チャットモンチー
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チャットモンチー | ||
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基本情報 | ||
愛称 | チャットモ、チャット | |
出身地 | ![]() |
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ジャンル | ロック ポップス(J-POP) |
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活動期間 | 2000年~ | |
レーベル | Ki/oon Records(2005年~) | |
公式サイト | http://www.chatmonchy.com/ | |
メンバー | ||
橋本絵莉子(ギター、ボーカル) 福岡晃子 (ベース、コーラス) 高橋久美子(ドラム、コーラス) |
チャットモンチー (chatmonchy) は、徳島県出身のスリーピースガールズロックバンドである。略称は「チャットモ」、「チャット」など。所属レコード会社はキューンレコード。
バンド名に特に意味は無く、結成当時のドラマーがバンド名に「もんちー」を入れたいと言い、それに最も合う言葉が「チャット」だったのでチャットモンチーとなった。
メジャーデビュー以降、元SUPERCARのいしわたり淳治をプロデューサーとして迎えている。メンバー全員が作詞を行う。
目次 |
[編集] メンバー
[編集] 橋本絵莉子
(はしもと えりこ、1983年10月17日 月 )血液型A型。徳島県立城東高等学校卒業。ギター、ボーカル担当。全楽曲の作曲を務める。作詞もする。愛称:えりこ、えっちゃん、はしえりちゃん。自他共に認める激しい人見知り。ギターを始めたのは兄の影響を受けたため。
- 昔はレスポール派だったがあらゆる人に「似合わない」と言われ、現在はテレキャスターを愛用している。ギターは本人曰く「あぐらで弾きたい派」という事で、プロデューサーのいしわたり淳治が「絵莉子、ハウス!」と布を敷き、その上で弾く事がある。その布は関係者内で「ハウス」と呼ばれている。
- アンプはVOX AC-30を、アンプケースの上に設置して使用。そして、よくMATCHLESS製のアンプも隣においてある。今ではMATCHLESSのほうが使用頻度が高い。
- ライブでは黄緑色のストラトも使用。
- BONNIE PINKが好きでいつも歌っていて、母親がBONNIE PINKの曲を本人の曲だと勘違いしていたというエピソードがある。
- ラーメンの天下一品フェチ。
- 高校時代、ラーメン部を友人と二人で作ったが、友人がラーメンの食べすぎで体を壊してしまったため解散。
- 本人曰く、大の料理下手。
- 卵が好き。肉が嫌い。ミンチなどは食べられるが、焼肉やカレーに入っているような大きい肉が食べられない。自宅ではもっぱら、徳島の母親から送られてくる「魚肉ソーセージ」を愛食。
- 「たらこキューピー」が好き。マネージャーは、UFOキャッチャーで●000円かけてまで、たらこキューピーのぬいぐるみを取った(本人曰く、可愛い絵莉子のために)。その時、福岡が携帯で撮った橋本とたらこキューピーの2ショット写真は「えりこ萌え(ハート)」というタイトルで保存して、福岡の待ち受けにされていた。
- 高2でチャットモンチーを結成し、本格的に音楽に目覚めてしまったため、進学クラスにいるのに高3の模擬試験では志望校欄を白紙で出し、先生にその理由を問われた時「ないもん!」と返答したというエピソードがある。この話は福岡から「えりこ伝説」と呼ばれている。
- ファンからの扱いは完全にアイドル状態であるが、当人の反応は微妙である(本来ロックバンドとしてチャットモンチーを行っている)。
[編集] 福岡晃子
(ふくおか あきこ、1983年4月16日 土 )血液型A型。鳴門教育大学卒業。ベース、コーラス担当。作詞。愛称:あっこ、あっこびん、あっこせい(いしわたり淳治のみ・個性的なベースを弾くから)。
- 中学生の時はバレーボール部に所属していた。今でもバレーボールのサークルを結成しようと葛藤中
- SUPERCARの大ファンである。いしわたり淳治と初めて会った時、ショッキングピンクのパーカーを着ていて本人は「少し恥ずかしかった」らしい。
- チャットモンチー加入前はギター担当だった。
- アイスクリームが大好きで、よく箱買いをする。
- 1stアルバム「耳鳴り」のレコーディング中、気分が悪くなって早退し、乗っていた電車を降りた瞬間倒れてしまい、駅員さんに運ばれた。
- メンバー曰く「3人の中で一番女の子らしい」。
- チャットモンチーを「ギャルバン」や「アイドル」扱いされることを非常に嫌っている。
[編集] 高橋久美子
(たかはし くみこ、1982年4月10日 土 )血液型O型。鳴門教育大学卒業。ドラム、コーラス担当。作詞。愛媛県出身で、「みかんが主食。」を公言している。愛称:クミコン。
- 本人曰く「チャットモンチーをやるまで教師になることしか頭になかった」。国語教師の免許取得。
- ニット帽を好んでよく身につけている。
- 漫画が大好きで、いつも読んでいる。
- コーラスのレコーディングで、失敗すると何故か1人で大笑いしている。
- 和菓子の「月」シリーズを集めて、ワイワイ言っている。
- 学年的には橋本・福岡のひとつ上であり、加入当初は橋本に「くみこんさん」と呼ばれていた。
- 三姉妹の次女。
- 年上なのにたまに福岡晃子の事を『あこさん』と呼ぶ。
- 実家が豪農。
- 目がとても悪い。(TFMのチャットLOCKS!の福岡晃子によると 左目:0.03,左:0.02 である)
[編集] 略歴
- 2000年、橋本によりバンド結成。徳島市を中心に活動開始。当時のメンバー編成はツインボーカル、ツインギター、ベース、ドラムの6人編成。
- 2002年、受験により、橋本以外のメンバーが全員脱退。橋本が通っていた高校の同級生だった福岡が加入。
- 2003年、男子ドラマーが加入。その後脱退。橋本と福岡でアコースティックライヴをし続ける。
- 2004年、福岡が通っていた大学のサークルの先輩だった高橋が加入。自主制作盤としてミニアルバム「チャットモンチーになりたい」(廃盤)リリース。手売りで地元を中心に1500枚ほど売れる。
- 2005年11月23日、SUPERCARのいしわたり淳治プロデュースによるアルバム「chatmonchy has come」(キューンレコード)でメジャーデビュー(20,000枚を超えるロング・セラーを記録中)。
- 2006年3月1日シングル「恋の煙」リリース。
- 同4月30日、徳島県のはなはるフェスタにてメジャーデビュー後初の凱旋野外公演を行う。メンバー自身も驚くほど地元の様子が変わっていたとのこと(徳島にすき家が出店していたなど)。
- 同7月5日1stアルバム「耳鳴り」を発売(オリコンチャート初登場10位)。
- 同7月16日、ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES. 2006に出演。
- 同7月25日、くるりと広島クラブクアトロにて対バンとして出演。くるりの岸田繁は公式HPの日記においてチャットモンチーを高く評価していた。
- 同8月6日茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で行われたROCK IN JAPAN FESTIVALの最終日に出演。2006年より新設されたWING TENTの大トリを務めた。MCにて「去年は客として来ていた。」というエピソードを披露していた。また、同じ日に出演していたART-SCHOOLの木下理樹は公式HPの日記において「メディアにプッシュされすぎていて聞かず嫌いになっていたがライブは素晴らしかった」と評価した。ART-SCHOOLと同じく、同じ日に出演した矢野顕子もフェスで彼女達の演奏を見て、日本版の公式ページの日記で「めちゃカッコイイ!」と書いており、自身がパーソナリティを務めたラジオ番組で「フェスで見た中でとっても良かったアーティストの曲をかけます。最近大好きなバンドです。」と言って、「chatmonchy has come」収録曲である「ツマサキ」をかけた。
- 同9月24日スペースシャワーTV主催ライブ「SWEET LOVE SHOWER 2006」に出演。
- 11月15日発売の3rdシングル「シャングリラ」がオリコン初登場6位。初のトップ10入りを果たす。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- 恋の煙(2006年3月1日)
- 恋の煙
- JAPAN COUNTDOWN(テレビ東京)オープニングテーマ
- スペースシャワーTV 2006年3月期 POWER PUSH
- 湯気
- 決まらないTURN
- 恋の煙
- 恋愛スピリッツ(2006年6月7日)
- 恋愛スピリッツ
- フジテレビ系 「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」2006年6~7月度エンディングテーマ
- 同年7月5日発売のコンピレーションアルバム「ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2006」にも収録
- 手の中の残り日
- Y氏の夕方
- 恋愛スピリッツ
- シャングリラ(2006年11月15日)
- 女子たちに明日はない(2007年4月18日発売予定)
- 女子たちに明日はない
- バスロマンス
- 春夏秋
[編集] アルバム
- chatmonchy has come(2005年11月23日)
- ハナノユメ
- JAPAN COUNTDOWN(テレビ東京)2005年11月度エンディングテーマ、tvk『saku saku』2005年11月度エンディングテーマ
- DEMO、恋はサーカス
- ツマサキ
- 惚たる蛍
- 夕日哀愁風車
- サラバ青春
- リクルート「卒おめプロジェクト2007」CMソング
- ハナノユメ
- 耳鳴り(2006年7月5日)
- 東京ハチミツオーケストラ
- さよならGood bye
- ウィークエンドのまぼろし
- ハナノユメ(ALBUM Mix)
- どなる、でんわ、どしゃぶり
- 一等星になれなかった君へ
- おとぎの国の君
- 恋の煙(ALBUM Mix)
- 恋愛スピリッツ
- 終わりなきBGM
- プラズマ
- メッセージ
- ひとりだけ
[編集] 自主制作盤
- たそがれニャーニャー(橋本他2名)
- 恋痛
- 冷たい時
- demo demo demo...
- owakare with you
- renai spiritz
- にゃにゃ転びや起き(橋本、福岡他1名)
- 無間隔
- 惚たる蛍
- 恋愛スピリチュアル
- チャットモンチーになりたい(2004年6月6日、橋本、福岡、高橋)
- three sheeps
- DEMO、恋はサーカス
- 惚たる蛍
- さいた
- サラバ青春
- ボーナストラック
[編集] オムニバス
- MAD MONSTER(2003年7月30日)
- 13. 恋愛スピッツ
- ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION(2006年7月5日)
- 3. 恋愛スピリッツ
- 「働きマン」オリジナル・サウンドトラック(2006年12月20日)
- 33. シャングリラ
[編集] その他
- 世界が終わる夜に(CD等のリリース予定は現在のところなし)
- 映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』主題歌 (2007年初夏公開予定)
[編集] 関連バンド
[編集] 出演
- ラジオ
- FM NACK5 「oatle Beat」(毎週月24:00-25:00)<既に終了、メジャーデビュー前からの番組だった>
- FM JAPAN FM NETWORK「チャットモンチーのロッキン丼」(2006年10月開始、JFN15局ネット、放送時間は局により異なる)
- FM TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」HP内で「チャットLOCKS!」(不定期更新)
- テレビ
- スペースシャワーTV「スペシャボーイズ」コーナーVJを担当「チャットモンチーのChat Food」(毎週水曜日23:00~24:00)
[編集] 外部リンク
- チャットモンチー - 公式サイト。