花矢町(現大館市)にある花岡鉱山では、慢性的な技術者不足に悩んでいた。地元教育界では技術者の育成が急務となっており、花矢町の山本町長が中心となって、「鉱山町花岡に工業高校を」合言葉に高等学校誘致運動を進め、北鹿地方初の採鉱科を有する県立工業高等学校の発足までに至った。
[編集] 年表
- 1953年 秋田県立大館鳳鳴高等学校定時制課程花岡分校工業科として、採鉱科、機械科、電気科の3科を設置。同年に秋田県立花岡工業高等学校として発足。
- 1962年 秋田県立大館桂城高等学校花岡分校移管により定時制課程併設。
- 1964年 採鉱科を採鉱冶金科に改称。
- 1965年 土木科を新たに設置。採鉱冶金科、機械科、電気科の4科となる。
- 1966年 採鉱冶金科を採鉱科と金属工業科に分離。土木科、機械科、電気科の5科となり、北鹿地方における高等工業教育の拠点となる。
- 1968年 花矢町が大館市に編入されたのに伴い、校名を秋田県立大館工業高等学校に改称。
- 1973年 採鉱科を地質工学科と改称。
- 1974年 秋田県立大館東高等学校に定時制課程移管。
- 1984年 新校舎改築落成、創立30周年を向える。
- 1987年 地質工学科、土木科を統廃合し、土木地質科を設置。
- 1990年 金属工業科を材料技術科に改称。
- 1994年 土木地質科を土木科に改称。
- 1997年 土木科を土木建築科に改称。
- 2003年 創立50周年を向える。