宮沢りえ
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宮沢 りえ(みやざわ りえ、1973年4月6日 - )は東京都練馬区出身の女優。エムツー企画所属。
11歳の時のモデルデビューし、1987年に「三井のリハウス」の初代リハウスガール"白鳥麗子"役で有名になり、トップアイドルとなる。その後、映画・舞台・テレビドラマで活躍中。中国語では「宮澤理惠」の表記で紹介されている。
身長 167cm。血液型 B型。牡羊座。
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[編集] 来歴
- 1989年、初主演映画『ぼくらの七日間戦争』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。小室哲哉楽曲提供による『ドリームラッシュ』で歌手デビューし、人気音楽番組「ザ・ベストテン」の最終回にランクインした(出演はなし)。カレンダーでは大胆なふんどしルックが話題を呼んだ。
- 1990年、NHK紅白歌合戦に出演、NHKホール外で自由に歌いたいとの本人の希望で、紅白初の中継出演となった。芝浦の倉庫屋上でバスタブにつかりながら『Game』を歌った姿が話題を呼んだ。
- 1991年発売の写真集サンタフェ(Santa-Fe、篠山紀信撮影)は人気絶頂時のヌード写真集で大ヒットし150万部のベストセラーとなる。東南アジアなどでは海賊版も出回った。
- 1992年、貴花田(当時関脇)との婚約を発表し、当時国民的な人気を誇っていた2人の交際が大きな話題となる。しかし短期間で不可解な婚約解消。
- 2001年、香港映画『華の愛~遊園驚夢』で第23回モスクワ国際映画祭・主演女優賞受賞。
- 2003年、『たそがれ清兵衛』で日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞。
- 2005年、『父と暮らせば』で第47回ブルーリボン賞・主演女優賞受賞。
- 2005年、幹田卓司(宝石デザイナー)と交際中
アイドル時代には数々の活動において多くの人々に鮮烈な印象を残したが、本業以外でも話題に事欠かなかった。芸能活動のマネージャーを担当していた強烈なキャラクターの持ち主である実母(「りえママ」)の存在が注目を集めたり、中村勘九郎(現・中村勘三郎)やビートたけしなど数々の交際の噂が話題になった。
交際の噂だけでなく、自殺未遂騒動や拒食症による激痩せなど、自身の変調を来した様子もまた話題になった。貴花田(当時)との婚約解消騒動以後は、特に拒食症の噂が絶えなくなり、アメリカに移住するなどして、一時期はほとんど芸能活動休止状態に陥るほどであった。激痩せから回復してきたと見られる頃から徐々に芸能活動を再開し、2002年の『たそがれ清兵衛』で落ち着いた演技を見せ、映画の成功以降は、女優としての活動の幅が広がり、本格派女優としての評価が定着しつつある。
日本的な風貌で時代劇出演も多いが、父親はオランダ人である。母親とは離婚していたために幼い頃から別居状態であったが、テレビ朝日のワイドショースタッフが現地の父親に会いに行った際、彼女に異母兄弟がいることが明かされた。
女優業の傍ら、尊敬する岡本太郎が書き綴った「生きること、死ぬこと」「夫婦愛」等の詩を朗読する活動も行っている。
[編集] 出演
[編集] 映画
- ぼくらの七日間戦争(1988年)
- どっちにするの(1989年)
- 豪姫(1992年、松竹) - 豪姫役
- エロティックな関係(1992年)
- 螢の光(1994年)
- 四十七人の刺客(1994年)
- 天守物語(1995年)
- 運転手の恋 The Cabbie(2000年台湾映画)
- 釣りバカ日誌12(2001年)
- 華の愛~遊園驚夢~(Peony Pavilion、2002年日本公開、2000年香港映画、ヨン・ファン/脚本・監督)- 主演、第23回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞受賞
- ノートルダムの鐘II(2002年) - 声の出演
- うつつ(2002年)
- たそがれ清兵衛(2002年)
- 父と暮せば(2004年)
- トニー滝谷(2005年) - 一人二役
- 阿修羅城の瞳(2005年) - つばき役
- 死者の書 The Book of the Dead(2005年) - 声の出演
- 花よりもなほ(2006年)
- オリヲン座からの招待状(2007年)
[編集] テレビドラマ
- 追いかけたいの!(1988年、フジテレビ)
- 春日局(1989年、NHK大河ドラマ)
- スワンの涙(1989年、フジテレビ)(初主演)
- いつも誰かに恋してるッ!(1990年、フジテレビ)(「ぶっとび~」というセリフが流行語となる)
- いつか誰かと朝帰りッ!(1990年、フジテレビ)
- バレンタインに何かが起こる(1991年、フジテレビ)
- 太平記(1991年、NHK大河ドラマ)
- 聖夜に抱きしめて(1991年、フジテレビ)
- 東京エレベーターガール(1992年、TBS)
- 西遊記(1993年、日本テレビ)
- 青春牡丹燈篭(1993年、NHK)
- 北の国から'95 秘密(1995年、フジテレビ)
- 夏の一族(1995年、NHK)
- 野坂昭如 戦争童話集「忘れてはイケナイ物語り」(1995年-1999年、NHK)- 声の出演
- 協奏曲(1996年、TBS)
- 三毛猫ホームズの黄昏ホテル(1998年2月21日、テレビ朝日)
- カミさんなんかこわくない (1998年、TBS) - 4回目にゲスト出演
- 北の国から'98 時代(1998年、フジテレビ)
- 元禄繚乱(1999年、NHK大河ドラマ)
- ロマンス(1999年、日本テレビ)
- フードファイト(2000年、日本テレビ)
- 風立ちぬ(2001年、TBS)向田邦子原作
- 長崎ぶらぶら節(2001年、テレビ朝日)なかにし礼原作
- 碧空のタンゴ〜東京下町、ある職人一家の終戦〜 (2001年、NHK) 井上ひさし原作
- 青き復讐の花(2002年、NHK)
- 明智小五郎対怪人二十面相 (2002年8月27日、TBS)
- 北の国から 2002 遺言 (2002年、フジテレビ)
- 武蔵 MUSASHI(2003年1月5日、NHK大河ドラマ)
- 血脈(2003年9月8日、テレビ東京)佐藤愛子原作
- 初蕾(2003年12月8日、TBS)山本周五郎生誕百周年記念番組
- 太閤記(2003年、フジテレビ)
- 一番大切な人は誰ですか?(2004年10月13日、日本テレビ)
- 夏目家の食卓(2005年1月5日、TBS) 夏目鏡子役
- ぶるうかなりや(2005年5月22日、WOWOW)
- 女の一代記(2005年11月24日、フジテレビ)瀬戸内寂聴役
[編集] 舞台
- ジプシー(1991年)
- 海神別荘(1994年)
- 天守物語(1994年、1996年)
- ふるあめりかに袖はぬらさじ(1994年)
- 陽だまりの樹(1998年)
- 七色インコ(2000年)千里万里子役
- 源氏物語(2000年)紫の上役
- 透明人間の蒸気(2004年) 野田秀樹作・演出
- ロープ(2006年-2007年) 野田秀樹作・演出
[編集] その他
- とんねるずのみなさんのおかげです(フジテレビ)
- 24時間テレビ「愛は地球を救う」チャリティーパーソナリティー(1989年-1991年)
- イチロー×北野武 キャッチボール(ナレーション)
- 夢の扉 ~NEXT DOOR~(2004年10月~、TBS)ナレーション
- Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ2006 (2006年11月4日)
[編集] CM
- 明星食品(1985年)
- キットカット(1985年-1988年)
- ケンタッキーフライドチキン(1985年-1987年)
- コカ・コーラ(1986年)
- 資生堂(1986年、1988年、1991年、1992年、1994年、1996年、1997年、2004年-)
- 三井不動産販売・三井のリハウス(1987年)
- 京セラ(1987年)
- 日立マクセル(1988年-1989年)
- 大塚製薬・ポカリスエット(1988年-1990年)
- アメリカ屋靴店(1989年)
- 川崎重工業(1989年)
- 日本テレコム(1990年)
- 富士通・FM TOWNS(1990年)
- パイオニア・SELFIE(1991年)
- カルビー・ポテトチップス(1991年)
- 新潮文庫(1991年-1992年)
- ダイハツ・オプティ(1992年)
- EDWIN(1992年)
- エースコック(1992年)
- ボーデンジャパン(1993年)
- タケダ(アリナミンV、アリナミンV&V)(1992年-1993年)
- 宝酒造 「缶チューハイ」(すったもんだがありました、1994年-1995年)
- パルコ(2000年)
- KOSE(2001年-2002年)
- キリンビバレッジ(2003年)
- トヨタ・ヴィッツ(2005年-) 西島秀俊と共演
- 『雨の昼下がり篇』 (2005年 - )
- 『パンプキン篇』 (2005年 - )
- 『パーティー篇』 (2005年 - )
- 『風に吹かれて篇』 (2006年 - )
- 『Day Tripper篇』 (2006年 - )
- サントリー・伊右衛門(2004年-)
- 味の素・ほんだし(2005年-)
- そごう・心斎橋本店・開店告知(2005年)
- 江崎グリコ・バンホーテン〔ディアカカオ〕 (2006年-)
- 『本気のコラボ篇』
- 資生堂・AQUALABEL (2007年3月23日-)
- 『楽しいぶんだけ篇』
- 『優しくなりたいから篇』
[編集] 受賞
- ロープ
- 2006年第41回紀伊国屋演劇賞 個人賞
- 2004年第21回DTCダイヤモンド・パーソナリティ賞
- 初蕾
- 第12回橋田賞
- 透明人間の蒸気
- 第12回読売演劇大賞最優秀女優賞
- ぼくらの七日間戦争
- 日本アカデミー賞 新人賞
- 日刊スポーツ映画大賞 新人賞
[編集] 音楽
[編集] シングル
- ドリームラッシュ(1989年)作曲・編曲・プロデュースは小室哲哉
- NO TITLIST(1990年)作曲・編曲・プロデュースは小室哲哉
- GAME(1990年)デヴィッド・ボウイ「Fame」のカバー
- Sweet X'mas Kiss(1991年)
- 心から好き(1992年)
- 赤い花(1993年)カップリング曲「My Kick Heart」の作曲・編曲は小室哲哉
- ボーイフレンド(1993年)作詞・作曲は甲本ヒロト(THE BLUE HEARTSが演奏で参加)
[編集] アルバム
- MU(1989年)
- Chepop(1990年)
- GAME(1990年)
- ROSEE(1993年)
- ~20ans.~Best Selection~(1993年)
- ゴールデン・Jポップ/ザ・ベスト(1998年)
[編集] 写真集
- Pour Amitie(1989年)
- Quelle Surprise(1989年)
- Rie Miyazawa(FRAGILE)(1990年)
- サンタフェ(Santa Fe)(1991年)
- Santa Fe New Edition(1999年)
- 伊藤佐智子×宮沢りえ STYLE BOOK(2005年)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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