双葉駅
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双葉駅(ふたばえき)は、福島県双葉郡双葉町大字長塚小字町西3912にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線をもつ地上駅である。駅舎とホームとの間は跨線橋で繋がっている。駅舎は1998年(平成10年)に竣功したもので町のコミュニティー施設、「ステーションプラザふたば」との合築である。
[編集] 駅周辺
この駅は双葉の市街地の北西の端にあり、役場や病院などをはじめとする各種施設もみな南東側にある。
- 双葉町役場
- 双葉町立双葉南小学校
- 双葉町立双葉北小学校
- 双葉町立双葉中学校
- 福島県立双葉高等学校
- 浪江警察署双葉駐在所
- 双葉郵便局
- 双葉厚生病院
- 双葉海水浴場 - 徒歩30分ほど
- 双葉町図書館
- 国道6号
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は1日平均626人であった。
[編集] 歴史
開業当初は双葉郡長塚村に属し、長塚駅を称した。長塚村は1951年(昭和26年)に新山町と合併して標葉町となり、さらに標葉町は双葉郡から名前を取って1956年(昭和31年)、双葉町に改称となった。なお、双葉郡は標葉郡と楢葉郡が統合されて出来たことに由来する郡名である。駅名はこれにあわせ、1959年(昭和34年)10月1日に双葉駅(ふたばえき)に改称された。
- 1898年(明治31年)8月23日 - 日本鉄道磐城線長塚駅として開業。
- 1901年(明治34年)- 土浦線・水戸線友部~水戸間・磐城線を統合し海岸線と改称。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道の国有化に伴い国鉄の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 国有鉄道線路名称の制定により常磐線の駅となる。
- 1959年(昭和34年)10月1日 - 双葉駅に改称となる。
- 1967年(昭和42年)8月20日 - 常磐線の草野駅から岩沼駅までが交流で電化される。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1998年(平成10年)10月 - 町のコミュニティー施設と合築の駅舎が竣功する。