パワプロGB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャンル | スポーツゲーム |
対応機種 | ゲームボーイ |
開発元 | コナミコンピュータエンタテインメント名古屋 |
発売元 | コナミ |
人数 | 1~2人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 1998年3月26日 |
価格 | ¥4,179 |
パワプロGBは1998年3月26日にコナミ(※)から発売されたゲームボーイ用のゲームソフトである。
※2006年3月31日の持株会社化に伴い、版権はコナミデジタルエンタテインメントに移っている。
目次 |
[編集] 概要
実況パワフルプロ野球(パワプロ)シリーズとしては初めての携帯ゲーム機用作品。ただし、ハードの制約からか、シリーズの売りのひとつである実況などの音声は収録していない。選手データは1997年シーズン終了時のものを収録している。また、モノクロ仕様のゲームボーイ用ソフトとしては最後の野球ゲームである。
[編集] モード
- 本作はパワプロシリーズでおなじみのペナントモードやサクセスモードなどといったモードは無く、純粋に単発で試合をするのみの作品となっている。
- ひとりで
- 12球団から使用するチームを選び、COMと野球の試合をするモード。
- ふたりで
- 通信ケーブルを使って2P対戦をするモード。
- データ
- 過去の戦績を見ることが出来る。
[編集] 問題点
やはり当時の携帯型ゲーム機ではハードの制約が大きかったようで、先述にも見られる以下のような問題点がある。
- 実況やウグイスコールがない。
- 収録選手が少ない。
- 各球団とも投手10人、野手16人だけ収録されている。また、名前は全てひらがな(またはカタカナ)のみで表記されている。
- モードが少ない。
- パワプロの売りであるサクセスは実装されておらず、単発の試合をすることしか出来ない。
- 操作性が悪い。
- 一応本作でマニュアルの守備が出来るが非常に操作しにくい。翌年に同じくゲームボーイで発売された『パワプロクンポケット』ではマニュアル守備が廃止され、オートのみになってしまった。
これらの携帯機ならではの問題点は、パワプロクンポケットシリーズで徐々に改善されていった。
[編集] 12球団収録選手一覧
|
|
---|---|
本編 | 1 - 2 - 3 - 4 - 5 - 6 - 7 - 8 - 9 |
甲子園 | 甲子園 - DS甲子園 |
その他 | GB - 1・2 - ダッシュ |