GUNDAM FIX FIGURATION
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GUNDAM FIX FIGURATION(ガンダム・フィックス・フィギュレーション)は、ガンダムシリーズに登場するガンダムタイプのモビルスーツを主な題材とした、バンダイの販売によるフィギュアシリーズである。G.F.F.、GFFとも略される。
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[編集] 概要
2001年1月に発売され、現在まで続くモビルスーツのフィギュアシリーズ。 全商品はカトキハジメがプロデュースとデザインのリファインを行なっている。ガンプラでのカトキの監修が(Ver.Kaシリーズを除き)劇中のイメージに忠実なリファインを基調としているのに対し、本シリーズではバランスやディテール等随所にカトキ的な解釈を隠すことなく織り込んでいる点が特色である。 また、原型製作・マーキングデザイン・色指定・完成見本などの担当が分業化されている点、それらのスタッフ名が公開され、前面に押し出されているという点も特徴。
「ガンダムタイプ」のモビルスーツのみに絞って(一部例外あり)立体化するシリーズであり、それ以外を題材とするスピンオフシリーズとしてジオン公国軍モビルスーツを題材にした 'ZEONOGRAPHY' 、コズミック・イラに登場するガンダムタイプを題材にしたCOSMIC REGION、ケロロ軍曹の外伝シリーズ「KRRWAR」を題材にした 'KERORO FIX' がある。さらに2007年2月には、ABS樹脂と金属パーツを使用した1/100サイズ相当の新シリーズ'GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1001 GUNDAM Ver.Ka WITH G FIGTHER'が発売される。
価格帯は他のモビルスーツ玩具より高く、高年齢層を対象としたハイクオリティ・シリーズとして位置づけられている。また他のフィギュアやガンプラで立体化されていないマイナーな機体を商品化することが多く、その意味でもマニア向けの傾向が強いシリーズとなっている。
商品の内容はパーツの差し替えによってバリエーション機や別機体に組み換えられるコンバーチブルモデルが大半を占めている、中には変形機構を有した物や2対セットになっている物もあり高いプレイバリューが特色となっている。この一方、パーツ差し替えによる余剰パーツが大量に生まれる点、変形機構によってパーツや関節部の保持力が弱まる点には批判的な声もある。
元来はシリーズ名が示す通り、カトキによる画集『GUNDAM FIX』を立体化するというコンセプトで開始されたシリーズであるが、後に画集とは異なるバージョンでの立体化(#0006等)や、パーツ差し替えにより画集に登場しない仕様が選択できるアイテム(#0009、#0012等)も登場する。#0015に至って画集に一切登場しないモビルスーツが発売され、#0028ではガンダムタイプではなく〈ガンダムと関連の深いモビルスーツ〉が立体化されるなど、企画当初からの方向性の変化がみられる。
スケーリングは主に1/144程度だが、厳密にはノンスケールとされている。これはガンダムタイプをコレクション・比較鑑賞する際の便宜を図ったものとも、原型製作の利便性を重んじたためとも、また細かい要因としては大量生産過程の素材の伸長に起因するとも言われている。一方でバリエーション機であるはずのプロトタイプガンダムとガンダム4号機のサイズが明らかに異なる等、むしろ比較鑑賞に適さないサイズ差が発生することもあり、このノンスケールという手法には賛否両論がある。
生産に精密さが要求されるロボットフィギュアだけに、海外の工場での手作業による大量生産過程で発生する個体差が古くから問題視されている。特に塗装のはみ出しやフェイスの接着角度のミスが頻発する事例には不満の声が多く、実情クオリティを重視する購入者には外見の十分観察と判断が要求される状態となっている。雑誌インタビューによればメーカー側もこの問題は認識しており、生産のクオリティアップが重要な課題とされている。
福井晴敏や吉崎観音、小田井涼平など著名人にもコレクターが多い(福井・吉崎の場合は多くのGFFファンと同様にカトキのファンでもある)。
[編集] 商品一覧
[編集] GFF
- #0001 FA-78-1 FULL-ARMOR GUNDAM フルアーマーガンダム
- パーツの着脱によりフルアーマーガンダムからノーマルガンダムに換装できるアイテム(ただしノーマルガンダムはフルアーマーガンダムのカラーリングを基にした独自のカラーリングとなっている)。原型製作は小松原博之。
- #0002 PF-78-1 PERFECT GUNDAM パーフェクトガンダム
- パーツの着脱によりパーフェクトガンダムからノーマルガンダムに換装できるアイテム。初期ロットにおいてはタンポ印刷された機体名のスペルが一部 'PERFCET GUNDAM' と誤記されていた。原型製作は小松原博之。
- #0003 RX-78GP01 ZEPHYRANTHES GP01 ゼフィランサス
- ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)を立体化したアイテム。シリーズでは珍しく着脱・換装・変形といったギミックが存在しない。新規デザインされたロングバレル・ビームライフルが武装として同梱されている。原型製作は高橋信仁。
- #0004 G-ARMOR [RX-78 and G-FIGHTER] Gアーマー[RX-78ガンダム+Gファイター]
- Gファイターとガンダムのセット。分離・合体によりGアーマー、Gブル・Gブルイージー、Gスカイ・Gスカイイージー、ガンダムMAモードに変形可能。ガンダム部分は#0001・0002の素体をベースに一部改修されており、特にこれまでアーマーに隠れていた部分にもマーキングが施されているのが特徴。なお画集『GUNDAM FIX』の限定版仕様『GUNDAM FIX BOX』には本アイテムのパーツを全て無色のクリアパーツにした特別アイテムが同梱されている。原形製作は小松原博之(ガンダム部)と佐藤直樹(Gファイター部)。
- #0005 FA-010A FAZZ ファッツ
- パーツの着脱によりFAZZからΖΖガンダム形態に換装できるアイテム(ΖΖガンダム形態のカラーリングや頭部の造形はFAZZに準拠しており、正確にはΖΖガンダムとは異なる)。劇中に04号機・05号機・06号機の3機が登場している設定に合わせ、マーキングが「04」「05」「06」と異なる3種類のアイテムが同時販売されている。原形製作は高梨令。
- #0006 XXXG-01WE WING GUNDAM ウイングガンダム(アーリータイプ)
- ウイングガンダム(アーリータイプ)を立体化したアイテムで、バード形態に変形する。原形製作は吉山治樹。
- #0007 G-3 G-ARMOR [RX-78-3 and G-FIGHTER] G-3-Gアーマー[G-3ガンダム+Gファイター]
- #0004のリペイントアイテムで、G-3ガンダムのカラーリングとなっている(現在公式設定とされる灰色と薄紫ではなく、初期に用いられたほぼモノトーンのカラーリング)。なお、本アイテムは初回限定生産とされている。原形製作は小松原博之(ガンダム部)と佐藤直樹(Gファイター部)。
- #0008 RX-78GP02A PHYSALIS GP02A サイサリス
- ガンダム試作2号機(サイサリス)を立体化したアイテム。#0003同様に着脱・換装・変形といったギミックは存在しない。スキウレの砲を流用したビームバズーカが新規デザインされ、武装として同梱されている。原形製作は小松原博之。
- #0009 FA-93HWS νGUNDAM+HWS νガンダム+HWS(ヘビーウェポンシステム)
- パーツの着脱によりνガンダム(ヘビーウェポン装備型)からνガンダムに換装できるアイテム。原型製作は佐藤直樹。
- #0010 RX-78GP04G GERBELA GP04G ガーベラ(AMX-04A1 ガーベラ・テトラ改)
- 外装の組み換えによりガンダム試作4号機(ガーベラ)からガーベラ・テトラ改に換装できるコンバーチブルモデル。原型製作は鵜殿一佳。
- #0011 MSA-0011[Ext] Ex-S GUNDAM Ex-Sガンダム
- パーツの着脱によりSガンダムとEx-Sガンダムに換装できるコンバーチブルモデル。特にEx-Sガンダム形態では自立が困難なためか、シリーズでは初めてスタンドが付属している。カラーリングやディテールは「ガンダム・センチネル」ムック版掲載の画稿と作例で知られる“青いスプリッター迷彩”、いわゆる「リファインEx-S」を基にしているが、デザインのバランス自体はリファインEx-Sよりも人型に近い標準的な体形になっている。#0013のパーツを利用してBst形態への換装も可能。原型製作は高橋信仁。
- #0012 RX-178 GUNDAM Mk-II [TITANS Version] ガンダムMk-II[ティターンズ](RMS-154 バーザム改)
- 外装の組み換えによりガンダムMk-IIからその量産機であるバーザム改に換装できるコンバーチブルモデル。両機ともにティターンズカラーの濃紺でカラーリングされている。3機が生産されたガンダムMk-IIの劇中設定に合わせ、マーキングが「01」「02」「03」と異なる3種類のアイテムが同時販売されている。原型製作は高梨令。
- #0013 MSA-0011-3[Bst] PLAN303E "DEEP STRIKER" PLAN303E ディープストライカー
- パーツの着脱によりSガンダム「ディープストライカー」からSガンダム、Ex-Sガンダム、加えてBst形態に換装できるコンバーチブルモデル。SガンダムおよびEx-Sガンダム形態は基本的に#0011のリペイント(“赤いスプリッター迷彩”)だが、頭部がディープストライカー準拠のインコムの無いデザインになっている。その仕様故に商品化は困難といわれていたMSであり、当然当商品が初めての商品化でもある。ディープストライカー形態の巨大さと換装パーツの多さが相まってシリーズ中最大のアイテムである。原型製作は高橋信仁。
- #0014 MSA-0011[Ext] Ex-S GUNDAM [TASK FORCE α] Ex-Sガンダム(タスクフォース・アルファ)
- #0011のリペイントアイテム。α任務部隊(タスクフォース・アルファ)の公式設定に従ったトリコロールカラーとなっている。また本シリーズ向けのマーキングをあしらったドライデカールが付属している。原型製作は高橋信仁。
- #0015 FA-78-2 HEAVY GUNDAM [RX-78-1 PROTOTYPE GUNDAM] ヘビーガンダム(RX-78-1 プロトタイプガンダム)
- パーツの着脱によりヘビーガンダムからプロトタイプガンダムに換装できるコンバーチブルモデル。プロトタイプガンダムは従来のガンダム(#0001、#0002、#0004、#0007)をベースに各部に改修を加えたもので、原型師も異なる。ビームジャベリンやガンダムハンマーなど武装が多数付属するのも特徴。原型製作は小松原博之(素体)と吉山治樹(素体改修)、石澤タカユキ(武装)。
- #0016a XM-X1 CROSSBONE GUNDAM [X-1] クロスボーンガンダムX-1
- #0016b XM-X2 CROSSBONE GUNDAM [X-2] クロスボーンガンダムX-2
- クロスボーンガンダムX-1およびクロスボーンガンダムX-2のバリエーションアイテム。ほぼ同型機だがカラーリングが根本的に異なるため、ナンバリングにa/bの違いを与えて2色同時発売という販売形態がとられた。以後のシリーズでもしばしばこの方式が採られている。コア・ファイターの脱着ギミックも持つ。原型製作は吉山治樹(素体)と鵜殿一佳(武装)、みすまる☆ましい(マント)。
- #0017a MSZ-006A1/C1[Bst] Zplus ゼータプラス[ブルー]
- #0017b MSZ-006A1/C1[Bst] Zplus ゼータプラス[レッド]
- パーツの着脱によりZプラスA1、ZプラスC1、ZプラスC1[Bst](一般に「ハミングバード」として知られるバリエーションだが、このC1[Bst]はMS形態に変形するため正確にはハミングバードではない)の3機間で換装できるコンバーチブルモデル。それぞれウェイブライダー形態に変形可能。また青いスプリッター迷彩のカラーリング(#0017a)と赤いスプリッター迷彩のカラーリング(#0017b)のバリエーションアイテムでもある。原型製作は佐藤直樹(素体)と石澤タカユキ(C1[Bst]専用パーツ)。
- #0018 RX-78NT-1 ALEX [RX-78-4 GUNDAM G04] NT-1 アレックス[ガンダム4号機]
- 外装の組み換えによりNT-1アレックスからガンダム4号機に換装できるコンバーチブルモデル。ガンダム4号機のデザインは『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』向けの新設定を基にしており、装甲パーツ類を外して初期形態も再現できる。設定上、ともにガンダムの4号機であるという矛盾が物議を醸すこともあるこの2機体だが、本アイテムでは同一フレームを持つバリエーション機同士という解釈となっている。原型製作は石澤タカユキ。
- #0019 FXA-05D+RX-178 SUPER GUNDAM [FA-178 FULL-ARMOR GUNDAM Mk-II] スーパーガンダム&フルアーマーガンダムMk-II
- パーツの着脱によりスーパーガンダムからフルアーマーガンダムMk-IIおよびガンダムMk-IIに換装できるコンバーチブルモデル。ガンダムMk-II素体はエゥーゴでの白いカラーリングになっており#0012のリペイントでもあるが、頭部や腕部に微妙な差異も見られる。スーパーガンダムはGフライヤー形態に変形する。原型製作は高梨令。
- #0020 RX-78-6 MUDROCK [RX-78-5 GUNDAM G05] マドロック[ガンダム5号機]
- 外装の組み換えによりガンダム5号機からガンダム6号機(マドロック)に換装できるコンバーチブルモデル。デザインはそれぞれ『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』と『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』向けの新設定を基にしており、装甲パーツ類を外して初期形態も再現できる。本アイテムのパーツを外した素体自体は#0018と共通するもので、ガンダム5号機も武装を除けばガンダム4号機(#0018)とほぼ同デザインでこれに関してはリペイントに近い。なお商品パッケージにはマドロックのスペルが「MADROCK」と記載されているが、付属飾り台や過去の設定では「MUDROCK」とあることから、誤植の類であると考えられている。原型製作は石澤タカユキ。
- #0021a GUNDAM F90 [GUNDAM F91 (Capt. HARRISON)] ガンダムF90[ガンダムF91 ハリソン大尉専用機]
- 外装の組み換えによりガンダムF90からハリソン大尉専用ガンダムF91に換装できるコンバーチブルモデル。ハリソン大尉専用ガンダムF91のカラーリングは『機動戦士クロスボーン・ガンダム外伝 猿の衛星』登場時のものとなっている。F90用武装としてロングレンジライフルが付属するが、L型装備の全パーツは付いておらず、ミッションパック換装はできない。#0021bと同時発売のバリエーションアイテムで、ガンダムF91は#0021bとカラーリング違いの同モデルである。原型製作は赤羽一宏。
- #0021b GUNDAM F91 [GUNDAM F90II] ガンダムF91[ガンダムF90・2号機]
- 外装の組み換えによりガンダムF91からガンダムF90IIに換装できるコンバーチブルモデル。F90II用武装としてロングレンジライフルが付属するが、L型装備の全パーツは付いておらず、ミッションパック換装はできない。#0021aと同時発売のバリエーションアイテムで、ガンダムF91は#0021aとカラーリング違いの同モデルである。原型製作は赤羽一宏。
- #0022 MSZ-010 ZZ GUNDAM ΖΖガンダム[フルアーマーΖΖガンダム]
- パーツの着脱によりΖΖガンダムからフルアーマーΖΖガンダムおよび強化型ΖΖガンダムに換装できるコンバーチブルモデル。#0005をリペイントと共に改修・一部新造したアイテムである。原型製作は高梨令。
- #0023 MSN-00100 HYAKU-SHIKI [FA-00100S FULL-ARMOR HYAKU-SHIKI KAI] 百式[百式改─量産型&フルアーマー]
- パーツの着脱により百式から百式改、フルアーマー百式改、量産型百式改に換装できるコンバーチブルモデル。百式はガンダムの名を冠してはいないがδガンダムとして開発されたガンダムの一種であるため、このシリーズに加えられた。原型製作は佐藤直樹。
- #0024 MSZ-006 Z GUNDAM Ζガンダム
- Ζガンダムを立体化したアイテム。ウェイブライダー形態に変形する。原型製作は高梨令。
- #0025 RX-105 Ξ GUNDAM [RX-104FF PENEROPE] Ξ(クスィー)ガンダム
- 外装の組み換えによりΞガンダムからオデュッセウスガンダムおよびペーネロペーに換装できるコンバーチブルモデル。オデュッセウスガンダムから分離したペーネロペーユニットはフライトフォームに合体変形が可能。なお本アイテムではペーネロペー形態を「ペーネロペーガンダム」と呼称している。これまで立体化に恵まれずガレージキットでの商品化こそあるものの、当商品が初めて一般発売での立体化となった。原型製作は鵜殿一佳。
- #0026 RX-78-2 GUNDAM [RGM-79 GM] "Ver.Ka" RX-78 ガンダム[RGM-79 ジム]"Ver.Ka"
- 外装の組み換えによりガンダムからジムに換装できるコンバーチブルモデル。ともに『センチネル0079』に登場したいわゆる「ガンダム Ver.Ka」とジム改#ジム後期生産型がデザインの原型となっている。そのため本シリーズの過去のガンダムとはデザインが大きく異なり、流用の無い新造モデルとなっている。原型製作は石澤タカユキ。
- Z GUNDAM THE MOVIE EX Ζガンダム・ガンダムMk-II・百式[マグネットコーティング仕様]
- 映画『機動戦士ΖガンダムII-恋人たち-』公開記念として「マグネットコーティング仕様」と題され発売されたリペイントセット。こうした経緯のため従来のシリーズ商品と異なり、ナンバーが与えられていない。#0019・#0023・#0024からのリペイント(どれもコンバーチブルパーツは付属しない)で、光沢のあるパール塗装が施されている。特にガンダムMk-IIは全体の色味が明るくなり、より劇中のイメージに近い白色に塗装されているのが特徴。
- #0027 RX-79BD GUNDAM BLUE DESTINY UNIT ガンダムブルーディスティニー
- パーツの着脱によりブルーディスティニー1号機からブルーディスティニー2号機に換装できるコンバーチブルモデル。ブルーディスティニー2号機用の初期の青い肩とニムバスカラーに再塗装された赤い肩の両パーツが付属している。一般に「ジム・ブルーディスティニー」として知られる機体だが、本アイテムでは「ガンダムブルーディスティニー」と記載されている。原型製作は石澤タカユキ。
- #0028 RX-77-2 GUNCANNON [RX-77D GUNCANNON MASS PRODUCTION TYPE] ガンキャノン[ガンキャノン量産型]
- 外装の組み換えによりガンキャノンからガンキャノン量産型に換装できるコンバーチブルモデル。シリーズ初の「ガンダム」以外のモビルスーツである。原型製作は宮下憲一。
- #0029 GOD GUNDAM & NOBELL GUNDAM ゴッドガンダム&ノーベルガンダム
- ゴッドガンダムとノーベルガンダムのセット。ナンバリングされたアイテムとしては初のセット商品である。原型製作はみすまる☆ましい。
- #0030 MSZ-008 ΖII ΖII ゼッツー
- ΖII(ゼッツー)を立体化したアイテム。ウェイブライダー形態に変形する。原型製作は高梨令。
- #0031 XM-X3 CROSS BONE GUNDAM [X-3] [XM-X1 Full Cloth【F97】] クロスボーンガンダムX-3[クロスボーンガンダムX-1改・改]
- 外装の組み換えによりクロスボーンガンダムX-3からクロスボーンガンダムX-1改・改に換装できるコンバーチブルモデル。フルクロスが原作の登場を待たず付属している。原型製作は鵜殿一佳と吉山治樹。
- #0032 RGM-79SC GM SNIPER CUSTOM [RX-78-2 GUNDAM] ジム・スナイパーカスタム[RX-78 ガンダム(リアルタイプカラー)]
- 外装の組み換えによりジム・スナイパーカスタムからガンダムに換装できるコンバーチブルモデル。ガンダムは#0026のリペイントで、ガンプラの『リアルタイプガンダム』や映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士篇』ポスターで知られる黒とダークグリーンを基調としたカラーリングが採用されており、パッケージでは「ガンダム(リアルタイプカラー)」と表記されている。原型製作は石澤タカユキ。
- #0033 GX-9900 GUNDAM X / GX-9900-DV GUNDAM X DIVIDER ガンダムX[ガンダムXディバイダー&GXビット]
- ガンダムXからその装備バリエーションであるガンダムXディバイダーに加え、ビットモビルスーツであるGXビットに換装できるコンバーチブルモデル。従来のシリーズ作品と異なり雑誌媒体で原形製作者が明らかにされていないが、パッケージには「Modeling by Moriwaki Shuji[MIC], Musashino Koubou」と記載されている。
- #0034 RX-78 GP03 GUNDAM GP03
- 2007年3月発売予定。ガンダム試作3号機ステイメンのみの立体化で、アームドベースオーキスは#0013以上の大型になるためか付属しないが、オーキスの一部を模したスタンドが付属予定とのことである。
[編集] GFFMC
- GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE #1001 RX-78-2 GUNDAM Ver.Ka WITH G-FIGHTER
- ガンダムVer.KaとGファイターのセット。分離・合体によりGアーマー、Gブル・Gブルイージー、Gスカイ・Gスカイイージー、ガンダムMAモードに変形可能。新シリーズと言うべき#1000番台のアイテムの第1弾(発売順は#0033の次)で、従来のGFFで主に使われたPVC樹脂に代わり、ABS樹脂と金属パーツを使用した商品である。このためパッケージには超合金ブランドのロゴ表記も併記されている。サイズは従来の1/144相当ではなく、1/100(ノンスケールではなく明記)に大型化。#0000番台と異なり、商品名には日本語表記が無い。
- このモデルを元にバンダイとGINZA TANAKAと共同開発した、全身純プラチナ製で頭部カメラ部分にダイヤモンドを使った、参考価格3,000万円のガンダム「GUNDAM FIX PLATINUM」を制作した。これは展示向けであり販売されていない。「純プラチナ製 機動戦士ガンダム〔GUNDAM(ガンダム) FIX(フィックス) PLATINUM(プラチナム)〕」を製作。
[編集] 原型師
- 小松原博之
-
- #0001 フルアーマーガンダム
- #0002 パーフェクトガンダム
- #0004 Gアーマー ※ガンダム素体
- #0007 G-3-Gアーマー ※ガンダム素体
- #0015 ヘビーガンダム(RX-78-1 プロトタイプガンダム) ※素体ベース
- #0008 GP02A サイサリス
- #0001 フルアーマーガンダム
- 高橋信仁
-
- #0003 GP01 ゼフィランサス
- #0013 PLAN303E ディープストライカー
- #0011 Ex-Sガンダム
- #0014 Ex-Sガンダム(タスクフォース・アルファ)
- 佐藤直樹
-
- #0004 Gアーマー(Gファイター)
- #0007 G-3-Gアーマー(Gファイター)
- #0009 νガンダム+HWS(ヘビーウェポンシステム)
- #0017a ゼータプラス[ブルー] ※素体
- #0017b ゼータプラス[レッド] ※素体
- #0023 百式[百式改─量産型&フルアーマー]
- Ζガンダム・ガンダムMk-II・百式[マグネットコーティング仕様] ※百式
- #0004 Gアーマー(Gファイター)
- 高梨令
-
- #0005 ファッツ
- #0022 ΖΖガンダム[フルアーマーΖΖガンダム]
- #0012 ガンダムMk-II[ティターンズ](RMS-154 バーザム改)
- #0019 スーパーガンダム&フルアーマーガンダムMk-II
- Ζガンダム・ガンダムMk-II・百式[マグネットコーティング仕様] ※ガンダムMk-II
- #0024 Ζガンダム
- Ζガンダム・ガンダムMk-II・百式[マグネットコーティング仕様] ※Ζガンダム
- #0030 ΖII ゼッツー
- #0005 ファッツ
- 吉山治樹
-
- #0006 ウイングガンダム(アーリータイプ)
- #0015 ヘビーガンダム(RX-78-1 プロトタイプガンダム) ※素体新規造形部
- #0016a クロスボーンガンダムX-1 ※素体
- #0016b クロスボーンガンダムX-2 ※素体
- #0031 クロスボーンガンダムX-3[クロスボーンガンダムX-1改・改] ※素体
- 鵜殿一佳
-
- #0010 GP04G ガーベラ(AMX-04A1 ガーベラ・テトラ改)
- #0016a クロスボーンガンダムX-1 ※武装
- #0016b クロスボーンガンダムX-2 ※武装
- #0025 Ξ(クスィー)ガンダム
- #0031 クロスボーンガンダムX-3[クロスボーンガンダムX-1改・改] ※武装
- 石澤タカユキ
-
- #0015 ヘビーガンダム(RX-78-1 プロトタイプガンダム) ※武装
- #0017a ゼータプラス[ブルー] ※C1[Bst]専用パーツ
- #0017b ゼータプラス[レッド] ※C1[Bst]専用パーツ
- #0018 NT-1 アレックス[ガンダム4号機]
- #0020 マドロック[ガンダム5号機]
- #0026 RX-78 ガンダム[RGM-79 ジム]"Ver.Ka"
- #0027 ガンダムブルーディスティニー
- #0032 ジム・スナイパーカスタム[RX-78 ガンダム(リアルタイプカラー)]
- みすまる☆ましい
-
- #0016a クロスボーンガンダムX-1 ※マント
- #0016b クロスボーンガンダムX-2 ※マント
- #0029 ゴッドガンダム&ノーベルガンダム
- #0016a クロスボーンガンダムX-1 ※マント
- 赤羽一宏
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- #0021a ガンダムF90[ガンダムF91 ハリソン大尉専用機]
- #0021b ガンダムF91[ガンダムF90・2号機]
- #0021a ガンダムF90[ガンダムF91 ハリソン大尉専用機]
- 宮下憲一
-
- #0028 ガンキャノン[ガンキャノン量産型]
- Moriwaki Shuji[MIC], Musashino Koubou
-
- #0033 ガンダムX[ガンダムXディバイダー&GXビット]
- 紺野祐二
-
- 全ラインナップのマーキングデザイン
[編集] 画集とのラインナップの差異
前述のように本シリーズは元来、イラストレーション集『GUNDAM FIX』の立体化というコンセプトを持っており、商品ラインナップも同画集からチョイスされる事が大半であった。現在では構想の変化により画集に登場しない機体も立体化されているが、なおファンの間では同画集はしばしば今後のラインナップを予想する上での一つの目安とされている。
以下に#0033時点でGFFでは立体化されていない『GUNDAM FIX』掲載機を列記する(順序と表記は同画集ライナーノートに基づく)。
- JDG-009X/JDG-00X DEVIL GUNDAM
- LM314V21 VICTORY TWO GUNDAM
- RX-79(G) GUNDAM MASS-PRODUCT TYPE
- MRX-009 PSYCHO GUNDAM
- α000-0001 GAIA GEARα
- OZ-00MS TALLGEESE
- XXXG-00W0 WING GUNDAM 0
- OZ-13MS GUNDAM EPYON
- RX-78GP03S DENDROBIUM STAMEN
- MRX-010 PSYCHO GUNDAM Mk-II
- XXXG-01W WING GUNDAM ※アーリータイプは商品化済
- GF13-017NJ SHINING GUNDAM
- LM312V04 VICTORY GUNDAM
- RGZ-91 Re-GZ
- GX-9901-DX GUNDAM Double X
- RX-78GP-1Fb Fullburnern ZEPHYRANTHES
- XXXG-00WG WING GUNDAM 0 CUSTOM
- OZX-GU01A GUNDAM GEMINASS 01
- LM314V23/24 VICTORY TWO-ASSULT BUSTER GUNDAM
- GF13-001NHII MASTER GUNDAM
- RX-79[G]Ez-8 GUNDAM Ez8
- RX-78GP03 DENDROBIUM
- MUSYA GUNDAM
[編集] 関連項目
[編集] リンク
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