週刊ポスト
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『週刊ポスト』 (しゅうかん ぽすと) は、小学館から発行されている総合週刊誌である。
毎週月曜日発売(一部地域では火曜日に発売。日曜日に前倒して発売する地域もある。)
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[編集] 概要
- 『ボーイズライフ』を吸収する形で創刊。(創刊号:1969年8月22日発行)
- 『週刊現代』同様、30代から40代の男性サラリーマンを主な読者層としている。
- 2004年度現在の発行部数は約80万部。
- 週刊誌の実売部数では、1988年から1991年の4年間、及び1994年から2003年の10年間で、それぞれ、日本国内で発行・販売されている総合週刊誌の中で最も多く売り上げたことがある。
- 1988年下期~2002年の週刊誌の実売部数の推移
[編集] 特徴
- 掲載ルポ・編集方針は保守的・反中、反朝鮮。
- 2004年6月に、ヘアヌード写真の掲載を原則として取りやめる旨発表した。
- 時々、テレビのやらせを告発する記事も掲載している。
- かつて、『ポストネット』という名で、パソコン通信を行っていた時期もあった。
[編集] 主なスクープ記事、スキャンダル等
- 黒い霧事件で永易将之の独占告白を掲載。これが池永正明の永久追放につながった。
- 湯口敏彦投手の死を『自殺』と結論づけて湯口事件として告発記事を掲載したのが当誌である。
- かつては大相撲の八百長疑惑を告発する記事を掲載。日本相撲協会と訴訟合戦になっていた。
- タイトルは、そのものずばり「角界浄化スクープ」。
- 清原和博選手に対する記事については、当時としては最高の1千万円の損害賠償金を命令されたことがある。
- フジテレビ総務局次長(当時)のセクハラ事件についても報道した。(2006年11月3日号)
- 自衛隊イラク派遣について時の首相・小泉純一郎とイラクの民主化活動家男性が会談した際に、男性の属する部族が日本政府から100億円供与を受けて安全を確約した旨報じ、男性から“反対したのに逆の事を書かれた”と名誉毀損で提訴される。2006年12月敗訴、440万円の賠償とウェブ版からの記事削除を命じられる。
- 2006年12月22日号に「本間正明税調会長 『愛人と官舎同棲』をスクープ撮」を掲載。現職の税調会長を辞任に追い込んだ。
[編集] 漫画作品
連載中
過去に連載された作品
- 影狩り(さいとう・たかを)
- 時計仕掛けのりんご(手塚治虫)
- 新・子連れ狼(原作:小池一夫 作画:森秀樹 作画原案:小島剛夕)
- 栗田のトラクターシリーズ(原作:ケニー鍋島 作画:前川つかさ)
- 栗田のトラクター
- 新・栗田のトラクター
- 栗田のトラクター五輪見参
ほか