ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』（ジャッカーでんげきたいブイエスゴレンジャー）は、1978年の春休み東映まんがまつりにて上映された劇場用オリジナル作品。封切は1978年 3月18日。

注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

[編集] 概要

謎のUFO軍団と、ヨーロッパで仮面ライダーV3と戦っていた鉄面軍団、サハラ砂漠でゴレンジャーと戦っていたサハラ軍団、モンゴルでキカイダーと戦っていた拳闘士軍団が、テレビシリーズ『ジャッカー電撃隊』の劇中で死んだはずの鉄の爪（アイアンクロー）のもとに集結し、犯罪組織クライムを再結成。科学特捜隊の燃料部隊を襲撃し、強奪したウランをもとに水爆を製造して、世界を征服しようとするクライムにジャッカーとゴレンジャーが立ち向かうストーリー。モモレンジャー以外は素顔で登場していないが、アオレンジャー（※）とキレンジャーの声はオリジナルキャストが担当している。誠直也、伊藤幸雄は都合がつかず^[要出典]、アカレンジャー、ミドレンジャーの声はテレビシリーズのバンクを再使用した。

（※）宮内はアオレンジャーとビッグワンとどちらを演じるか迷った^[要出典]という。結果、アオレンジャーは声のみになったが、ファンからは宮内が演じる両者がどうして同時に登場できるのか疑問が持たれることもある^[要出典]。

複数の戦隊が競演し、敵と戦うスタイルは、東映スーパー戦隊シリーズのオリジナルビデオ作品シリーズ「スーパー戦隊Vシネマ」に引き継がれている。また、石森原作東映作品のつながりを映像で明確に描いた数少ない作品のひとつである（「アマゾンでは仮面ライダーアマゾンが十面鬼と戦っている」との言及もある）。

[編集] キャスト

桜井五郎：丹波義隆
東竜：伊東平山
カレン水木：ミッチー・ラブ
大地文太：風戸佑介

番場壮吉、アオレンジャー（声）：宮内洋

鯨井大助：田中浩
姫玉三郎：林家源平

ペギー松山：小牧りさ
キレンジャー（声）：畠山麦

アイアンクロー：石橋雅史
UFO船長：安藤三男
鉄面男爵：潮建志
サハラ将軍：天本英世
地獄挙師：金田治
四天王ロボ（声）：飯塚昭三

アカレンジャー（声）：誠直也（バンク使用）、青森伸（新録）
ミドレンジャー（声）：伊藤幸雄（バンク使用）

ナレーション：大平透

[編集] スタッフ

原作：石森章太郎
企画：吉川進、七条敬三
脚本：上原正三
監督：田口勝彦
アクション監督：(JAC) 山岡淳二、金田治
音楽：渡辺宙明
主題歌：「見よ!!ゴレンジャー」「J.A.K.Q.進めジャッカー」

[編集] 関連項目

スーパー戦隊Vシネマ

表・話・編・歴スーパー戦隊シリーズ
昭和	ゴレンジャー - ジャッカー - バトルフィーバー - デンジマン - サンバルカン - ゴーグルファイブ - ダイナマン（敵） - バイオマン（敵） - チェンジマン - フラッシュマン（敵） - マスクマン - ライブマン
平成・20世紀	ターボレンジャー - ファイブマン - ジェットマン - ジュウレンジャー（TRPG） - ダイレンジャー - カクレンジャー - オーレンジャー - カーレンジャー - メガレンジャー - ギンガマン - ゴーゴーファイブ - タイムレンジャー
平成・21世紀	ガオレンジャー - ハリケンジャー - アバレンジャー - デカレンジャー（人物） - マジレンジャー（人物） - ボウケンジャー（人物・装備・用語）- ゲキレンジャー
劇場版	JAKQ VS ゴレン - ガオ - ハリケン - アバレ - デカ - マジ - ボウケン
一覧	戦士 - 敵 - 戦力 - パロディ
関連1（戦隊）	他媒体（Vシネ・トレカ・海外） - イナズマ! - ご当地
関連2（他）	ライダー - メタル - すごかが - ヒーロー大集合 - ヒーロータイム