神立駅
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神立駅(かんだつえき)は、茨城県土浦市神立中央一丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)・東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。
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[編集] 駅構造
2面3線のホームを持つ地上駅。今後、橋上駅舎の建設が計画されている。みどりの窓口・自動改札機を設置し、Suica専用通路がある。駅構内敷地は大部分が土浦市にあるが、一部はかすみがうら市に跨っている。
[編集] のりば
1・2 | ■常磐線 | 水戸・日立・いわき方面(2番線は特急退避線、下り5本入線する) |
2・3 | ■常磐線 | 土浦・取手・上野方面(2番線は特急退避線、上り1本入線する) |
特急列車は「フレッシュひたち」が上下1本ずつ停車する。(いずれも651系)
[編集] 利用状況
2005年度の利用者数は1日平均5,567人である。
[編集] 貨物取扱
- 現在、臨時車扱貨物のみを取り扱っており、そのため貨物列車の設定はない。
- 1998年まで専用線発着の車扱貨物を取り扱っていたため、貨物列車の設定があった。専用線は、かつて駅周辺にあった新日本石油土浦油槽所のタンク車用石油荷役設備へ続いていた。そのため根岸駅からタキ1000形貨車のみで編成された高速貨物列車などが設定されていた。
- それ以前は、駅周辺の住友セメント(現在の住友大阪セメント)神立サービスステーションや、東京製綱土浦工場、日立建機土浦工場へ続く専用線も存在した。
[編集] 駅周辺
- 神立駅前郵便局
- 日立プラントテクノロジー土浦事業所
- 日立建機土浦工場
- 東レ土浦工場
- コカ・コーライーストジャパンプロダクツ茨城工場
- 住友大阪セメント神立サービスステーション
- かすみがうら市側の駐輪場は、かすみがうら市営となっている。
[編集] バス路線
- 西口
- 東口
- 関鉄観光バス
- 本社営業センター - つくば国際大学高等学校(千代田校舎)
- 本社営業センター・田伏営業所 - 湖北高校
[編集] 歴史
- 1895年(明治28年)11月4日 - 日本鉄道の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1995年(平成7年)8月1日 - 自動改札機設置。
- 1998年(平成10年)10月3日 - 貨物列車の設定が廃止。