石岡駅
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石岡駅(いしおかえき)は、茨城県石岡市国府1丁目1番17号にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
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石岡駅5番線に停車中のかつての鹿島鉄道の列車(KR-500形気動車)(2006年4月9日)
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目次 |
[編集] 駅構造
- 2面3線のホームを持つ地上駅である。今後、橋上駅舎化の計画がある。みどりの窓口、券売機、自動改札機が設置されており、Suica専用改札もある。また2006年2月より指定席券売機も設置された。
- 改札口・出口は1箇所のみ。駅舎のある1番線ホームより跨線橋を渡り2~5番線へ行く構造である。
- 改札内に鹿島鉄道の中間改札がある方式となっていた。
- かつて、鹿島鉄道の車両基地、石岡機関区が隣接していた。
- 駅舎はJR東日本の管理であるため、駅舎の駅名看板に鹿島鉄道の文字はない(管理社のみの表示は水戸駅(外壁)、下館駅、柏駅東口などと同様)。
- 駅舎内にNEWDAYSが、1番線ホームに立ち食いそば、2・3番線ホームにキヨスクが出店している。
- 常磐線は、当駅では上りのみ特急待避が可能な駅である。また、ATOSが導入されている。
- 常磐線の特急はすべてのフレッシュひたちと、朝7時30分発のスーパーひたち10号(上り)が停車する。
- 当駅には常磐線の80キロのキロポスト(日暮里駅起点)がある。
[編集] のりば
1 | ■常磐線 | 水戸・日立・いわき方面 |
2・3 | ■常磐線 | 土浦・取手・上野方面(3番線は特急退避線) |
[編集] 利用状況
- 2005年度JR東日本の1日平均乗車人員は6,291人であった。
[編集] 駅周辺
石岡中心市街の東端にある。この駅が所在する石岡市の地名である国府は、かつて常陸国府の置かれた場所を意味する。古い建物も多い石岡市街は、当駅から徒歩で移動できるほどの広さである。駅前から延びる道には、小規模の商店が軒を連ねる他、駅周辺にはビジネスホテル、旅館や飲み屋も存在している。駅舎とは反対側である東側には県立石岡第一高校があり、この高校は駅から歩いて3分ほどで、県内の高校の中で最も交通の便が良いとされている。また路線バスは駅前広場ではなく、駅舎のそばにあり公園と二層構造になっている「石岡ステーションパーク」1階のバスターミナルから発車する。
[編集] 駅西側
- ロッテリア
- 石岡ステーションパーク
- 石岡駅バスのりば
- まちかど情報センター
- 東日本銀行
- 茨城銀行
- 関東つくば銀行
- 石岡郵便局
- 石岡駅前交番
- 石岡簡易裁判所
- 茨城理容美容専門学校
- 石岡市民会館
- 石岡市民俗資料館
- 国道6号
- 国道355号
- 常陸国国分寺跡(国指定文化財特別史跡)-国分寺バス停下車
- 常陸国国分尼寺跡(国指定文化財特別史跡)-若松町バス停下車
[編集] 駅東側
- 茨城県立石岡第一高等学校
- 石岡市役所
- 石岡市消防本部
- 石岡市営駐車場
- 石岡駅東交通広場
駅周辺には市営の無料駐輪場が豊富にあり、放置自転車は他の駅に比べてきわめて少ない。ファーストフード店の前などに数台放置される程度である。また、駅東と駅西は長い歩道橋で結ばれており、「石岡ステーションパーク」の2階部分の公園にもそのまま接続する。終日多くの人がこの歩道橋を利用しており、屋根やエレベーターを設置する計画もある。
[編集] バス路線
- バスターミナルは、「石岡ステーションパーク」の1階にある。石岡市八郷地区や、鉾田市、水戸市、土浦市方面などへの路線バスが発着する。
- 高速バスが停車する「石岡バスストップ」の最寄り停留所は、「西羽黒」(柿岡車庫行き(林経由)と上曽行きが経由)である。
- 1番のりば
- 2番のりば
- 関鉄グリーンバス
- 石岡本社営業所 - 石岡二高
- 柿岡営業所 - 柿岡車庫(林経由)、上曽
- 3番のりば
- 関鉄グリーンバス
- 関東鉄道(水戸営業所) - 水戸駅、吉沢車庫
[編集] 歴史
- 1895年(明治28年)11月4日 - 日本鉄道土浦線(現・常磐線)の駅が開業。
- 1922年(大正11年)9月3日 - 鹿島鉄道の駅が開業。
- 2006年(平成18年)2月1日 - 指定席券売機稼動開始。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 鹿島鉄道廃止。
[編集] 隣の駅
[編集] かつての接続路線
- 鹿島鉄道
- ■鹿島鉄道線(廃線)
- 石岡駅 - 石岡南台駅