西山喜久恵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

アナウンサー記事に関する注意 ：文中の所属先などの内容は永続的に保証されるものではありません。正確な情報は放送局の公式Webサイトなどでご確認ください。免責事項もあわせてご覧ください。

西山喜久恵（にしやまきくえ　本名：渡辺喜久恵（わたなべきくえ、旧姓：西山）、1969年 6月22日 - ）は、平成期のフジテレビアナウンサー(現：アナウンス室主任)広島県尾道市出身で、実家は地元でも有名な老舗旅館である「西山別館」。血液型AB型。上智大学文学部英文学科卒業。

[編集] 人物

「キクちゃん」の愛称で人気を集める。
カエルに似ていると言われている。「笑っていいとも!増刊号」の企画で「ケロギク」というあだ名を付けられた。
同様にとんねるずからは、「ケロ山ケロ恵」と名付けられた。
新人時代、「FNNスーパータイム」である祭りの中継リポートで「みなさん、ご利益のあるカラス団扇を持って…」と言ったところ、映像では誰一人として持ってなく露木茂アナから「誰も持ってないだろっ！」と強烈なツッコミを食らったことがある。
その露木茂は、「週刊スタミナ天国」で「なぜ、西山を採用したのか？」と問われた際に「なにせ、老舗旅館にタダで泊まれますからね」と真顔で語ったため、冗談とは言えその場にいた西山も愛想笑いをするしかなかったという。
何故か、カニ全般が苦手である。ちなみに自身の十二星座は蟹座である。
日本テレビの松本志のぶアナウンサーは大学時代からの友人。
フジテレビ系列が毎年、真夏の恒例の一大イベントとして開催しているFNSの日 27時間テレビ・25時間テレビでは、1998年以降、8年連続で進行役のアナウンサーを担当（1996年はインフォメーションアナウンサーを経験している）していたがついに2006年は9年後輩の高島彩アナウンサーにその座を譲った（本人も番組には出演していない）
2004年の27時間テレビでは、7年連続で進行アナを務めた事が高く評価されて、フィナーレ恒例のフジテレビ新人アナ披露で女性としては史上初の立会人を務めると同時に、同イベントの経験者から誕生した初めての立会人としても話題になった。
めちゃ²イケてるッ!のやべっち寿司の準レギュラー。若手お笑い芸人がこの先やっていけるかどうかの立会人役になっている。
何らかの形でたまにタモリと共演することがある（主に27時間テレビや笑っていいとも!新春祭スペシャルなど）。
サッカー小姑1号（元サッカー小娘1号）。
2003年 4月より、雌の柴犬「さくら」を飼っている。
2005年 7月付で、アナウンス室の主任に昇格した。
いわゆる姉御肌で、後輩女性アナウンサーからは「キクさん」「キク姉さん」などの呼称で慕われている。
アナウンス室の先輩で、貴乃花親方夫人の河野景子とは出身大学が同じという事もあってか、現在も親しく、貴乃花が「クイズ$ミリオネア」に出演した際は、スタジオに応援に駆けつけた。また、西山の兄が一般出場したときも応援に駆けつけた（その時は「西山喜久恵（妹）」と表示された）。兄の結果は13問目ドロップアウトで250万獲得。
広島県出身のため、熱狂的な広島東洋カープファンである。
今でこそ報道番組のキャスターだが、長年バラエティ、スポーツ畑で百戦錬磨した経験から、番組を仕切る能力は高く、「日本一空気が読める女子アナ」と評され、多くの芸能人からも、「最も共演したいアナウンサー」と、共演を熱望されている。（実際西山本人も、「今は報道ですが、難しいニュースは苦手で…。私は自分をバラアナ（バラエティアナウンサー）だと思っています。」と言っており、プロフィール欄でも、「バラエティな性格は変えられないみたいです。」と語っている。）
最近ではスーパーニュースのサブキャスター担当のためか、バラエティ番組の出演は大幅に減っている。安藤優子が取材や休暇等で不在の際は、メインキャスターを務めている。

[編集] 来歴

1988年、福山暁の星女子中学校・高等学校から上智大学文学部社会学科へ進学。大学ではモダンダンスサークルに所属。TOEIC・英語検定未受験だが、英会話は得意。
因みに、女子プロレスラーの吉田万里子とは同郷・同窓生であり、中学時代からの親友関係にある。
1990年、社会学科から英文学科へ転科。その後、ミスソフィアに輝く。
1992年入社。現在フリーアナウンサーの小島奈津子（浦和明の星女子中学校・高等学校から法政大学文学部卒業）と、スーパー競馬キャスターの福原直英アナは同期。小島とは互いの家を行き来するほどの仲で、夫とかつて交際中だった時には、周囲に気づかれないよう、交際を秘密にして欲しいと小島に頼んでいたらしい。
1995年 10月から2001年 7月まで「森田一義アワー笑っていいとも!」に、テレフォンアナウンサーとして出演、タモリや共演者などとのやりとりで大人気に。又、年末の「笑っていいとも!特大号」の中の看板コーナー、「いいとも仮装歌合戦」では1995年から2000年までの6年間連続で進行アナを務めた。そのため「いいとものアナウンサーといったらキクちゃん」といっても過言ではない（ナインティナイン談）増刊号担当の時期も含めれば、1995年 10月～2001年 7月（翌月から「FNNスーパーニュース」担当になるため降板）まで約6年間担当したことになり、歴代の女性テレフォンアナウンサーの中では最も長い。（男性アナでは山中秀樹が最長で、西山より2ヶ月長く、歴代テレフォンアナでは最長。）
1997年、河田町にあったフジテレビ旧社屋からの最後の生放送番組「ザッツお台場エンターテイメント!」も担当した。
1997年、同期入社のフジテレビディレクター（当時）、渡辺俊介（2004年 7月から編成部員、「中居正広のボクらはみんな生きている」「どうーなってるの?!」のディレクター「僕らの音楽-OUR MUSIC-」「考えるヒト」の編成担当）と結婚。
1998年 4月～9月に放送されたアニメ「ピンカと海のお友達」の主人公のイルカ・ピンカ役の声優にも挑戦した。
1999年から2001年まで、「噂のどーなってるの?!」に出演。
2004年 7月24日の27時間テレビでは、テレビ朝日のSmaSTATION-3の「ベラベラステーション」に出演（初めてフジテレビ以外のテレビ番組に出演）し、得意の英語を活かし問題に正解した。
2004年 8月、アテネオリンピックで海外初取材（尚、西山はリアリー?マドリッドのキャプテンだが、アテネ五輪の取材の為欠場）。
2005年 6月11日から、スポーツニッポンで「女子アナリレー・サタデーメール」連載（5週に1度登場）。
2005年 7月24日のFNS ALL-STARS あっつい25時間テレビやっぱ楽しくなければテレビじゃないもん!では、「アッコにおまかせ!」（TBS）の「全員正解あたりまえ!クイズ」の時間に乱入・中継出演、前年とほぼ同じ形で出演を果たした。
2005年 8月に同期の小島奈津子が懐妊した際には、涙を流して祝福した。小島が妊娠を熱望しているのを知っていたこともあり、その喜びは本人以上であったという。また西山自身も、早く子供が欲しいと言っているようである。

[編集] 現在の出演番組

FNNスーパーニュース (メインキャスターの安藤優子は大学の先輩。学生時代にOG訪問で、FNNスーパータイムのメインキャスターだった安藤の元を訪ね、アナウンサーになる決心をしたという。)
めざましテレビ（「きょうのわんこ」のナレーション　番組開始から1年間はスポーツキャスターも担当。）
FOOTBALL CX（雑談担当）
サッカー小僧9
お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル（現在、この番組がゴールデンバラエティ番組唯一の出演。）