アルミン・ジョルダン
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アルミン・ジョルダン(Armin Jordan, *1932年4月9日 ルツェルン - †2006年9月20日 チューリヒ)はスイスの指揮者。エルネスト・アンセルメ以来の国際的なスイス人指揮者として世界的に通っている。息子フィリップも指揮者である。名前は、出身地であるスイスのドイツ語圏では通常「ヨルダン」と発音されるが、フランス語圏スイスのスイス・ロマンド管弦楽団(後述)の指揮者として有名になったため、フランス語読みの「ジョルダン」が定着したものと思われる。
国内各地(ビール、ゾロトゥルン、ザンクト・ガレン、チューリヒ、バーゼル、ジュネーヴ、ローザンヌ)でさまざまな演奏団体を指揮した後、1985年から1997年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者に就任。
オネゲルやシェック、マルタンといったスイス人作曲家の作品や、ドビュッシーやラヴェルといったフランス音楽を得意とした。一方、現代で最も深遠なリヒャルト・ワーグナー解釈をする指揮者としても知られており、とりわけ《パルジファル》の解釈には定評がある。また近年は、マーラーやツェムリンスキーなどウィーン世紀末の音楽にも取り組み、すぐれた成果を上げていた。
2001年にメトロポリタン歌劇場でワーグナーの《指環四部作》を指揮中に肺炎を患ってから、活動が停滞しがちになっていた。
先代: ホルスト・シュタイン |
スイス・ロマンド管弦楽団首席指揮者 1985–1997 |
次代: ファビオ・ルイージ |