長岡車両センター
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長岡車両センター(ながおかしゃりょうセンター)は、新潟県長岡市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。信越本線長岡駅~宮内駅間に隣接し、付近にJR貨物の南長岡駅(貨物駅)がある。新潟支社の管轄となっている。旧長岡運転区。
[編集] 歴史
[編集] 配置車両の車体に記される略号
- 旅客車:「新ナカ」・・・新潟支社を意味する「新」と、長岡を意味する「ナカ」から構成される。
- 機関車:「長岡」・・・長岡を意味する「長岡」から構成される。
[編集] 配置車両
かつては115系電車なども配置されていたが、現在は主に機関車や貨車が配置されている。 以下は、2006年4月1日現在の配置車両である。
- 客車
- 1両のみ配置。救援車。
- 電気機関車
- 1000番台6両配置されている。
- 主に寝台特急北陸(上野~長岡間)の牽引や、快速「SLばんえつ物語」の新津~新潟間の送り込み・引き上げの回送で使用される。
- また、1030・1031号機は双頭型両用連結器と電車牽引の際に使用するためのジャンパ管を装備しており、JR東日本直営の新津車両製作所で製造された電車を各車両基地へ運搬する配給列車の業務や廃車回送で解体場まで運搬する配給列車の業務に就いている。廃車回送の牽引を担当するのは必ずと言っていいほどこの2機が使われるため、鉄道ファンの間からは「死神」の異名がついている。
- 12両配置されている。以前、一部車両がJR貨物へ譲渡された。
- まれに、快速「SLばんえつ物語」の新津~新潟間の回送をEF64に変わって代走することがある。
- 寝台特急北陸(長岡~金沢間)や、JR貨物へ貸し出して日本海縦貫線の貨物列車などを牽引している。
- ディーゼル機関車
- 3両配置されている。ラッセル式除雪車。
- 1両配置されている。ロータリー式除雪車。DD53形では唯一の現役機。
- 2両配置されている。主に下記の貨車など牽引する。
- 8両配置されている。ラッセル式除雪車であるが下記の貨車などを牽引することもある。
- 貨車
- 4両配置。レール輸送用長物車。
- ホキ800形貨車
- 13両配置。バラスト輸送用ホッパ車。
- ワム80000形貨車
- 1両配置。救援車代用有蓋車。
- ヨ8000形貨車
- 2両配置。車掌車。
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