NHK放送技術研究所
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NHK放送技術研究所(英称:Science & Technical Research Laboratories(略称:NHK STRL))は日本放送協会が1930年に設立した研究所で、放送技術の開発を行っている。所在地は東京都世田谷区砧。通称は「NHK技研」。
毎年5月には同研究所の研究成果を一般公開する「技研公開」が行われる。
アナログハイビジョンの規格であるMUSEは、国際規格として採用されるには至らなかったが、世界における高精細度テレビジョン放送の技術開発・テレビカメラや受像機の高画質化、高精細化を牽引してきた。現在の日本のデジタルハイビジョンでは、MUSE方式ではなく、MPEG-2が採用されている。
放送に関する技術開発は成果が出るのに時間がかかることもあるため、受信料で運営される同研究所の活動には限界があるとの見方もあるが、日本唯一の放送技術の研究所として、高いレベルの研究成果を上げている。愛知万博でも公開されたスーパーハイビジョンは、機材の可搬性に限界があるものの、8k4kという高解像度を実現しており、現在規格化団体に提案を行っている。
[編集] 主な開発成果
- ハイビジョン
- スーパーハイビジョン
- IP方式テレビ
- AxiVision
- サーバ型放送
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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