群馬都民
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群馬都民(ぐんまとみん)とは、東京都区部を志向したり、東京都区部に通勤する群馬県の住民を諷刺する語。
[編集] 背景
群馬県から東京都区部に行く鉄道路線には、在来線では高崎線があり、新幹線では上越新幹線(1982年6月開通)と長野新幹線(1997年10月開通)がある。
バブル経済期に東京都区部で地価が高騰した結果、東京都区部への通勤圏は、東京120km圏内(沼津市、大月市、高崎市、宇都宮市、水戸市、香取市など)にまで広がった。
バブル経済が収まってもこの傾向は収まらず、1997年10月に長野新幹線が開業すると、長野新幹線を運営するJR東日本によって、群馬県内には、東京都区部への通勤客を対象にした住宅の分譲が行われるようになった。
すると、「新幹線通勤」の広告が東京都区内や群馬県内で見られるようになり、新幹線の停まる高崎市を越えた前橋市や安中市などからも、東京都区部に通勤する者が現れるようになった。
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