みさき公園駅
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みさき公園駅(みさきこうえんえき)は、大阪府泉南郡岬町にある南海電気鉄道の駅。
事実上の岬町の中心駅で、南海本線の全列車が停車する。
なお、一部乗車券などには「岬公園」などと印字されるほか、駅周辺の道路標識にも「南海 岬公園駅」などと表記されている。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式2面5線のホームを持つ盛土駅である。島式ホームはそれぞれ1・2番線、3・5番線となっており、3番線の和歌山市寄りを切り欠いた部分が4番線となっている。なお、4番線は多奈川線の12時台の列車1本が使用する以外は使用されない。改札口はみさき公園側と南の道路側の2ヶ所にある。
1 | ■南海本線(下り) | 和歌山市・和歌山港方面(待避線・待避列車) |
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■南海本線(上り) | 泉佐野・堺・難波・(泉佐野乗換)関西空港方面 ※当駅折返し区急・普通 |
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2 | ■南海本線(下り) | 和歌山市・和歌山港方面 |
3 | ■南海本線(上り) | 泉佐野・堺・難波・(泉佐野乗換)関西空港方面 |
4 | ■多奈川線 | 多奈川行き(12時台の列車1本のみ) |
5 | ■多奈川線 | 多奈川行き(上記以外の全列車が発着) |
[編集] 利用状況
2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は6384人。この数字は南海の駅全体では99駅中45位、南海本線の駅(今宮戎・萩ノ茶屋は除外)としては40駅中24位。
[編集] 特徴
- 難波方面からの昼間時の区間急行、ラッシュ時の一部の普通車はこの駅で折り返す。
- 急行や特急「サザン」号の停車駅となっている。
- 前述した通り、4番線は正午以外の時間帯は使うことがない(2005年11月27日以降)。もっとも、多奈川線はピストン輸送となっているため、当駅で2線も使うようなダイヤになっていない。わざわざ一日一度だけ4番線を使うのはレール磨きのためと、使用車両の取替えのためである(車庫から送り出された回送車が4番線に発着後、多奈川行きとなり、その時点で5番線に到着した多奈川からの列車は車庫へ回送される)。
- なお、2005年11月26日以前は初発列車のみが4番線を使用していた。過去には5番線に入線するなんば行きの普通車も僅かながら存在し、この駅で急行の待避を行っていた。
- 平日の夜、20時06分着、20時11分発の区間急行・和歌山市ゆきは、20時10分発の急行・和歌山市行きを待避している。
[編集] 駅周辺
南海系の遊園地・みさき公園の最寄り駅である(駅北方)。駅西方には大阪ゴルフクラブ淡輪コースがある。
駅前のロータリーから、コミュニティバスのミニループバスみさき(赤バス)や、泉南メモリアルパーク・大阪ゴルフへの送迎バスが発着。他に和歌山大学へ向かうサザンエアーポートバスや、与田病院の送迎バスが運行。
- 岬郵便局
- 西陵古墳 (さいりょうこふん)
- 白峠山古墳(しらとやまこふん)
- 真鍋山古墳(まなべやまこふん)
- 岬町立岬中学校(みさきちゅうがっこう)
[編集] 歴史
- 1938年(昭和13年)7月23日 南海鉄道の「南淡輪駅」として開業。
- 1944年(昭和19年)5月31日 多奈川線開通に伴い、駅を移転。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1957年(昭和32年)4月1日 駅名を「みさき公園駅」に改称。
[編集] その他
[編集] 隣の駅
- 南海電気鉄道
- ■南海本線
- ■多奈川線(普通車のみのワンマン運転)
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- みさき公園駅 - 深日町駅
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