長野総合車両センター
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長野総合車両センター(ながのそうごうしゃりょうセンター)は、長野県長野市西和田二丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地および車両工場。同社長野支社の管轄。北長野駅付近に位置している。
JR在来線で初めて、車両基地と車両工場を一体化させた区所である。
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[編集] 配置車両の車体に記される略号
[編集] 歴史
- 1966年1月26日 - 長野車両基地建設開始。
- 1968年10月1日 - 長野車両基地として開業。
- 1991年7月1日 - 北長野運転所を長野工場と統合し、長野総合車両所に改称。
- 2000年2月25日 - ISO9001認証取得。
- 2004年6月1日 - 長野総合車両所から長野総合車両センターへ名称変更。
[編集] 所属車両
[編集] 電車
- 485系電車
- 6両編成1本(N201編成)が配置されている。団体専用車両「いろどり(彩)」。
- 2両が配置されている。牽引車。
[編集] 気動車
[編集] 機関車
- EF64電気機関車
- 1両(41号機)が配置されている。
- DD16ディーゼル機関車
- 4両(11,301,302,303号機)が配置されている(300番台は除雪用)。
- DE15ディーゼル機関車
- 1両(2505号機)が配置されている。
[編集] 検査担当形式と所属区所
[編集] その他
- 鉄道博物館建設に伴い、大宮総合車両センターでの解体作業が終了してしまったため、首都圏で使用された電車の解体はこの長野総合車両センターへと機能を移している。現在までに、松戸車両センター・中原電車区の103系、国府津車両センター・幕張車両センターの113系、豊田電車区の201系などで実績があり、特に201系の解体作業は2007年現在も月40両の割合で行われている。
- 新潟・長野支社及びしなの鉄道に所属する115系のリニューアル工事を実施している。
- 毎年10月に、「長野総合車両センターふれあいまつり」として、センター内を一般公開している。
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