神戸貨物ターミナル駅
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神戸貨物ターミナル駅(こうべかもつたーみなるえき)は兵庫県神戸市須磨区大池町5丁目1-21にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。山陽本線鷹取駅と同一駅扱い。
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[編集] 概要
神戸市の阪神・淡路大震災復興事業として行われている再開発事業に伴い2003年12月1日に廃止された神戸港駅の代替駅。神戸港駅は前身の小野浜駅から通算すると96年間の歴史を刻んできたが、東海道本線の灘駅東方の東灘信号場で本線から分岐した貨物線で結ばれていたのに対して、神戸貨物ターミナル駅は荷役ホームが本線に並行して設けられ、到着ホームでコンテナの積卸しをすませてそのまま出発が可能な着発線荷役方式を採用したので、コンテナ輸送に要するリードタイムを短縮して締切・引渡時刻を大幅に改善するなど、利便性を向上させた。
神戸貨物ターミナル駅が設けられた区域は昭和初期に貨物操車場として整備された一帯で、神戸市街線高架化に際して兵庫駅の貨物取扱設備は地上に残したため、兵庫・鷹取間を小運転線で連絡して兵庫駅、新川駅、和田岬駅等の扱い貨物を鷹取駅構内の操車場まで運び、ここで入換え作業をすませて本線に送り出していた。貨物扱いを廃止してからは専ら留置線として利用されていた。
運転士が持参する時刻表(スタフ)には、鷹取・神タとなっている。
[編集] 取扱貨物
- コンテナ貨物
- 臨時車扱貨物
- 産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている。
[編集] 構造
- コンテナホームが1面、着発線荷役方式を採用した着発荷役線が2本、着発線が4本ある。
- 営業窓口であるJR貨物兵庫営業支店を併設する。
[編集] 歴史
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により鷹取駅はJR西日本・JR貨物の駅となる。この時は列車の設定は無い。
- 2003年(平成15年)12月1日 - 神戸港駅の業務を移管する形で、JR貨物鷹取駅を整備、神戸貨物ターミナル駅に改称。