まじかる☆タルるートくん
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『まじかる☆タルるートくん』は、江川達也による漫画、およびそれに基づいたアニメ作品。集英社『週刊少年ジャンプ』1988年49号から1992年40号までに連載された。連載前に読切作品が1度掲載されている。
目次 |
[編集] 概要
運動も勉強も苦手な小学生と、彼のもとにやってきた可愛い魔法使い「タルるート」を中心としたギャグ漫画。初期は1話完結形式が多かったが、後期になるとトーナメントバトルや魔法の国での冒険などの長編ストーリーが展開されるようになった。
[編集] 批判
「ドラえもん」と共通する設定が多く、さらに主人公を初め一部のキャラクターの特徴と背景に、「怪物くん」「オバケのQ太郎」「巨人の星」からの影響が見られるとする意見がある。また、後期には「ドラゴンボール」のSF的な戦闘構成を真似ているのではないかとの指摘もあった。
[編集] 少年ジャンプでの外様作家
作者は、週刊少年ジャンプとは何の接点も無かったが、とあるパーティーでジャンプの編集員と知り合い、自ら売り込み、この作品の掲載を実現させた。ただし、扱いは新人と同じで人気が無ければ10週で打ち切られる予定だったと云う。
[編集] ドラえもんへの反発
江川達也は作品について、読者受けするための緻密なマーケティング分析・実験に基づいて描いたと語っている。また東京大学物語の作中で「ドラえもんのアンチテーゼとして描いた」とコメントしている。一例として、「タルるート」の名は仏教の言葉「足るを知る」が由来で「ドラえもんは際限なく欲望を肥大化させる」という作者の主張によるものであるという。本人の弁の通り、主人公である本丸は、目標を達成する為に、タルるートから与えられる道具だけに頼らず、努力を惜しまない表現も多い(これは作者が故意に描いていると発言)。
しかし、本作のファンの間でも「アンチテーゼではなく単なる模倣ではないか」とする意見は少なからずあり、後に江川は自著「江川達也勉強法」の中で、「タルるートはドラえもんをパクった」と語っている。
上記のような原作者の意向を知っているかは不明だが、1992年の春一番!日本一のアニメ祭りでタルるートはドラえもんと共演している。
[編集] ストーリー
江戸城本丸は頭が悪く、運動も得意ではなく、その上スケベを絵に描いたようなダメ小学生。ある時、絵本作家の父の部屋にある大魔法百科の魔方陣より偶然魔法使いタルるートを召還した。本丸はタルるートの魔法を悪用してイタズラを繰り返すが、時にはライバルである原子力(はらこ つとむ)と戦うためにタルるートの魔法で特訓をし、次第に成長していく。スキー、ボクシング、相撲、サッカー、水泳等、本丸は気合と根性でつらい特訓をこなし、ついには魔法なしで拳法まで体得し、学校を守る為に大バトルを繰り広げる。
[編集] キャラクター
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 魔法使い
- 江戸城本丸によって召喚された自称・大魔法使い(本当は魔法が下手の落ちこぼれ)。たこ焼きが大好物。魔法の有効時間は10分。「ほんとにこまったんが~」の呪文によって現れる。無邪気で素直な性格。まだ幼いだけあって、時折ママ(声:原えりこ)が恋しくなる。左利き。
- モデルは小泉今日子である、と単行本で書かれている。外面的には怪物くんの主人公である怪物太郎やオバケのQ太郎のQ太郎を影響している部分がある。
- 玉みえ(声優:金丸日向子)
- 通称たまちゃん。タルるートが首に飾っている水晶玉。卑怯な行為を許さず、卑怯者には光線で攻撃する。ただしおべっかに弱いため、褒められるとその行為を許してしまうことも多い。
- りあキナカーモ(声優:山本百合子)
- タルるートの姉。「ちとこまったんが~」の呪文によって現れる。魔法の有効時間は10日。性格はクールでとってもセクシー。へそが弱点。本丸からは「りあねえちゃん」と呼ばれている。魔法国からタルるートを迎えに来るが、ミイラ取りがミイラになってしまうことに。本編の他、番外編『まじかる☆りあねーちゃん』にも登場。
- ミモラ(声優:西原久美子)
- タルるートの同級生。タルるートのことが大好きだが、たこ焼きは大嫌い。魔法の有効期間は30分。「ほんとにもんが~」の呪文によって現れる。何かショックなことや酷い仕打ちをうけると、「あんまりですわ~」と泣きながらも相手(大抵はライバー)を地球を1周するほどの凄まじい力でパンチする癖がある。後に伊知川の家に居候する。
- ライバー(声優:鈴木みえ)
- タルるートのライバル。「ゴメンガー」の呪文によって現れる。ミモラが好きでその好意を自分に向けさせようとするが、いつも裏目に出てしまう。後に大綾先生の家に居候する。居候後はよくイタズラがばれ、お尻ペンペンのお仕置きをされている。オバケのQ太郎のライバルキャラであるドロンパに影響している部分がある。
- にるる(声優:瀬戸真由美)
- 尻尾を握られるとその時に見ていた人や物そっくりな姿になる。くしゃみをすると元に戻る。兄弟にけるるというのがいる。
- マハラパー
- 魔法国の魔法使いで最強の魔法使い。魔法の有効期間は365日と非常に強い。非常に女好きで、本当は男と知りながらも江本丸恵(本丸がホルモンガーを飲んで女性になった姿)に近づこうとする。
[編集] 江戸城家
- 江戸城本丸〔えどじょう ほんまる〕(声優:高山みなみ)
- 主人公。勉強も運動も苦手、しかもスケベという典型的なダメ小学生。タルるートの事をタルと呼び、親友となる。イジメられっ子だったが、タルとの魔法の特訓をこなすうちに努力する事の大切さを学んでゆく。いつしか学校一とされる寧蔵と肩を並べるほどの格闘能力を身に着けるまでに成長する。作中後半では行き過ぎたHな妄想をする事から「変丸」とも呼ばれている。「得意技南野小で一番は誰だ決定戦(本丸たちが通う学校の小学生たちが得意技を魔法で強力にして戦う異種格闘技戦)」の後、中学生になって拳法を止めた。
- 江戸城将軍之介〔えどじょう しょうぐんのすけ〕(声優:堀秀行)
- 本丸の父である絵本作家。格闘技術に精通しており、本丸の実質的な師匠でもある。厳格で頑固な性格で、修行方法は我が子を谷に落とすと言ったような苛烈さが伴う。本丸のスケベさはこの父親から遺伝したものであり、将軍之介も女の子には目がない。妻の千鶴とは駆け落ち同然で結婚したため義理の父(=千鶴の父親)とは不仲で続いた。外面は巨人の星の星一徹を影響している部分がある。
- 江戸城千鶴〔えどじょう ちづる〕(声優:本多知恵子)
- 本丸の母。魔法使いの事もすんなり受け容れてしまう、非常に温和な性格。旧姓は神宮寺(じんぐうじ)。
- 神宮寺右軍寺〔じんぐうじ うぐんじ〕
- 本丸の祖父であり、千鶴の父である。常に優しく、にこやかな表情をしているが、怒りが頂点に達すると鬼のような怖い顔に豹変してしまう。
- 神宮司光子〔じんぐうじ みつこ〕(声優:川村万梨阿)
- 本丸の祖母であり、千鶴の母。右軍寺が将軍之介に会う1年前に心筋梗塞で亡くなった。タルのアイテム・いた子ちゃんに呼び出され、右軍寺に将軍之介を許すように説得した。
[編集] 南野小学校6年3組
- 大綾真理〔おおあや まり〕(声優:鶴ひろみ)
- 本丸のクラスを担任する美人教師。空手3段・柔道4段・剣道3段という武道の達人である。過激派で、大誤りな教育理念の持ち主。遅刻、宿題忘れに対しては、厳しい罰(脇に抱えての強烈な「お尻ペンペンの刑」)を与える。この必殺技を食らった生徒は尻が倍に腫れあがりとても痛そうである。本丸やライバー、じゃば夫がよく尻を叩かれていた(修行後の本丸はあまり尻叩きで痛がらなくなっていた)。描写は少ないが伊知川と原子も叩かれたことがある。伊知川はかなり痛がっており、原子は鍛え上げられている分あまり痛がってはなかったが恥ずかしさで怒った。違法改造バイクで通勤する。
- 河合伊代菜〔かわい いよな〕(声優:冬馬由美)
- 本丸の同級生。クラスのアイドル的存在。とても可愛らしい容姿で頭が良く、スポーツも万能。八方美人で、やや我侭な面もある。消しゴムに名前をつける等、時折変わった(天然ボケな)行動も見られる。母親のいいつけで、きわどいヒモ水着やセクシーなスケート衣装など、異様に露出度が高く過激な服装が多い。実は本丸の事が好き。女子バレー部に所属。母の名前は伊奈(いな)(声:増山江威子)。
- 伊知川累〔いじがわ るい〕(声優:杉山佳寿子)
- 本丸の同級生。名前の通り意地が悪く、よく本丸をからかってはイジメているが、好意感情の裏返しでもある(イジメの動機は幼少の頃、本丸に想いを突き放された腹いせで意地が悪くなった)。2歳年下の弟・武伊(ぶい)(声:佐藤智恵)がいる。いよな同様、女子バレー部に所属。母の名前は唯(ゆい)。
- 原子力〔はらこ つとむ〕(声優:堀川亮)
- 本丸のクラスに転校してきた男。原子電力会社の社長の息子。小学生とは思えない長身と老けた容姿をしている。その顔と親の権力を利用して高級車を運転する。一度本丸に敗れて以来、彼を一方的にライバル視するようになり、ボクシングや相撲等で度々対決するが、修行した本丸にことごとく敗れている(唯一勝ったのが卒業を前にした「学校一決定戦」のみ)。対本丸用に体を高速振動させる事で電気を発生させる必殺技を多数持つ。様々な選手権でチャンピオンになった実績をひけらかす自信家で、ややナルシストな面を持つが、ぬいぐるみが無いと眠れないという子供らしい一面もある。特徴的には巨人の星の花形満に影響している
- 邪馬じゃば夫〔じゃば じゃばお〕(声優:塩屋翼)
- 本丸のクラスの暴れ者。かなり自己中心的で我侭な性格のガキ大将。食べるスピードは超絶。相撲も得意だが、実は器用で家庭科も得意。さり気に友達思いの面がある。当初は本丸をイジメていたというイメージがあるが、実際は一緒に楽しく遊んでいた時もある。
- 両口屋是清〔りょうぐちや これきよ〕(声優:浦和めぐみ)
- 本丸の同級生。じゃば夫と一緒にいることが多く、腰巾着のような位置関係。頭がよく、さまざまなことわざ・慣用句を利用した嫌味を吐くのが得意。実は卒業前に行われた学校一決定戦の覇者である(本来対決するはずだった原子が本丸に勝利したことを祝うパレードに出席したため不戦勝扱いとなった為)。
- 名前は名古屋市の和菓子メーカー『両口屋是清』より。
- 座剣邪寧代〔ざけんじゃ ねえよ〕(声優:堀江美都子)
- 本丸のクラスに転校してきた女。通産省高級官僚の娘。小学生にもかかわらず煙草を吸い、机の中には凶器や爆薬を仕込み、黒の過激な下着を身に付けている。「ざけんじゃねえよ!」が口癖。ケンダマを武器に不良を気取るが、本当は優しい心を持っている。幼い頃に母親を亡くし、寂しい思いをしたこともグレた要因の1つ。本丸とタルによって素直さを見せるようになり、本来の優しさを少しずつ取り戻している。
- 座剣邪寧蔵〔ざけんじゃ ねえぞう〕(声優:鈴置洋孝)
- 寧代の双子の兄。政財界にまで顔が利く権力と圧倒的な格闘能力を持つ。中国拳法を体得しており、学校を支配しようとするが、本丸に阻まれ失敗。それ以来、本丸をライバル視し山篭りの修行を続けていた。気を操り、様々な必殺技を使う。幼い頃に迫害された過去を持ち、信用することを永く忘れていたが、本丸との再戦である「学校一決定戦」で敗北した事で人間らしさを取り戻した。
- 男闘呼音奈〔おとこ おんな〕(声優:丸尾知子)
- 6年3組の生徒。見た目は男だが、じつは女である。爽やかで女子に人気がある。本丸をライバル視している。スポーツなどで正々堂々真剣勝負をした後はその人との握手を忘れない(タルが魔法でドッジボールにズルをしたときは握手を跳ね除けた)。
- 名の由来は『男闘呼組』からとったと思われる。
[編集] その他の人物
- 浪速松五郎〔なにわ まつごろう〕(声優:青野武)
- 通称、まっつぁん。大阪から来たたこ焼き職人で腕は超一流。大綾先生に一目惚れする。やる気がないときは根性の入ってない、とろとろのたこ焼きを作ってしまう。金にがめつい兄がいる。
- 原子のじいや〔はらこのじいや〕(声優:北川米彦)
- 原子家に仕える執事。原子を勝たせるために陰険な策略を練る。
- 南野小学校の教師。同僚の大綾先生に惚れている。良い人だが、過去が一切謎の人物。
- 岸麺太郎〔きし めんたろう〕
- 名古屋に住んでいる小学生。本丸たちが修行のためタルと離れていた間、タルを呼び出した。本丸に輪をかけて自己中心的な上、自堕落な性格。非常にイタズラ好きで、父親からよく尻を叩かれる。
- 無気力〔むき つとむ〕※アニメには登場せず。
- 無気力な少年。無口で暗い。無邪気なタルをよく利用し、魔法で力をつけて急に威張り出し調子に乗るため、本丸たちから嫌われている。原子からは名前が同じことを嫌がられている。本人曰く、趣味はペットを可愛がることだが、実際には普段の鬱憤を晴らすかのごとく虐待しているため、ペットからも嫌われている。
- 楠田3姉妹〔くすださんしまい〕
- バレー部に所属する姉妹たち。3人とも背が高い。
- 水賀〔すいが〕※アニメには登場せず。
- 水泳部キャプテン。「得意技南野小で一番は誰だ決定戦」で、本丸が立ち向かった一回戦の相手。
[編集] タルるートの魔法アイテム
- アイテムを発動させる魔法のキーワードは、自分の名前であることが多い。(タルるートの場合は『たぁるる~』など) また、アイテムの効果が持続する時間は、魔法のキーワードを言う、言わないにかかわらずそのアイテムの持ち主と同じ。
- 見Hん(みえっちん) - タルるートが帽子にいつもつけているゴーグル。「みるみるー」という呪文で壁や服を透かして中のものを見ることが出来る。
- ソードペンまじっくん - 物体に顔の絵を描いて魔法を唱えるとその物体に生命が宿る。また、おなかに時計を書いて魔法を唱えると自分の回りの時間を止める事が出来る。
- わらわらら - わら人形の顔の部分に相手の顔写真を貼るとその人の体を自由に操ることが出来る。
- きくんだぁ - 頭にあてると人の思っていることが声になって出てくる。
- パワーアップルジュース - 飲むと力がつく。動物に飲ませると巨大化してしゃべれるようになり、凶暴化することも。りあねーちゃんのアイテムは「パワーアップルティー」
- もりもりきんにくん - 空気バルブのような形の道具。これを人体にくっつけて息を吹き込むとその人の身体が筋肉もりもりになる。類似アイテムに『ぷくぷくぜいにくん』がある。
- 韋駄天足ん(いだてんそくん)-ちょっと窮屈な靴。これを履くとものすごいスピードで走れるが、ずっと履いていると足が小さくなってしまう。
- こちょこ蝶 - 体をくすぐる蝶
- 実話っか(じつわっか) - 一見すると何の変哲も無い首輪だが、これを着けて喋ると、喋った事が実際に起きる。
- ホルモンガー - 飲むと性別が変わってしまうジュース。本丸はこのアイテムで「江本丸恵」という人物となる。
- 矢あほれたくん - 自分が惚れさせたい人物の胸に矢を命中させると相手は矢を放った人を大好きになってしまう。擬似アイテムに『矢あすなおくん』がある。
- 昇天ジャンプー - 空を飛ぶことが出来るシャンプー。
- 引力ん(いんりょくん) - 「引」とかかれた青いボール状の道具。手に持ち引き付けたいものの名前を叫ぶと欲しいものがくっつく。 魔法を唱えると、『斥力ん』(せきりょくん)という、ものを引き離す赤いボールになる。
- うん逆ん - ソフトクリーム型のうんちの形をした帽子。かぶって悪い行いをすると、いい出来事が返ってくる。(いい行いをすると悪い出来事が返ってくる。)
- 薀蓄ん(うんちくん) - とても物知りなしゃべるうんち。
- 倍々増殖ん(ばいばいぞうしょくん) - 物がたくさん増えるスプレー。
- 四小翔人(しごとびと) - やらねばならぬ仕事を寝てるうちにやってくれる4人の小さな仕事人。仕事が終わるまでその人を無理矢理眠らせる。
- もとどおりくん - 檻の中に、壊れたものを入れるとすぐに元に戻る。
- のビール - 飲むと体が自由に伸縮できる。
- 出歯ガメラスクープン - そのカメラを持つと面白スクープやニュースが取れる。
- くロール - 見た目はロールケーキだが、食べるとクロールがうまくなる。
[編集] アニメ版
1990年9月2日から1992年5月10日まで、毎週日曜日8:30~9:00の時間帯においてABC・テレビ朝日系でテレビアニメが放映された。全87話。日曜の早朝ながら、平均視聴率15.9%、最高視聴率20.3%を記録する人気作品となった。
[編集] スタッフ
- 原作:江川達也(集英社『ジャンプコミックス』刊)
- 企画プロデューサー:平尾知也(ABC)・佐川祐子(ASATSU)・旗野義文(東映エージェンシー)・関弘美(東映動画)
- 製作担当:横井三郎
- シリーズ構成:菅良幸
- 脚本:管良幸、金巻兼一、松井亜弥、隅沢克之
- キャラクターデザイン:大倉雅彦
- 作画監督:大倉雅彦、伊藤郁子、河野宏之、高橋英吉、青山充、原田節子、江口寿志、熊谷哲矢、アベ正己、近永健一、一志勝利、玉川達文、内山正幸、小山善孝、中平晴也、山本佐和子、牛来隆行
- 美術デザイン:浦田又治
- 編集:片桐公一(タバック)
- 音楽:横山菁児
- 録音:市川修
- 音響効果:石野貴久(サウンドリング)
- 選曲:佐藤恭野→芽原万起子
- 記録:小川真美子
- 色指定:坂本陽子
- 美術進行:杉本隆一→田村晴夫
- 仕上進行:清水洋一
- 仕上検査:坂本陽子→五木田幸子
- プロデューサー:亀田雅之(ABC)・小池康(ASATSU)・鳥本武(東映動画)
- シリーズディレクター:山内重保
- 演出:山内重保、貝沢幸男、遠藤勇二、岡佳広、矢部秋則、角銅博之、岩井隆央、菊池一仁、清水淳児、設楽博、山田徹、松原明徳
- 製作:ABC・ASATSU・東映
※社名は当時クレジットされていたときのもの
[編集] 主題歌
- OP「オレ タルるート」(作詞:江川達也、佐藤大 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:山本健司 歌:TARAKO)
- 前期ED「キミと世界征服!?」(作詞:佐藤大 作曲:清岡千穂 編曲:山本健司 歌:秋山みどり)
- 後期ED「タルル・カタブラルル」(作詞・作曲・歌:TARAKO 編曲:山本健司)
- 挿入歌
- 「アトミックヒーロー」(作詞:菅良幸 作曲・編曲:藤原いくろう 歌:堀川亮)
- 「いっしょう いっしょっしょ」(作詞・作曲・歌:TARAKO 編曲:横山菁児)
- 「オレ達ト・モ・ダ・チ」(作詞・作曲・歌:高山みなみ 編曲:藤原いくろう)
- 「ぐうぐうGood」(作詞・作曲:高山みなみ 編曲:藤原いくろう 歌:TARAKO、高山みなみ)
- 「?クエスチョン♡」(作詞・作曲:TARAKO 編曲:藤原いくろう 歌:高山みなみ、冬馬由美)
- 「Sweet Magic」(作詞:森由里子 作曲:清岡千穂 編曲:山本健司)
- 「タイムリミット」(作詞:佐藤大 作曲:藤原いくろう 編曲:山本健司 歌:山本百合子)
- 「タコヤキ“でゅわっ”のクリスマス」(作詞:松井亜弥 作曲・編曲:横山菁児 歌:TARAKO)
- 「タルルの子守唄」(作曲:横山菁児 編曲:青木望 歌:(スキャット:川島上叢子))
- 「裸の心」(作詞・作曲・歌:堀江美都子 編曲:藤原いくろう)
- 「ピクニック・アドベンチャー」(作詞:松井亜弥 作曲:林哲司 編曲:山本健司 歌:高山みなみ、冬馬由美、塩屋翼、杉山佳寿子、浦和めぐみ)
- 「本丸・アンチバレンタイン宣言!!」(作詞:松井亜弥 作曲:林哲司 編曲:山本健司 歌:高山みなみ)
- 「本丸 大スキラキラ」(作詞・作曲・歌:TARAKO 編曲:青木望)
- 「まじかる☆タルるート音頭」(作詞:そのべかずのり 作曲:池毅 編曲:牧野三朗 歌:TARAKO(コーラス:SHINES))
- 「また明日」(作詞:佐藤大 作曲:岸正之 編曲:山本健司 歌:冬馬由美)
- 「ムーンライティング」(作詞:松井亜弥 作曲・編曲:横山菁児 歌:冬馬由美)
- 「RUI・ルイ・累」(作詞:KAKO 作曲・編曲:藤原いくろう 歌:杉山佳寿子)
- 「ロンリー・ストレイキャット」(作詞:松井亜弥 作曲:割田康彦 編曲:山本健司 歌:堀江美都子)
- 「ワクワク・サーフィンビーチ」(作詞:隅沢克之 作曲:林哲司 編曲:山本健司 歌:高山みなみ、冬馬由美、堀川亮、杉山佳寿子、塩屋翼)
[編集] ネット局
- 朝日放送(ABC) - テレビ朝日、北海道テレビ、青森放送※(~1991年9月)→青森朝日放送(1991年10月~)、テレビ岩手※、東日本放送、秋田テレビ※、山形テレビ※、福島放送、新潟テレビ21、テレビ信州(~1991年3月)→長野朝日放送(1991年4月~)、テレビ山梨※、北日本放送※、北陸朝日放送(1991年10月~)、福井放送※、静岡けんみんテレビ(現:静岡朝日テレビ)、名古屋テレビ、山陰放送※、瀬戸内海放送、広島ホームテレビ、山口放送、南海放送※、高知放送※、九州朝日放送、長崎文化放送、熊本朝日放送、テレビ大分※、テレビ宮崎※、鹿児島放送、琉球放送※
無印=同時ネット局 ※=時差ネット局
[編集] 放映リスト
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[編集] 映画版
- 『まじかる☆タルるートくん』 1991年3月9日公開
- 主題歌
- OP「オレ タルるート」(作詞:江川達也、佐藤大 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:山本健司 歌:TARAKO)
- 主題歌
- 『まじかる☆タルるートくん 燃えろ!友情の魔法大戦』 1991年7月20日公開
- 主題歌
- OP「オレ タルるート」(作詞:江川達也、佐藤大 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:山本健司 歌:TARAKO)
- 主題歌
- 『まじかる☆タルるートくん すきすき♡タコ焼きっ!』 1992年3月7日公開
- 主題歌
- OP「オレ タルるート」(作詞:江川達也、佐藤大 作曲:タケカワユキヒデ 編曲:山本健司 歌:TARAKO)
- ED「ハッピー♡タコヤキ魔法」(作詞:松井亜弥 作曲・編曲:横山菁児 歌:TARAKO)
- 主題歌
[編集] 関連商品
[編集] ゲームソフト
- ゲームギア版「まじかる☆タルるートくん」 1991年7月5日発売
- ファミコン版「まじかる☆タルるートくん」 1991年3月21日発売
- メガドライブ版「まじかる☆タルるートくん」 1992年4月24日発売
- ファミコン版「まじかる☆タルるートくん2」 1992年6月19日発売
- ゲームボーイ版「まじかる☆タルるートくん」 1991年6月15日発売
- ゲームボーイ版「まじかる☆タルるートくん2」 1992年7月10日発売
- スーパーファミコン版「まじかる☆タルるートくん」1992年3月28日発売
※この他、「ファミコンジャンプII 最強の7人」にも登場している。
[編集] 外部リンク
朝日放送 日曜朝8時30分枠のアニメ | ||
---|---|---|
前番組 | まじかる☆タルるートくん | 次番組 |
新ビックリマン | スーパービックリマン |
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