クレイジータクシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャンル | アクションゲーム |
対応機種 | アーケード ドリームキャスト[DC] プレイステーション2[PS2] ゲームキューブ[GC] Windows[Win] ゲームボーイアドバンス[GBA] PSP[PSP] |
開発元 | ヒットメーカー |
発売元 | セガ |
人数 | 1人専用 |
メディア | [AC]:NAOMI [DC]:GD-ROM [PS2]:CD-ROM [GC]:光ディスク [GBA]:ロムカセット [PSP]:UMD |
発売日 | [AC]:1999年 [DC]:2000年1月27日 [PS2]:2001年11月22日 [GC]:2002年5月30日 [Win]:2002年9月26日 [GBA]:2003年 [PSP]:2007年 |
価格 | [DC]:5,800円(税抜) [PS2]:5,800円(税抜) [GC]:4,800円(税抜) [Win]:6,800円(税抜) |
その他 | PC版の体験版はこちらのサイトでダウンロード可 |
クレイジータクシー(CRAZY TAXI)は、ヒットメーカー開発、セガ発売のドライビングアクションゲームシリーズである。NAOMI基板で製作された。通称は「クレタク」。
[編集] 概要
主な舞台はアメリカ。主人公はタクシーの運転手。フィールド上でタクシーを呼んでいる客を乗せ、時間内に目的地へ到着させることが目的。
目的地に1秒でも早く到着するために一方通行を逆走したり、公園や広場、さらには鉄道線路上や地下鉄の駅構内・トンネル内を突っ切ろうともOK。道なき道を進むような、一般道ではありえないような暴走であっても構わない。また、乗客も道ばただけではなく海の中や建物の2階にあるテラスなどで待っている。基本的には目的に早くつけばつくほど高ポイント。しかし、規定の時間を過ぎてしまうと乗客は怒って、走行中のタクシーから飛び降りてしまう。目的地に到着できると残り時間が2秒、非常に早く到着できれば5秒、それぞれ持ち時間が回復する。
コマンド技としてクレイジーダッシュ、クレイジーバックダッシュ、クレイジードリフトなどがある。特に急発進・急停車を可能とするクレイジーダッシュ、バックダッシュは最重要テクニックといえる。
裏技としてタクシーをリヤカーや木馬、さらには乳母車に変える(性能は通常のタクシーとほとんど同じ)というものがあった。
坂などを利用して大ジャンプを行ったり、クレイジードリフトを行ったり、対向車とのすれすれを走るとチップ (=得点) を追加でもらうことができる。これらを繰り返せばもらえるチップの倍率が上がっていく。一方、障害物や車にぶつけるとチップの倍率は戻ってしまう。
ゲーム中のBGMとしてオフスプリングやバッド・レリジョンなどパンクロックの曲が採用されている。特にオフスプリングはゲームの雰囲気にあまりにもハマりすぎていたため、続編で曲が削除された際にユーザーから少なからず文句が出たほどであった。
また、家庭用ゲーム機の移植版ではタクシーを利用したミニゲームである『クレイジーX』が用意されており、より遠くにジャンプするクレイジージャンプ、∞のコースを進むクレイジーインフィニティなどが存在した。こちらも本編同様に中毒度が高く、またオンラインでスコアが登録できたこともあって少なからずゲーム廃人を生んだ。
[編集] シリーズ
- CRAZY TAXI (アーケード、ドリームキャスト、プレイステーション2、ニンテンドーゲームキューブ、Windows)
- CRAZY TAXI2 (ドリームキャスト)
- CRAZY TAXI3 High Roller (Xbox、Windows)
- CRAZY TAXI High Roller (アーケード)
- Crazy Taxi: Catch a Ride (ゲームボーイアドバンス)
- CRAZY TAXI: Fare Wars (PSP)
アーケード版では、アップライト型の専用筐体が存在した。ゲームボーイアドバンス版、PSP版(2007年夏予定)は海外で発売されている。