高萩駅
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高萩駅(たかはぎえき)は、茨城県高萩市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
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[編集] 駅構造
多くの側線があるのは、貨物営業の名残と当駅折り返し列車が設定されているための電留線。折り返し列車が多い割にはホームは本線だけで、待避や長時間停車できる副本線にホームがない。みどりの窓口設置駅。現在1926年改築の駅舎が使われている。
[編集] のりば
1 | ■常磐線 | 泉・いわき・原ノ町・仙台方面 |
2 | ■常磐線 | 日立・水戸・上野方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の利用者数は1日平均3,755人である。
[編集] 駅周辺
- 高萩郵便局
- 高萩海水浴場
- 国道6号
- 茨城県立高萩高等学校
- 茨城県立高萩清松高等学校
- KDDI茨城衛星通信センター(2007年3月16日をもって閉所)
[編集] 歴史
- 1897年(明治30年)2月25日 - 日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1926年(大正15年)4月 - 現在の駅舎に改築(二代目)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)3月 - 貨物列車の発着が無くなる。
- 2002年(平成14年)3月23日 - 貨物列車の設定廃止。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 日本貨物鉄道の駅(貨物取扱)が廃止。
[編集] その他
- 当駅を始発・終着とする列車が多い。このうち、特急フレッシュひたちは上下各6本が当駅発着。
- 2007年3月以降、常磐線で上野駅を始発・終着とする中距離電車をE531系電車に統一するのと同時にグリーン車の営業を開始したが、発表によると運用区間の北限は高萩であり(ただし、朝と夕・夜間の一部のみで、基本的には勝田駅発着となる)、当駅より北には入線しない。また、Suicaや同時に導入されるグリーン車Suicaシステムの使用範囲は現行の東京近郊区間の北限である日立駅までで、当駅までの延長もなされない。ただし2008年春にSuicaエリアが当駅までになるのでグリーン車Suicaシステムも当駅まで利用できて自動改札機も設置される見込み。
常磐線で上野から発着する普通列車で最も遠い駅(行き先・終点)は2007年3月18日よりこの駅となった。