釧路町
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釧路町(くしろちょう)は、北海道釧路管内釧路郡の町。 長靴ホッケー発祥の地として知られる。
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[編集] 地理
釧路管内中南部に位置、釧路市東部に隣接。南部は太平洋に面する。 町役場は別保地区にあり、釧路市から東に10kmに位置。
その他に、セチリ太、中央、遠矢、昆布森の計5地区があり、 雪裡、遠矢、昆布森に3つの支所が置かれる。
セチリ太地区は釧路市北東部に隣接した地域。 ポスフールをはじめとして多くの郊外型商業施設が立ち並び、釧路市を含めた商業の中心地となっている。
遠矢地区は釧路湿原国立公園の東部に位置し、南北に国道391号線、釧網本線が走る。
昆布森地区は太平洋沿岸部地域。地勢は険しく、海と山に囲まれ、そこにいくつかの漁村が点在する。 この地域は難読地名が多い。以下のような地名がある。
- 跡永賀(あとえか/あとえが、と濁ることも。)
- 老者舞(おしゃまっぷ)
- 来止臥(きとうし)
- 去来牛(さるきうし)
- 賤夫向(せきねっぷ)
- 仙鳳趾(せんぽうし)
- 初無敵(そんてき/そむてき、ということも。)
- 知方学(ちっぽまない/ちほまない、ということも。)
- 十町瀬(とまちせ)
- 入境学(にこまない)
- 冬窓床(ぶいま/ぶゆま、ということも。)
- 浦雲泊(ぽんとまり)
- 又飯時(またいとき)
- 分遺瀬(わかちゃらせ)
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
(昆布森村)
- 1880年(明治13年) 昆布森村ほか二か村戸長役場が設置される。
- 1919年(大正8年) 昆布森村、跡永賀村、仙鳳趾村が合併し二級町村制施行、昆布森村となる。
- 1955年(昭和30年) 釧路村と合併。
(釧路村・釧路町)
- 1920年(大正9年) 釧路町(当時、現・釧路市)の区政施行と同時に分村、釧路郡釧路村となる。この際11万円の年賦助成金を受ける。
- 1955年(昭和30年)昆布森村と合併、新たに釧路村となる。
- 1965年(昭和40年)雪裡橋が完成、セチリ太地区と別保地区が結ばれる。
- 1980年(昭和55年) 町制施行、釧路町となる。
[編集] 経済
[編集] 産業
- 旧セチリ太地区~釧路市のベッドタウン、商業集積のまち。
- 遠矢地区~釧路湿原に隣接、釧路市のベッドタウン、農業が盛ん。
- 別保地区~釧路町役場が置かれている釧路町の中心。
- かつては、別保炭山が開かれ炭鉱の町として発達していたが、現在では全て閉山している。
[編集] 地域
[編集] 教育
- 高等学校
- 北海道釧路東高等学校(道立)
- 中学校
- 昆布森、遠矢、富原、別保
- 小学校
- 昆布森、仙鳳趾、知方学、遠矢、富原、別保
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 高速道路
- 釧路外環状道路建設中
- バイパス
- 国道44号旭バイパス
- 一般国道
- 道道
- 北海道道142号根室浜中釧路線(北太平洋シーサイドライン)
- 北海道道1003号遠野別保線
- 北海道道1128号厚岸昆布森線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] レジャー
- 釧路町運動公園
[編集] 観光
[編集] 祭り
釧路町産業まつり 昆布森みなとまつり
[編集] その他
- かつて釧路町の財政が芳しくなかった際、釧路市に合併を提案したが断られている。その因縁もあってか、財政が苦しくなった釧路市の市町村合併時には釧路市側の提案を断っている。
- 釧路市との合併が争点の一つだった2002年10月の町議会議員選挙の際、合併推進派候補への投票依頼で買収工作を行ったとして、当時の釧路市長・市助役・市幹部が逮捕される事件も発生した。
[編集] 出身の有名人
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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