鳥海純
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鳥海 純(とりうみ じゅん、1974年2月28日-)は、元ボクシングOPBF東洋太平洋バンタム級チャンピオン。神奈川県横浜市出身。花咲徳栄高等学校、拓殖大学卒。ワタナベボクシングジム所属。
[編集] 略歴
- 高校入学時の部活見学で、先輩のシャドーボクシングの美しさに惹かれ、ボクシングを始める。高校時代の国体フライ級3位、大学自体に全日本選手権でフェザー級3位の実績59戦42勝(13KO、RSC)17敗を引っさげデビューも、タイトルに届きそうで届かず無冠の帝王と呼ばれることが長かった。また美男子として知られ、Men's Streetの表紙を飾ったこともある。
- 1996年5月28日、アマチュアエリートとして6回戦からのデビュー。5R判定で勝利。
- 1996年10月25日、龍白井を下し、ジュニアフェザー級B級トーナメント優勝
- 1998年10月12日、負傷判定を含む7勝1引分で真部豊の持つ、日本Sバンタム級王座に挑戦。7RTKOで敗れ初の黒星を喫す。
- 2002年2月5日、仲里繁との試合。初回にダウンを奪われる苦しい展開。粘り強いボクシングを見せ6RTKOで敗れるも、積極的なボクシングに転向するきっかけとなった。
- 2002年11月1日、鮎川圭祐に3RTKOで勝利し、バンタム級A級トーナメント優勝。
- 2004年2月5日、元WBA・WBU世界フライ級王者ソーンピチャイ・シンワンチャー(タイ)を9RTKOで下し、世界ランキング上位へ。
- 2004年10月30日、長谷川穂積との世界挑戦者決定戦。圧倒されるも、左フックカウンターで意地を見せ10R判定で惜しくも敗れる。
- 2005年2月19日、長谷川が世界挑戦のために返上し空位の東洋太平洋バンタム級王座決定戦をリンゴ・ジャガー(インドネシア)と争い、12R判定で念願のタイトル奪取。
- 2005年7月16日、初防衛戦をクマントーン・ポープルムカモン(タイ)と争う。12R判定で敗れ、失冠。
- 2006年6月11日、サーシャ・バクティンが返上し空位の日本バンタム級王者決定戦を池原信遂と争う。10R判定で敗れ、戴冠ならず引退を決意し8月8日に引退。
- 生涯戦績、31戦24勝(10KO)6敗1分
[編集] 関連記事
前王者 長谷川穂積 |
第37代東洋太平洋バンタム級王者 2005年2月19日 - 7月16日 |
次王者 クマントーン・ポープルムカモン |