NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE
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NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE(にっさん あ、あべれいじ ビヨンド・ザ・アベレージ)は、毎週日曜日17:00~17:55にTOKYO FM制作・JFN系(radio CUBE FM三重を除く)37局ネットで放送されているラジオドラマ番組。2006年4月2日放送開始、日産自動車の1社提供。前番組は『松任谷由実 For Your Departure』で、2006年4月2日からは『松任谷由実 Sweet Discovery』を13:00~に移動の形で放送されている。なお、日産のスポンサー関係による実質的前番組は『SHIHOのNISSANナチュラル・パレット』。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 番組内容
- 東京は神田神保町にある中堅企業「大日本ジェネラル」に、とある男性社員がいる。彼の名は安部礼司。
- この番組は安部を中心としたストーリーに、ナイスサーティーズ、つまりイケてる30代の聴く耳をとらえて離さない、70、80、90年代ポップス(番組的には「ツボな選曲」と称している)を交えて展開されるラジオドラマである。(なお、サザエさんや機動戦士ガンダムのようなアニメソングやパタパタママなど選曲したこともあり、厳密にジャンルを制限しているわけではない。)
- 番組の流れは、安部の一週間を語る内容となっており、最後に安部が自宅でブログを更新するシーンで締めるのが通例である(なお、このブログにて重大発表が行なわれる場合もある)。2007年4月1日放送分よりドラマはセカンドシーズンに突入した。
[編集] 大日本ジェネラルとは
- 某電器メーカー傘下の中堅企業で、社員は約80名在籍。大阪、札幌、ニューヨーク、インドにも支社があるらしい。
- 2006年度
- 新たなる部署として「コンテンツ・ビジネス部」を設立。この目的はソフトウェア新規参入を計画することによる。部長の大場を筆頭に、安部ら3名が所属。新規部署で、まだ発展途上ということもあり、成果は今一歩といったところである。安部のアイデアで各地域の観光スポットなどを収めたカーナビソフト「ご当地ナビ」を開発し、納品作業完了と相成った。
- 2007年度
- コンテンツ・ビジネス部は僅か1年で解散。各所属社員はそれぞれ営業推進部営業推進課(通称:営業十課、略して営十)の異動を命じられた。
[編集] 主な登場人物
表記は「人物名:声の出演者」。
- 安部 礼司(あべ れいじ):小林高鹿
- 1971年10月10日生まれ、血液型A型、静岡県静岡市出身、35歳の「フツーなサラリーマン」。名前の由来は“平均率”を表す「アベレージ」。
- 性格はお調子者だが、非常に優柔不断でお人好し。そのために貧乏くじ的な役割を押し付けられることが多いものの、そのお人好しが故に周囲の人々から慕われている。しかし、好きな女性を追って、その女性が住む街へ行くというような、時として驚くような行動力を見せることがある。また高所恐怖症でありながらも、自らの意思で高いところに登ったこともある。
- 浪人生活を経て、日本大学経済学部卒。高カロリー高蛋白な食べ物を好み、好きな食べ物はハンバーグで嫌いな食べ物はグリーンピースとニンジン。また缶コーヒーと生物の産卵に対してはマニアとも言えるこだわりを持っている。最近は不二家のケーキもよく買っている。苦手なものはお化け屋敷。更に前述のとおり高所恐怖症である。とある心理テストで精神年齢は3歳と判明した。
- 人の話をよく聞かない母親(安部がゴールデンウィークで帰省した際も、ほぼ一方的にしゃべりつづけた)と、無口で影が薄い父親が健在。
- また大学時代の同級生で現在製薬会社勤務の“さとし”によれば、安部は大学時代は今よりもイケていたらしい。
- 先祖は武士であり、2006年のお盆にはその一人である“安部普通衛門(あべ・ふつえもん)”が現れた。(その回の放送はジングルが「安部普通衛門」の特別バージョンになった。)
- 一時期メタボリックシンドロームを気にし、ダイエットに挑戦したが、結局リバウンドしてしまった。
- センスは悪く、岩月加奈に言われるままにルパン三世のようなシャツやネクタイを買ったり、加奈と恋人どうしととなってからも、「安部どん」「加奈ぽん」と呼び合おうとする場面が見られる。しばらく加奈と順調に付き合っていたが、未練を残しながらも彼女の幸せを考え別れてしまった。(詳細は後述)
- 携帯の着信音は音程がなぜか外れたBOØWYの「Marionette -マリオネット-」(最後の音が高い)。
- 倉橋 優(くらはし ゆう):もたい陽子
- 1981年8月31日生まれ、血液型B型、25歳の小悪魔的OL。名前の由来は「クラッシュ」。
- 信条は「自分磨き&自分癒し」。好物はからすみで好きなものは野球、ミイラ、仏像など。くだらないダジャレにも爆笑してしまう。5ヶ国語を話せるという噂だが、真偽の程は定かではない。英語は堪能である。
- 祖父は経済界と繋がりのある大物らしいが、詳細は不明。刈谷の勤めるIT会社の社長である赤井彗星という名の兄がいる。ちなみに兄は官能小説を書いていて、大場とはライバルである。優の批判も、「若さゆえの過ちである」とかわす。
- 2006年のゴールデンウイークにはサーファーの彼氏とプーケットに行き、その際買ってもらった「不気味な置物」を安部へのお土産にするなど、結構酷い女である。彼とはその後破局し、その旨をわざわざ安部に報告するなど、知ってか知らずか思わせ振りな態度で安部を悩ませ続ける。
- 最近は安部のことが気になっていたようだが、それでも安部に恋人ができたことを好意的に受け止めていた。しかし、2007年の初夢は、安部と加奈が不仲になるような内容であった。(正夢か、その後安部と加奈は別れてしまう。)
- 祖父の勧めで会った、お見合い相手である早乙女から求婚されたが、本人は結婚する気はないという。
- 愛車は日産・オッティ。
- 特技はオッティーの替え歌作ること。
- 携帯の着信音は倖田來未の「恋のつぼみ」→Kaoru Amaneの「タイヨウのうた」→Mr.Childrenの「しるし」→安室奈美恵の「Baby Don't Cry」。
- 飯野 平太(いいの へいた):市川訓睦
- 25歳のサラリーマン、血液型はO型。愛知県豊橋市出身。安部を尊敬?し、敬愛する後輩。名前の由来は「イノベータ」。
- 前職は旅行代理店の会社員だったが、地方転勤を蹴って退職、大日本ジェネラルに中途採用で入社。「~っす!」という、体育会系を連想させる雑な敬語を話す。非常に人懐っこい性格で、実の母からホモ疑惑をかけられるほど安部を慕っており、ゲームやパソコン、アニメなどに非常に詳しい。が、それが災いして優など会社の同僚から「すね毛の生えたピーター・パン」などと呼ばれたこともあった。パソコンはマックユーザー。
- 偶然、街で出会った女性に恋をするも、後に刈谷の妻・イズミと判明し失恋。現在は、派遣社員である南総サトミに積極的にアプローチしているが、当のサトミは飯野に気がないらしく、体よくタカられている模様。
- そのサトミへのバレンタインのお返しとして、1回目は昼食をご馳走し、2回目は高価な消しゴムをプレゼントするが、手書きの官能小説を見られてしまった大場に使われてしまう。
- 母親の名前は“飯野カナ”、2006年10月29日現在で53歳(1952年もしくは1953年生まれ)。名前の由来は「いいのかな?」。夫との熟年離婚を考えている。どういうわけか安部にマジ惚れしており、安部のブログを1日数百回見たり、息子から安部に恋人ができたと聞いた時は、車で安部のもとに向かおうとするなど半ばストーカーのような一面をみせる。飯野自身も安部を「お義父さん」と呼ぶ心の準備が出来ているとのこと。
- 旅行代理店の元上司の虎部ルリオ(第49回放送で登場)がとても嫌いであるが、ご当地ナビ完成を目指して情報をもらう為にしぶしぶ再会した。
- そんな飯野もドラマが進むたびに成長が随所に見られることがある。(失踪した安部の仕事を引き継いで夜遅くまでやり遂げたり、刈谷の妻イズミを励ます等)
- 携帯の着信音は音程が普通のBOØWYの「Marionette -マリオネット-」。
- 刈谷 勇(かりや いさむ):杉崎真宏
- 安部の元同級生。AB型のRh-という珍しい血液型。名前の由来は「キャリヤイズム」。
- 東京大学を卒業後、ハーバード大学に進み、卒業。現在は六本木ヒルズにあるIT系の会社に勤めるサラリーマン。年収は数千万円(アハ~ン万円)。あらゆる面で安部よりも圧倒的優位に立ちつつ、なぜか安部をライバル視し、執拗に絡んでくる。当初「嫌な奴キャラ」であったが、安部との微妙な友人関係が明らかになるにつれ、「意外と結構いい奴」であるとファンも多い。笑い声をはじめ、周囲の者に“テンプルにカチンとくる”行動をとるのが特徴。
- 妻と娘がおり、妻とは学生時代の大恋愛の末に結婚。妻の名は“イズミ”。なお妻の生年月日は安部と一緒である。娘は“のんちゃん”と呼んでいる。実は非常に子煩悩であり、娘とはペアルックのパジャマを着ている。家族とは微妙な関係らしく、一時期は話し相手がオウムしかいなかった時もある。バレンタインデーのチョコは誰からも貰えなかったようで家族仲が心配される。
- 社会人サッカーチームに所属しキャプテンを務め、そのレベルはJリーグからも誘いを受けるほどの実力らしい。ちなみに勤務先の社長は、優の兄・赤井彗星である。「赤い彗星」に因み、“赤いスイス製”の高級自転車に乗っている。
- 番組タイアップ(日産・オッティ)のCMにて「東海道線の駅全部言えます!」と発言。鉄道ファンの可能性あり。公募していたCM替え歌の最優秀賞受賞曲を一人で歌い上げ、安部たちから顰蹙を買った(本人は満足げ)。
- 2007年の初めての放送では、安部から主役の座を奪い、『か、刈谷勇』という自らの番組という形でストーリーを展開する暴挙に出た。
- 第51回の放送にて安部とサトミの電話に乱入(本人曰く「混線」)するなど、アドリブを多々入れているものと思われる。
- 携帯の着信音はスターウォーズのオープニングテーマ曲。
- 大場 嘉門(おおば かもん):増田晋
- 安部の上司。(役職は部長)長野県出身、血液型はB型。47歳。名前の由来は「大バカモン」で、彼の口癖でも、しかも本人の性格そのものでもある。何故か安部の「フツーらしさ」に信頼を置いている。特技は金魚すくい。
- 周囲には美食家として知られており、愛読書は「東京カレンダー」と「大人の隠れ家」。また「LEON」も愛読していることから、いわゆるちょい不良オヤジであるが、反面、熟年離婚の危機も感じている。子供が2人おり、息子の名は“まなぶ”、娘は“けいこ”(名前の由来はリクルート発行のスキルアップ情報雑誌『ケイコとマナブ』)。
- mixiに興味を持つも招待状が貰えず、安部や飯野、優に頼むも誰も招待状を送らず、mixi八分になっていた(その後、誰かから貰えたらしい)。
- 趣味は自分の経験を元にした官能小説の執筆。「濡れた境内~炎に揺らめく毘沙門天~」というタイトルの小説を書き上げ、安部に感想を求めている。後にこの作品は官能小説の芥川賞と呼ばれる「エマニエル文学賞新人賞」を受賞。なお、新人の安室礼司(後述)は最初に尊敬の目で見ていたが、安部から事実を聞かされて幻滅した。
- 浮気相手と沼津に行ったり(2006年のゴールデンウィーク)、結局会うことは出来なかったものの、浮気相手に会いに鹿児島県の枕崎まで行ったこともある。またニューヨークにも“シンディ”という浮気相手がいる様子。
- 忘年会の余興は芸人魂に火がつくほどで、シーズンが近づくごとに楽しみにしている。2006年は安室とタカアンドトシの芸を披露。ちなみに前年はレイザーラモンHGのコスプレ芸を披露したが、トップバッターを務めた安部が先にその芸を披露したため落胆した。
- 女性雑誌に「ピエール大場」というペンネームで連載コラムを書いている模様。なお、このペンネームは官能小説執筆時にも使用している(優の兄・赤井彗星とはライバル同士)。
- 仕事中にこっそり会社のパソコンで官能小説(題名はドキドキ!部長の辛子明太子)を執筆していたが、凡ミスにより安部らのパソコンに一斉送信してしまう。その後、原稿用紙への手書きに切り替えるが、その原稿もサトミに見られ、飯野がサトミへのプレゼントにするつもりだった高級消しゴムで、狼狽しながらすべて消す羽目になってしまった。
[編集] 安部礼司のヒロインたち
- 現在、安部が主に好意を寄せているのは優だと思われるが、これまでに安部が好きになった、もしくは好意を持たれた女性たちが存在する。
- 西園寺 玲子(さいおんじ れいこ):
- 第7・8・52回に登場。
- 鹿児島県枕崎市出身。大日本ジェネラル コンテンツ開発部課長。飯野曰く「叱られたい」と思うファンが多いらしく、飯野もその一人である。最初は安部と反目し合っていたが、徐々に安部の「フツーな部分」に惹かれていった。しかし、本人の希望であるニューヨークへの赴任が決まり、安部の前から去ってしまう。がんばりすぎる性格で、その辺を安部と大場は心配している。
- 大場部長と一緒に沼津へ行った浮気相手が彼女だと思われる。第52回の放送で久しぶりに登場し、大場部長とは大人の会話を交わしていた。
- 岩月 加奈(いわつき かな):小関里恵
- 第17・18・22・29・30・33・36~45・47回に登場。
- 宮城県石巻市出身。26歳。名前の由来は「曰く付きかな」。初登場時は安部のオフィスの近くにある衣料品店の店長だった。畳屋の軒先で夕立ちの雨宿りをしていた時に、安部と運命的な出会いを果たす。料理が得意で、趣味は読書と旅行。好物はホットケーキ。好きな場所は図書館と鴨のいる公園。落ち着いた雰囲気と癒しの声から、レギュラー陣と比べても非常にファンが多い。が、直ぐに泣いたり、頑固であったりと意外な一面も垣間見せる。心理テストによると、精神年齢は80歳と判定された。
- 安部と一緒におばけ屋敷へデートに行くなどかなり親密になるが、彼女の父親が病気に罹ったために衣料品店を辞めて一時東京から去ってしまう。しかし2006年12月に東京に戻ってきた際には突然大日本ジェネラルを訪れ、安部に「萩の月」を置いてゆくなど徐々に安部に対し積極的になっていく。その後六本木ヒルズの近くにあるドラッグストアに勤めるようになり、偶然刈谷と顔見知りになる。
- クリスマスイブには実家から東京に出てきた父親とはぐれ、安部に助けを求める。その後父親が無事に見つかった後、ふとしたきっかけから安部とキスし付き合うこととなり、半同棲生活を送る。このまま幸せな日々を送るかに見えたが、父の容態が悪くなり、安部に未練を残したまま、突如故郷へと去ってしまう。
- 義理の兄である金太郎に対し、昔から兄弟以上の感情を抱いている様子が見られる。彼女の義兄への特別な感情を知ってしまった安部が断腸の思いで身を引いたことにより、全国のリスナーに惜しまれつつも安部と別れてしまった。
- 柿村 カテリーナ 和子(かきむら カテリーナ かずこ):古海裕子
- 第30・39・52回に登場。
- アフリカのコンゴ川流域近くの小さな国出身とされている(安部談)が詳細は不明。安部と同期入社。気が強く、新人研修時代から皆に嫌われていたらしい。が、安部だけには何やら違ったらしく、ツンデレの傾向がみられる。クリスマスイヴに安部と一緒に商店街のツリーの飾り付けを手伝っていたが、脚立から転落して捻挫してしまい、安部におんぶされて病院まで運ばれることになる。安部に渡すはずのチョコと手紙を持っていたが、渡せずじまいに終わる。第52回の放送でインド支社へ異動になることを安部に告げる。
[編集] 芸能人ゲスト
括弧内は出演回。
- 谷 啓(第4回)
- 大日本ジェネラルの会長役として登場。安部に「記録より記憶だよ。」と諭すような言葉を残す。
- GTP(第5回)
- 静岡駅の売り子及び本人役として登場した三人娘。静岡駅では帰省した安部に冷凍みかんと自分たちのCDを売りつけようとした。その後、安部がラジオを聞いているときに、流れてきた番組のパーソナリティーとして登場した。
- ルー大柴(第27・28回)
- タクシー運転手の麻生ジロウ(あそう じろう)役として登場。英語を覚えようとしている安部に対して、英語のレクチャーをしようとする。さらに安部の通う英会話スクールでも遭遇し、そこでは麻生と刈谷のかなり濃い共演が行われた。最後には帰宅する安部を乗せて、帯広までトゥゲザーしようとした。
- また次の回では、社員旅行で茨城県大子町に行く際にカーナビゲーションの音声として登場し、さらに泊まった宿の主人、マイケル近藤(マイケル こんどう)役としても登場している。
- 古谷 徹(第37・48回)
- 大日本ジェネラルの新人社員、安室礼司(あむろ れいじ)役(機動戦士ガンダムの主人公、アムロ・レイのオマージュ)として登場。安部とともに忘年会の会場探しに奔走し、その忘年会で大場とタカアンドトシのネタを披露するなどの活躍を見せた。その後、大阪へ転勤となる。しかし、今度は事務として札幌へ転勤になる。(ご当地ナビのデータの受け渡しが遅れたことが原因)
- なお、この回ではガンダムに関連する用語・セリフがネタとして多く使用された。例として「伸びるスーツ」を”モビルスーツ”と言い間違えるなど。
- 池田 秀一(第48回)
- 倉橋優の兄、赤井彗星(あかい すいせい)役(機動戦士ガンダムの、シャア・アズナブルのオマージュ)として登場。官能小説を書いていて、大場とはライバルである。ペンネームは「キャスバル・ハム・ダイコン」。妹の優から官能小説を書いていることを批判されたものの、「若さゆえの過ちである」とかわした。しかし、妹としばらく距離をおく為、「グラナダ」に旅立った。刈谷の勤めるIT企業の社長である。
[編集] その他の登場人物
- 南総 サトミ(なんそう さとみ)
- 第46・49・50・51・53回に登場
- ご当地ナビの納期が間近に迫ったコンテンツ・ビジネス部に派遣された派遣社員で、名前の由来は「南総里見八犬伝」から。23歳。熊本県出身。気が緩むと熊本弁が出る。
- 当初は、あまり仕事が出来ない可愛いだけの派遣社員だと思われたが、実は仕事の出来るスーパー派遣社員であることが判明。(ヒットしたドラマ『ハケンの品格』の大前春子を意識した発言もあった。)当初反目しあった優ともキラキラつながりで和解する。飯野にベタ惚れされるが、特別な感情はなし。
- また食べ盛り?らしく、何を食べても足りないらしい。
- 岩月 金太郎(いわつき きんたろう)
- 第47回に登場
- 加奈の義理の兄でアメリカで寿司職人になろうとしているが父の容態が悪くなり帰国。父のことを気遣う加奈を東京に戻そうとする。安部曰く、見た目は怖い感じらしいが、加奈の母親のように優しくしているらしい。安部と同い年の35歳。加奈は安部と金太郎を重ねて見ていた。
- 義理の妹の加奈の片想い相手だが、どうやらその想いには気づいていない。
[編集] 特番
- 特番は原則として東京地区ローカルで放送される。
- 2006年8月6日日曜日 19:00-20:00(JST) サンデースペシャル あ、安部礼司 -BEYOND THE AVERAGE- スペシャルエディション ~ザ・番外編
- 2006年11月23日木曜日 18:00-19:00(JST) ホリデースペシャル あ、安部礼司 -BEYOND THE AVERAGE- 今さらツボなセレクション 冬の陣
[編集] スタッフ
- 脚本:北阪昌人 ・村上大樹
- 協力:クリオネ ・ナイロビ ・ワタナベエンターテインメント・劇団青年座・東京俳優生活協同組合
- 企画・原案:堀内貴之
- プロデューサー:春山宏明(TOKYO FM 編成制作局番組制作部専任部長)
- 総合演出:勝島康一(MEGAHOUSE)
- 演出:高橋智彦(TOKYO FM)・田中豊(MEGAHOUSE)
[編集] 漫画版
コミカライズ版がフリーペーパー式の漫画雑誌「コミック・ガンボ」に連載された(全10回)。作画担当はしりあがり寿。なお、首都圏以外の配布されない地域でもWeb版で読むことが出来る。
[編集] 外部リンク
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