RUN (B'z)
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| RUN | ||
|---|---|---|
| B'z の アルバム | ||
| リリース | 1992年10月28日 | |
| ジャンル | J-POP | |
| 時間 | 46分34秒 | |
| レーベル | BMGルームス | |
| プロデュース | 松本孝弘 | |
| チャート順位 | ||
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| 売上枚数 | ||
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| B'z 年表 | ||
| B'z TV Style SONGLESS VERSION （1992年） |
RUN （1992年） |
FRIENDS （1992年） |
『RUN』（ラン）は、日本のロックグループ、B'zが1992年10月28日にBMGルームスからリリースした、6枚目のオリジナルアルバム、およびそのアルバムの4曲目に収録されている楽曲のタイトルである。アルバム未収録シングル曲は『BLOWIN'』。
目次 |
[編集] 内容
現在のB'zサウンドに通じるハードなロック路線のアルバムである。ホーンやベースがすべて生音になるなど、打ち込みの割合も前作よりも減っている。またポップ、ロックが満遍なく散りばめられ、聞きやすいアルバムとなっている。「ALONEのようなメジャー系のバラードをやる気がなかった(松本)」という意図から、明るい調子のバラードは収録されていない。アルバムタイトルは発売直前までシングル曲の『ZERO』であったが、後に『RUN』という楽曲が製作されたとき、そちらのタイトルの方がいいとして変更された。
初回盤はCDケースの色が黒で、B'zの5枚綴りのフォトカード、フォトカードとCDケースを入れる紙製の箱が付属しており、レーベル面はゴールド塗装となっている。通常盤は普通の透明のCDケースでレーベル面はシルバー塗装である。そのため、ファンの間ではベストアルバム『B'z The Best "Pleasure"』と『B'z The Best "Treasure"』が出る前に発売されたことから「元祖金銀盤」とも呼ばれている。
[編集] 売り上げ
- 初動売上119万枚、累計220万枚の大ヒットとなった。初動売上は前作に続き当時の歴代最高初動を更新した。B'zのオリジナルアルバムの中ではNO.3の売上である。
- 1992年年間アルバムチャート6位。
売上はいずれも(株)オリコン調べ。
[編集] 収録曲
曲の解説やタイアップ等はB'zで解説しているため一部簡潔に解説する。
- THE GAMBLER (5:27)
- ZERO (4:50)
- シングル曲。『RUN』が出来る前はアルバムの表題曲だった。
- 紅い陽炎 (4:59)
- 大人の恋愛を歌った重苦しいバラード。歌詞のテーマは不倫であり初期の稲葉の歌詞にはよく見られるシチュエーションである。
- RUN (3:53)
- このアルバムの表題曲。B'zの二人のことを歌った曲らしい。1998年に日産・アベニールCMソングに起用。また2005年の岡山国体のテーマソングにもなった。ライブではアンコールで披露されることが多い。ベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』にはハードロック色の強まった『RUN -1998 style-』が収録されている。
- Out Of Control (3:55)
- NATIVE DANCE (4:55)
- アレンジなど、過去の作品とポップさを共有しており、本作中においてはポップな楽曲となっている。曲中にはネイティブアメリカンの音楽のようなコーラスで歌われる箇所があり、ライブではその箇所に振り付けがなされ、観客全員がコーラスと踊りに参加する。この頃稲葉は作詞方法を変えたかったそうで、そのきっかけになったのがこの曲だと語っている。
- MR. ROLLING THUNDER (4:34)
- ヘビーなディストーションギターサウンドが要となっているロックチューン。ホーンや分厚いコーラスのアレンジが曲を明るく開けた雰囲気に仕立てている。稲葉がアメリカへ一人旅した時に見た風景を歌詞にした。歌詞には一部過激な描写がある。曲のラストには稲葉の圧巻の連続シャウトがある。
- さよならなんかは言わせない (4:29)
- 別れの歌だが、明るいメロディラインやアレンジで、歌詞も前向きなポップ・バラード。ライブでも数回披露された。バラードベストに収録が期待されたが諸事情により回避された。
- 月光 (5:33)
- ギターアルペジオやキーボードによる伴奏、そしてストリングスが楽曲の幻想的なイメージを醸し出すスローバラード。タイトルにもなっている「月光」は、稲葉がこの曲のギターソロからインスピレーションを受けて名付けられた。作詞のアイデアが出ず苦戦していたこの曲への突破口となったという。ちなみに稲葉の父親が一番好きなB'zの曲である。「めちゃめちゃイケてる!」内のコーナー「ツタンカーメンの部屋」のオープニングにイントロ部分が使用されていた。
- Baby, you're my home (4:04)
[編集] 参加ミュージシャン
- 松本孝弘：ギター、作曲、編曲
- 稲葉浩志：ボーカル、作詞
- 明石昌夫：ベース、マニピュレーター、編曲
- 田中一光：ドラム
- 増田隆宣：キーボード（#1,3,4,6,9）
- 勝田かず樹（DIMENSION）：サックス（#1,2,4,6,7）
- 下神竜哉：トランペット（#1,6,7）
- 澤野博敬：トランペット（#1,2,6,7）
- 野村裕之：トロンボーン（#1,2,6,7）
- 加藤友彦：ブルースハープ（#10）
| 前作 | B'zのオリジナル アルバム | 次作 |
|---|---|---|
| IN THE LIFE | The 7th Blues |
| オリコン週間アルバムチャート第1位 1992年11月9日付 |
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| 前作: 竹内まりや 『Quiet Life』 |
B'z 『RUN』 |
次作: CHAGE&ASKA 『GUYS』 |
