アンソニー・デビッドソン

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**アンソニー・デビッドソン**
F1での経歴
国籍	イギリスイングランド
車番	23
所属チーム	スーパーアグリ
年	2002 , 2005 , 2007 -
過去の所属チーム	ミナルディ、B・A・R
優勝回数	0
通算獲得ポイント	0
表彰台(3位以内)回数	0
ポールポジション	0
ファステストラップ	0
F1デビュー戦	2002年ハンガリーGP
初勝利	－
2006年順位	未出走（ホンダテストドライバー）
	(記録は2006年第18戦終了時)
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アンソニー・デビッドソン（Anthony Davidson, 1979年 4月18日 - ）はイギリス人のレーシングドライバー。

2007年現在、F1のスーパーアグリチームのレースドライバーである。

[編集] プロフィール

[編集] 初期の経歴

1987年にカートを始め、イギリス選手権、ヨーロッパ選手権、北米選手権などに参戦。1999年に四輪レースにステップアップし、フォーミュラ・フォードに進出。2年目にはイギリス選手権で年間ランキング2位を獲得し、マクラーレン/オートスポーツ・ヤングドライバーズイヤーを受賞。

2001年にはF3チームカーリン・モータースポーツと契約しイギリスF3選手権に参戦。参戦初年度ながら、チームメイトの佐藤琢磨に次ぐランキング2位を獲得。車体に慣れるに従いシーズン後半は調子を上げ、6月以降は佐藤を上回る成績を残した。

[編集] F1

2002年中にはF1のブリティッシュ・アメリカン・レーシング（BAR。2003年よりB・A・R）からF1のテストに参加し、同年末には同チームとの間でテストドライバー契約を交わし、正式に加入した。

2002年はBARチームでテストドライバーを務め、その傍ら、同年第13戦ハンガリーGPと第14戦ベルギーGPにおいて、アレックス・ユーンの代役としてミナルディからF1デビューを果たした。この代役について、ミナルディチームは当初ジャスティン・ウィルソンの起用を検討していたが、高身長のウィルソンではシートが合わなかったため、デビッドソンに白羽の矢が立った。予選では2戦ともチームメイトのマーク・ウェバーに対してコンマ6秒以内につける健闘を見せたが、2戦ともスピンによるリタイアに終わっている。

2003年もB・A・Rチームのテストドライバーだったが、同じく同チームのテストドライバーだった佐藤琢磨が2004年のレギュラードライバーに昇格したため、デビッドソンもサードドライバーへと昇格し、2004年は金曜のフリー走行に参加し、しばしばタイムシート上位に位置したことで注目を浴びた。B・A・Rはこの年コンストラクターズランキング2位へと躍進したが、これにはデビッドソンも貢献したとする声が多く、評価を高めた。

2004年11月には翌年のレギュラードライバーを探していたウィリアムズがデビッドソン獲得に向けた交渉を望んだが、これは長期契約を結んでいたB・A・Rによって拒絶されたため実現しなかった。結果、2005年もテストドライバーとしてB・A・Rチームに留まったものの、前年度ランキング2位を獲得したB・A・Rチームには金曜日に第3ドライバーを走らせる権利はなく、デビッドソンは表舞台での活躍の機会は奪われた。この年の第2戦マレーシアGPでは、病気で欠場した佐藤琢磨に代わり、3年ぶりにレースに参加したものの、レース序盤にエンジントラブルでリタイアを喫するという不本意な結果に終わっている。

2006年アメリカGP。ホンダの第3ドライバーとして金曜日フリー走行で走るデビッドソン。

2006年については、ミッドランドでのレギュラーシートを目指して2005年9月13日にシルバーストン・サーキットで行われたジョーダンのテストに参加したり、他にも新規参戦することとなったスーパーアグリのシート獲得が噂されたが、結局はホンダチーム（B・A・Rを買収して誕生）に残留することになった。テストドライバーを務める一方、この年はBBCラジオ（Radio 5）やイギリスITVのF1中継でしばしばゲストコメンテーターを務めた。

2007年はスーパーアグリF1チームと契約を結び、初めてF1にレギュラードライバーとして参戦する。

[編集] F1での年度別成績

(2006年第18戦終了時)

年	所属チーム	#	ランキング	獲得ポイント	決勝最高位・回数	表彰台回数	予選最高位・回数
2003年	ミナルディ	22	無し	0	リタイア・2回	0回	20位・2回
2005年	B・A・R	4	無し	0	リタイア・1回	0回	15位・1回
2007年	スーパーアグリ	23	-	-	-	-	-