須磨駅
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須磨駅(すまえき)は、兵庫県神戸市須磨区須磨浦通4丁目2番1号にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線(JR神戸線)の駅。アーバンネットワークエリアに属しており、Jスルーカード・ICOCA及びSuica(東日本旅客鉄道)・PiTaPa(スルッとKANSAI協議会)利用可能駅でもある。2006年7月24日 構内にSUBWAYが開店した。
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[編集] 駅構造
緩急接続駅で2面4線の島式ホームを持つ橋上駅。電車線のみで列車線にはプラットホームはない。
快速・普通が停車するが、快速の一部は列車線走行のため通過する。
[編集] 運用形態
2006年3月18日からのデータイム(おおむね11時~15時)の運用形態は以下の通り。
- ■ 西明石・姫路方面行きの普通・快速
- ■ 須磨折り返し京都行き普通
- ■ 須磨折り返し京都行き普通
- ■ 大阪・京都・松井山手方面行きの普通・快速
- 11:01~14:46の普通で、須磨発が毎時16分と46分は、須磨折り返しの京都行き(発着番線:2番線)
- 11:01~14:46の普通で、須磨発が毎時1分と31分は、須磨折り返しの京都行き(発着番線:3番線)
上記時間帯以外の運用形態は以下の通り。
- ■ 西明石方面行きの普通
- ■ 西明石・姫路方面行きの普通・快速
- ■ 大阪・京都・東西線方面行きの普通・快速
- ■ 大阪・京都・東西線方面行きの普通
[編集] 駅周辺
[編集] 駅北側
[編集] 駅南側
- 須磨海岸に隣接。海岸への通路がある。夏は大阪、神戸都心部に最も近い海水浴場としてにぎわう。
[編集] 接続市バス路線
[編集] 利用状況
年間乗車人数は次の通り。
- 1999年度 4,655千人(2,954千人)
- 2000年度 4,650千人(2,932千人)
- 2001年度 4,597千人(2,915千人)
- 2002年度 4,634千人(2,967千人)
- 2003年度 4,641千人(2,975千人)
- カッコ内は定期利用者の再掲
「神戸市統計書」(神戸市企画調整局総合計画課・編)による
[編集] 歴史
- 1888年(明治21年)11月1日 - 山陽鉄道 兵庫駅~明石駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1934年(昭和9年)7月20日 - 吹田駅~当駅間で電車運転を開始。
- 9月20日 - 当駅~明石駅間で電車運転を開始。
- 1949年(昭和24年)9月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 1995年(平成7年)1月17日 - 阪神・淡路大震災により営業休止。
[編集] その他
- 夜間、須磨駅の改札階の須磨海岸寄りから、神戸空港の着陸誘導灯及び発着航空機を見ることができる。
- 1967年(昭和42年)7月9日の神戸大水害で須磨駅周辺は浸水した。現在も、須磨駅周辺は雨水が溜まりやすい地形である。
- 1975年(昭和50年)12月27日 15時50分ごろ、新快速(当時は電車線を走行)の通過待避をしていた各駅停車の大山健一車掌が、新快速が通過する本線にホームから転落した泥酔の老人を救おうと線路に飛び降りたが、老人とともに新快速にひかれて死亡する事故が起こった。車掌は入局2年目であり、この勇気を称えて碑が立てられている。