スティーヴン・コヴァセヴィチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
スティーヴン・コヴァセヴィッチ (Stephen Kovacevich, 1940年12月17日 -)はアメリカ合衆国出身のイギリスのピアニスト。カリフォルニア州出身。以前はスティーヴン・ビショップ Stephen Bishopもしくはビショップ=コワセヴィチと名乗っていた。父親はクロアチア人。母親はイタリア系アメリカ人とも、クロアチア系アメリカ人とも言われる。
11歳のときサンフランシスコで神童としてデビュー。18歳でロンドンに渡り、マイラ・ヘスに入門、これ以降はイギリスに滞在している。
ベートーヴェンやシューベルト、ブラームスのようなドイツ・ロマン派音楽の解釈に定評があるが、スラヴ系・ハンガリー系の音楽にも親近感を表明しており、中でもショパンやラフマニノフ、プロコフィエフ、バルトークを得意としている。また、ドビュッシーやストラヴィンスキー、ベルクなどの20世紀音楽もレパートリーとしており、リチャード・ロドニー・ベネットからは協奏曲を献呈されている。
ソリストとしての活動のほか、協奏曲や室内楽の演奏・録音でも評価が高い。1972年に初めて来日して以来、頻繁に日本で演奏旅行を行なっており、とりわけ1990年代後半には例年のように来日し、得意のベートーヴェンやブラームスを中心とするプログラムを聞かせた。
ピアノ演奏のほかに指揮活動にも取り組んでいる。熱狂的なテニス愛好者としても有名。マルタ・アルゲリッチとの間にもうけた娘ステファニーは写真家。
[編集] 外部リンク
- ファンサイト (日本語)