不二家の時間
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不二家の時間(ふじやのじかん)は、ラジオ東京テレビ(KRテレビ)=TBSテレビで1959年6月から1973年10月に、日本の菓子メーカー・不二家の1社単独提供で放送された日曜19:30-20:00枠内のタイトルである。
開始から1965年8月までの6年強は米国制作のアニメ番組「ポパイ」が放送され、その後はTBS制作によるアニメ、後期はドラマが放送された。
目次 |
[編集] 作品リスト
- ポパイ(1959年6月から1965年8月)
- オバケのQ太郎(1965年8月から1967年3月)
- パーマン(1967年4月から1968年4月)
- 怪物くん(1968年4月から1969年3月 ここで一旦アニメーション枠終了)
- 青空に飛び出せ!(1969年4月から9月 ここからドラマ枠)
- サインはV(1969年10月から1970年8月)
- アテンションプリーズ(1970年9月から1971年3月)
- 美しきチャレンジャー(1971年4月から10月)
- 美人はいかが?(1971年10月から1972年4月 ここで一旦ドラマ枠終了)
- アニメドキュメント ミュンヘンへの道(1972年4月から8月 ここから再びアニメーション枠に戻る)
- モンシェリCoCo(1972年8月から11月 ここで再びアニメーション終了)
- 新諸国漫遊記・笛吹童子(1972年12月から1973年6月 ここから再びドラマ枠に戻る)
- がんばれ!兄ちゃん(1973年6月から10月 これで不二家の時間終了)
[編集] 備考
- 「オバケのQ太郎」、「パーマン」、「怪物くん」はその後テレビ朝日にてリメーク版のアニメーションが製作された。アニメーション制作はいずれもシンエイ動画(オバケのQ太郎はその前に一度「新オバケのQ太郎」として日本テレビでリメークされた)
- 「サインはV」は、その後1973年の不二家の時間解消後に、複数スポンサーの提供によって続編が製作された。
- 「アテンションプリーズ」は、2006年にフジテレビジョンで火曜日21時ドラマ枠で新版が製作された。
- 「サインはV」の頃が人気・視聴率・勢いのピークだった。しかし、皮肉にも同じ日に、その裏番組として、フジテレビでアニメ「ムーミン」が始まる。この枠は「カルピスまんが劇場」と名乗り、低年齢の子供層やその親を中心に人気を博する。視聴率ではしばらく「不二家の時間」枠が上回っていたが、次第にその座を明け渡すことになる。そして、「不二家の時間」枠終了後の「サインはV」続編終了後半年間レギュラー番組中断を経て「猿の軍団」が半年間放送されたのを最後に、TBS日曜日夜7時30分の子供向けアニメ・ドラマ枠は終了し、その存在はフジテレビの「カルピスこども劇場」(後の「世界名作劇場」枠)に引き継がれた形となる。
[編集] ネット局
- ラジオ東京テレビ(後に東京放送=TBSテレビに社名・名称変更)
- 北海道放送
- 岩手放送(現・IBC岩手放送)
- 東北放送
- テレビ山梨(1970年4月~)
- 静岡放送
- 中部日本放送
- 朝日放送
- 山陽放送
- 中国放送
- テレビ高知(1970年4月~)
- RKB毎日放送
- 大分放送
- 長崎放送
[編集] 関連項目
KRテレビ→TBS 日曜19:30枠 | ||
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