ファイナルファンタジーVIIの登場人物
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ファイナルファンタジーVIIの登場人物では、『ファイナルファンタジーVII』とその派生作品群"COMPILATION of FINAL FANTASY VII"の登場人物について解説する。
年齢は『ファイナルファンタジーVII』におけるものである。(『COMPILATION of FINAL FANTASY VII』各作品における年齢はその作品の記事を参照のこと)。「声」は特に表記がなければ『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』以降のものである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 重要人物
[編集] クラウド・ストライフ
(Cloud Strife)
- 21歳 ニブルヘイム出身
- 声:堀内賢雄(AC版エアガイツ)→佐々木望(PS版エアガイツ)→櫻井孝宏(キングダムハーツ~)
- 『ファイナルファンタジーVII』、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』の主人公。詳しくはクラウド・ストライフを参照。
[編集] バレット・ウォーレス
(Barret Wallace)
- 35歳 コレル出身
- 声:小林正寛
- 反神羅組織「アバランチ」のリーダー。元来は出身地コレルで炭鉱夫として働いていた。娘にマリンがいるが実子ではない。故郷と妻、右腕を奪った神羅カンパニーへの復讐を誓い、アバランチを結成する。そのため当初は神羅に所属していた過去を持つクラウドと対立する。神羅に対する強い復讐心がその行動の源であり、そのためなら無関係の人間を巻き込む事もいとわないが、物語が進むと戦う動機はマリンを守るために変化し、過剰な復讐心を抑えられるようになる。当初はクラウドをあまり信用していなかったが、エアリス救出のために神羅ビルに侵入しようとする姿を見て考えを改める。
- 『ファイナルファンタジーVII』の後は、マリンをティファたちに預け油田を探している。
- 武器は、右腕を失った結果装着しているギミックアームで、『ファイナルファンタジーVII』では、種類の違い(ガトリング銃、チェーンソーなど)によって遠距離攻撃ができるかどうか変わる。
- なお、アバランチは『Before Crisis ファイナルファンタジーVII』で活躍する反神羅の一大組織「アバランチ」にちなむ。同名であるが組織の連続性はない。
- 開発中はブロウという名前だったが、アメリカの市場で問題がある名前だったため弾丸(bullet)からとった「バレット」に落ち着いた。
[編集] エアリス・ゲインズブール
(Aerith Gainsborough)
- 22歳 アイシクルロッジ出身
- 声:坂本真綾(キングダムハーツ~)
- 本作のヒロインの1人。ミッドガル5番街スラムに住む花売り。実父はガスト・ファレミス、実母は最後の純血古代種であるイファルナ。古代種の末裔として、生まれて間もない頃に実母とともに神羅カンパニーの研究所に連れ去られ、研究所から逃れた後に養母エルミナに引き取られ育てられながらも、たびたび神羅カンパニーにつけ狙われている。ティファとは対照的に天真爛漫で非常に明るく何事にも積極的。裏表が無く、鋭く話の核心を突いてくる。後にセフィロスに殺害され、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。「デート一回」というセリフは、TGS2006で公開されていたCCFF7のトレーラー映像から初恋の相手であるザックスから引き継いだセリフと思われる。
- 武器は杖。リミット技は戦闘の補助や回復が中心。
- 神羅カンパニーに捕らえられた際の宝条の調査で古代種としては血が薄すぎるという判断から、種を残し、種を再生する為に。という理由で実験的に交配相手としてレッドXIIIが選ばれた事も。
- 「エアリス」という名は英語の"Earth"(大地)の読み方を変えてつけられた。前髪がセフィロスに似ているが、これは初期設定で両者が腹違いの兄妹という関係だったため。
- キングダムハーツシリーズにも登場する(ただし戦闘要員ではない。KH2では負傷したユフィをケアル系の魔法で治しているシーンがある)。
- 余談だが、キャラクターデザインを担当した野村哲也はある攻略本のインタビューで『「エアリス殺しましょう、ティファ出しましょう」と提案した』という問題発言をしたため、この事が原因でエアリスファンから批判を受ける事になったが、後に本人が語ったところによると、これは編集側が意訳したもので、実際の発言ではないとされる。
[編集] ティファ・ロックハート
(Tifa Lockhart)
- 21歳 ニブルヘイム出身
- 声:浅田葉子(AC版エアガイツ)→皆口裕子(PS版エアガイツ)→伊藤歩(FFVIIAC~)
- 本作のヒロインの1人。クラウドと同郷の幼馴染で、ミッドガル7番街スラムのバー「セブンスヘブン」の看板娘。明るい性格に見えるが実は慎重で奥手な人物で、自分の気持ちを表に出せないことが多い。そのためクラウドに好意を持ちながらも、彼の自分の知る過去と違う曖昧な言動に口を出せずにいる。ニブルヘイムにいた頃にザンガンからザンガン流格闘術を学び、それが自身の戦闘スタイルとなる。ニブルヘイム事件がきっかけで神羅カンパニーを憎み、ミッドガルへ流れ着いた後アバランチに参加する。シナリオ中盤以降はクラウドが行方不明になったのをきっかけに、本来の控えめな性格を垣間見せるようになる。黒い長髪を先端で束ねたイルカの様な髪型が特徴。
- 『ファイナルファンタジーVII』の後は、エッジという街で「セブンスヘブン」を再開する。髪は背中のあたりまでに短くなった。
- 彼女のリミット技は格闘技のコンボである。なお、リミット技の仕様は他キャラクターと異なり、レベルを上げると使用可能な技が増えていく。例えばレベル2に設定した場合、スロットはレベル2までの習得済みリミット技数に応じて2~4個となる。
- キングダムハーツIIにも登場する。
- 3サイズは92/60/88(ただしこの情報が記載されていた本の頁には身長が165と記載されている(実際の身長は167㎝)ため確定情報ではない)。
[編集] レッドXIII
(Red XIII)
- 48歳:人間に換算すると15~16歳 コスモキャニオン出身
- 声:市村正親
- 赤い毛に覆われ、尾に炎をともし、非常に長い寿命を持ち、人の言語を話すことができる4足歩行の種族。姿形は狼や虎に近い。神羅ビル内の研究所に、宝条によって実験サンプルとして捕らえられていた。なお、レッドXIIIとは体毛が赤いことと、サンプルに対してつけていた連番に基づいて宝条がつけたコードネームであり、本名はナナキという。簪(かんざし)や髪飾りをつけ突進するという戦い方をする。
- コスモキャニオンの長老ブーゲンハーゲンを「じっちゃん」と呼び慕っている。
- 幼い頃にコスモキャニオンをギ族と呼ばれる敵に襲撃された際に母は殺害され、父セトは行方不明となった。彼は父のことを皆のことを見捨てた裏切り者だと考え、「腑抜け」と呼び蔑むようになった。また、その反動からか、早く大人になって皆を守れるようになりたいと考え、実際にはまだ幼いにもかかわらずクラウド達と出会って帰郷するまで背伸びして冷静・理知的な大人を演じていた。
- 後に、ブーゲンハーゲンにより父が谷の裏手で独り戦っていたという真実を知らされてからは、自分に素直になって年相応の振る舞いを見せるようになる(しかし、人間に換算した年齢より幼ぎみの口調)。しかし、早く大人になりたいという願望はその後も残り続けたようである。
- なお、作中には、宝条によって実験を施され、自分と同じようにナンバーを与えられた実験体たちが異常な行動を取るのをみて、自分もおかしくなってしまうのではないかと不安に駆られるシーンもあるが、結局その心配は杞憂に終わった。実際にはエアリスの古代種としての種の保存の為に宝条が選び出した実験用の交配用の相方でしか無かった模様(宝条としては人よりも、エアリスをより古代種に近いと思われる種族と交わらせる事で古代種に近い存在としての古代種が再現出来るかどうかを試したかっただけ、らしい)。
- 『ファイナルファンタジーVII』の後、彼がどのように過ごしたのかは明らかにされていない。
- エンドロールの後および、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』の冒頭において、二匹の子供を連れてミッドガル近辺の絶壁に訪れる500年後の彼が登場するものの、それに至る経緯については一切言及されておらず、多くの部分が謎に包まれたままである。
[編集] ユフィ・キサラギ
(Yuffie Kisaragi)
- 16歳 ウータイ出身
- 声:かかずゆみ(PS版エアガイツ~)
- ウータイ復興のためマテリアを狙う忍者の少女。クラウド以上に乗り物酔いがひどい。「しゅしゅしゅ!」と言いながら拳で風を切る癖を持っている。ウータイの領主である父のゴドーとは何かにつけて反目していた。セフィロスを倒した後はWRO(世界再生機構)に所属している。
- 最初は森で戦闘に入り、勝ったあと会話の内容によって仲間になる。途中ウータイに行く際に、仲間からマテリアを盗んでいってしまうが、自分もコルネオに捕まり結局クラウド達に助けられる。その後は再び仲間として旅をする。狡賢い一面が目立つが、エアリスの死の際にパーティにいると泣き崩れるなど、年相応の一面も持っている。
- 武器は大きな手裏剣。リミット技は一つを除いて全て四字熟語になっている。『エアガイツ』では格闘もこなしている。
- キングダムハーツシリーズにも登場する。
- エアガイツに登場したFFVIIキャラの中では現在に至るまで唯一声優が変わっていないキャラである。
[編集] ケット・シー
(Cait Sith)
- ?歳 出身地不明
- 声:石川英郎
- 自称占いマシーンの黒猫のぬいぐるみ型ロボットで、普段はデブモーグリのぬいぐるみの上に乗っている。FFⅦACではレッドXIIIに乗っている。武器はメガホンだが実際に殴るわけではなく指令を行ってデブモーグリに攻撃させるため、メガホンの性能が良いほど攻撃力が上がる。関西弁のような口調で話す。実は神羅カンパニーの都市開発部門総括であるリーブがインスパイアという無機質物質を操る特殊能力で遠隔操作行っており、当初はスパイ目的としてクラウド達と行動を共にする。しかしリーブが神羅の幹部中数少ない常識人であり、後にクラウド達の思想に共鳴した事によって神羅の情報をクラウド達に流す逆スパイとして活躍するようになる。
- 他のキャラクターと違いリミット技はレベル2までしかない。そのため、究極リミット技が無い。
[編集] ヴィンセント・ヴァレンタイン
(Vincent Valentine)
- 27歳:外見年齢 出身地不明
- 声:中田和宏(PS版エアガイツ)→鈴木省吾(FFVIIAC~)
- ニブルヘイムの神羅屋敷の地下に眠っていた、元タークスのガンマン。詳しくはヴィンセント・ヴァレンタインを参照。
[編集] シド・ハイウィンド
(Cid Highwind)
- 32歳 ロケット村在住
- 声:山路和弘
- 伝説的な飛空艇のパイロットとして知られ、神羅カンパニーの宇宙進出計画に当たっても宇宙ロケット、神羅26号の搭乗員を務める予定だった。ロケット発射が失敗に終わった後も宇宙への思いをはせ、日々神羅26号の整備を行っている。口は悪いが強い信念を持っている。飛空艇の名は彼の姓からとった。また、村民や飛空挺乗組員からは大いに慕われており、そのカリスマ性からか、クラウドが不在の折には、バレットに頼まれてパーティーでのリーダーの代役を務める。武器は槍。走り方は、腹を突き出して走るいわゆる「おっさん走り」。
- 『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』では新型飛空艇シエラ号と共に登場する。
- キングダムハーツシリーズにも登場する。
[編集] ソルジャー
- セフィロス (Sephiroth)
- 声:三木眞一郎(PS版エアガイツ)→森川智之(FFVIIAC・キングダムハーツII)
- かつて神羅カンパニーにこのソルジャーありと言われた男。正宗という大太刀を武器とする。ジェノバ・プロジェクトに関する人体実験により生まれた存在で、体内にジェノバ細胞を持つ。当初よりクールな性格であったが、後にこの出生の真実を知ることになり、人類・星に対する激しい憎悪に取りつかれる。ACではジェノバ細胞を得たカタージュによってミッドガルに再臨し、己の野望のためクラウドと再び激闘を繰り広げるも敗北。「思い出の中でじっとしていてくれ」と語りかけるクラウドに、「私は思い出にはならないさ」と返答、クラウドとは最後まで相容れることなく消滅した。その強い存在感からか、「英雄」、「片翼の天使」(最終決戦時のBGM名)、更には「イカ」(最終形態の姿が似ていることから)など様々な異名を持つ。キングダムハーツシリーズではクラウドのアンチテーゼとして漆黒の翼を持つが翼は片方しかなかった。
- 本作品の発売から十年を数える今となってもファイナルファンタジー史上最強を謳われるキャラクターであり、その圧倒的な存在感、カリスマ性は、その後のあらゆるRPGの開発の現場に影響を与えたほど。なおキングダムハーツIIでは隠しボスとして登場し、その圧倒的な強さを見せつけた(ちなみに対セフィロス戦ではBGMが「片翼の天使」になる)。
- ザックス・フェア (Zack Fair)
- 声:佐々木望(PS版エアガイツ)→鈴村健一(FFVIIAC)
- ソルジャー1st。クラウドの親友であり、エアリスの初恋の人でもある。陽気でポジティブな性格。ニブルヘイム事件後、クラウド共にミッドガルへ逃れる途中、彼を庇う形で神羅兵に殺害される。クラウドの初期装備のバスターソードは彼の遺品であり、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』では墓標として立てられている。『エアガイツ』ではクラウドと声優が同一だが、これはザックスがクラウドのコンパチキャラであるためである。『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』ではエアリスと共に幻となってクラウドの前に現われた。『ラストオーダー ファイナルファンタジーVII』及び『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』では主人公を務めている。フルネームは『クライシス コア ファイナルファンタジーVII』で明らかにされた。
[編集] 神羅カンパニー関係者
- プレジデント神羅 (President Shinra)
- 神羅カンパニーの社長。表向きには福祉などにも理解を示す穏健な指導者という面を見せているが、実際は冷酷で利益を上げるためには手段を選ばず、邪魔者は無関係の人間を巻き添えにしてでも排除する。セフィロスの姿を模したジェノバに殺害される。
- ルーファウス神羅 (Rufus Shinra)
- 声:大川透
- プレジデント神羅の息子。父亡き後、社長の座を引き継ぐ。父とは方針の相違があり、それは社長就任後の彼の行動に表れている。戦闘力も高く、クラウドと1対1で戦うこともある。武器はショットガン系の銃。(スタッフの話によると、ACの銃は神羅の技術の結晶らしい。)
- 父譲りの冷酷さと父親以上の実力主義者。『ファイナルファンタジーVII』ではウェポンとの交戦中にウェポンの攻撃を受けて死亡したと見られていたが、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』でも登場していることから生存していたことがわかった。『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』では車椅子にのって登場する。また、星痕症候群をわずらっている。カダージュ達からジェノバを渡すよういわれてもごまかし続ける。
- なお、作中では明らかにされていないが『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』でリーブの言ったWRO支援者である「世界に借りを返そうとしている誰か」とは『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』で彼も同様の発言をしている事から、おそらくはルーファウスかと思われる。
- リーブ・トゥエスティ (Reeve Tuesti)
- 声:銀河万丈
- 都市開発部門総括。優れたエンジニアでもあり、ミッドガルの魔晄炉の設計なども手がけている。誠実実直な人柄ゆえ、奇人ぞろいの幹部の中では影が薄い。インスパイアという能力とリーヴ自身の母語である関西弁のような言葉によりケット・シーを操っている。当初は不本意ながらもマリンとエルミナを人質に取って(後に保護という形になったものと思われる)ケット・シーを通してスパイとしてクラウド達に接していたが、クラウド達の思想に共鳴し逆スパイとして神羅の情報を流すようになる。終盤、ハイデッカー達の行動に反発して捕われの身になるが、最終決戦時にはミッドガルの市民を避難させていた(自身も仲間達の下へ駆けつけようと思ったらしく、戦闘能力がある可能性もある)。ちなみにケット・シーの正体であることは終盤でボロを出してしまう以前から仲間達にバレていたようである。セフィロスを倒したあとは、WROの代表となる。フルネームは『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』で明かされた。
- ゲーム内のとある場所で彼の両親と思われる人物を見ることが出来る。また 『on the way to a smile』のデンゼル編では、母親が登場しデンゼルを助けしばらくの間一緒に生活している。
- ハイデッカー (Heidegger)
- 治安維持部門総括。タークスやソルジャーたちを配下に持つ。貫禄を感じさせる外見とは裏腹に、無能かつすぐ部下にあたるので上からも下からも信望は薄い。笑い声は「ガハハ!!」
- スカーレット (Scarlet)
- 兵器開発部門総括。神羅カンパニーの屋台骨である兵器開発部門の責任者だけあり、能力は高いが性格は残酷。コレル村を焼き払った過去がある。笑い声は「キャハハ!」。仕事の内容上、ハイデッガーとタッグを組む事が多く、ケット・シー(リーブ)に「ガハハとキャハハの二人組」と呼ばれている。
- 宝条 (Hojo)
- 声:野沢那智(DCFFVII)
- 科学部門総括。ジェノバに強い興味を抱いている。セフィロスの実父である。知識欲や研究欲の権化のような人物であり、それ以外のことには全く興味を示さない。全ての物は研究のための材料、あるいは実験動物と考える危険な思想を持っている。古代種という種の保存、再生の為ならば、例え異種であろうが交配させて種を残そうとする事も。笑い声は「クックック……」だが、狂気があらわになると「クァックァックァ!」という哄笑に変化する。息子であるセフィロスに対する愛情も(狂っているとはいえ)持っている。
- パルマー (Palmer)
- 宇宙開発部門総括。神羅の幹部の中では最年長だが、貫禄が無く子供の様な奇妙なしぐさが多い。かつて神羅カンパニーは宇宙開発に力を入れていたが、後に見向きもしなくなる。そのため立場は弱く、また彼自身も能力は低い。ラード入りの紅茶が好きで極度の肥満体。シドとは旧知の仲で「ふとっちょパルマー」と呼ばれている。ルーファウスとリーブ以外の神羅上層部のメンバーの中では唯一死亡した描写がない人物である。笑い声は「うひょひょひょひょひょ!」武器は「魔晄銃」で、ファイラ・ブリザラ・サンダラのいずれかをランダムに発射する。
[編集] 特殊工作部隊タークス メンバー
英語表記は"Turks"。正式名称は「神羅電気動力株式会社総務部調査課(Investigation Division of the General Affairs Department of the Shin-Ra Electric Power Company)」。ソルジャー候補者集めをはじめ、情報収集や暗殺まで、幅広い任務をこなすエリート社員集団。外見上は普通の人間で、黒スーツという軽装備だが、驚くべき攻撃力と防御力を持つ。ストーリー中は何度となくプレイヤーの前に現れて戦闘が発生する。
組織上はハイデッガーの指揮下にあるが、『Before Crisis ファイナルファンタジーVII』では、タークスメンバーのハイデッカーに対する信頼の薄さが描かれている。なお、タークスメンバーはルーファウス神羅に対する忠誠心に厚い。なお、『ファイナルファンタジーVII』の攻略本でも、タークスが集合したイラストの中央にはゲーム中でタークスとの会話が無いルーファウス神羅が立っている。
- ツォン (Tseng)
- 声:諏訪部順一
- 『ファイナルファンタジーVII』でのタークス主任。メンバーを信頼し、組織内での信用度も高い。任務の関係上、エアリスとは顔なじみであり、任務の対象以上の複雑な感情を抱いている。古代種の神殿でセフィロス(ジェノバ)に刺され、その後脱出した描写や出番がなく死亡したとも思われた(イリーナが彼が死んだとも受け取れる発言をしている)が、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』に登場した事で生存が確認された。『ファイナルファンタジーVII』では戦闘シーンは見られないが、『Before Crisis ファイナルファンタジーVII』では戦闘イベントがある。また同作の特別章で操作できるほか、トレーニングメニューで対戦することができる。武器は拳銃。BCでは髪を結わえている。
- レノ (Reno)
- 声:藤原啓治
- タークスのメンバー。タークス1のスピードの持ち主。独特の雰囲気があり、スーツを着崩した不良のような出で立ちをしている。語尾に「~だぞ、と。」を付ける癖がある。自らの仕事に美学を持っており、任務中はどんな任務でも冷酷にこなす(ミッドガル7番街のプレートを落とした実行犯は彼である。レノ自身も「タークスの仕事は辛い事が多い」と発言している)一方で、休暇に仕事を持ち込まない几帳面さも持つ。休暇中であれば、敵を目の前にしてもそれに一切関わらずに自らの休暇を楽しむ。また、エアリスに「花を踏まないで」と言われたにも関わらず踏んでしまった事を気にしたり、クラウドとエアリスの会話を邪魔せず見守っているなど、何かと憎めない粋な人物である。武器は電磁ロッド、必殺技は「タークス光線」(後に「ネオ・タークス光線」にパワーアップした)。
- 『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』ではかなり出番が多く、ルードと共にロッズ、ヤズーと交戦した。BC時代は頭にお下げの部分は無かった。
- ルード (Rude)
- 声:楠大典
- タークスのメンバー。タークス1のパワーの持ち主。忠実に仕事をこなす。寡黙で口下手、スキンヘッドにサングラスという強面な風貌から誤解されやすいが、仲間想いで真面目な性格である。レノと行動を共にすることが多い。ティファのような女性が好みだという。格闘家で、必殺技は「地走り」。BC時はまだヒゲを生やしていない。
- イリーナ (Elena)
- 声:豊口めぐみ
- タークスの紅一点で、『ファイナルファンタジーVII』ではレノの負傷によってタークスに任命されたばかりの新人。ツォンに好意を持つ。生真面目で、サボっているように見えるレノたちと対立することがある。おっちょこちょいで、うっかり口を滑らせて重大な情報を漏らしてしまう癖がある。『Before Crisis ファイナルファンタジーVII』では、軍事学校時代のイリーナが登場する。優秀だった姉がタークスメンバーであり、その関係でタークスを毛嫌いしていたが、ある事件からタークスに憧れるようになる。タークスのメンバー内では、BCから本編にかけての変化が一番大きいキャラである。(BC時代はツインテールとセーラー服と言う学生らしい格好で登場する)
[編集] アバランチのメンバー
- ビッグスとウェッジ (Biggs and Wedge)
- 両者ともアバランチに雇われていて、ウェッジは語尾に「っす」をつける癖がある。ビッグスは普段は冷静だが、酔うと態度が大きくなる。なお、『DC FFVII』に登場するWRO副長は「兄が反神羅活動をしており、プレート落下で死亡した」と発言しているので2人の内どちらか(ウェッジは作中「弟がいる」と発言しているので、おそらくビッグス)の妹と思われる。
- ビッグス&ウェッジのコンビは、ファイナルファンタジーシリーズの他の作品にも端役として登場する(設定やキャラクターは毎回異なる)。詳細はビッグス&ウェッジを参照のこと。
- ジェシー (Jessie)
- ビッグス、ウェッジと一緒にアバランチに雇われている女性で、主に技術面を担当するが、失敗も多い。クラウドの冷ややかな反応を好む。口癖は「う・か・つ」。
[編集] その他の人々
- マリン・ウォーレス (Marlene Wallace)
- 声:黒葛原未有
- ダインの娘。生まれて間もない頃に故郷コレルが神羅の襲撃により壊滅した後、彼女だけが奇跡的に生き残り、村に引き返したバレットに助け出されて、そのまま彼に引き取られた(マリン自身はその事実を知らないらしい)。以来、ミッドガルの「セブンスヘブン」で彼やティファ達とともに暮らしていた。かなり溺愛されて育てられているが、幼くも芯が強く、バレット達の留守中に「セブンスヘブン」を守るというしっかりした一面を持つ。エアリスの事を「お花のお姉ちゃん」と呼んでいる(シナリオ序盤ではそのまま「エアリス」と呼んでいた)事から七番街からエアリスの家まで避難する間にかなり親しくなっていた事が窺える。『FFVII』と『FFVIIAC』ではエアリスとホーリーの気配をいち早く察知している。
- 『ファイナルファンタジーVII』の後は、ティファとデンゼル達と共にエッジという街で生活している。
- ガスト・ファレミス (Gast Faremis)
- ジェノバ・プロジェクトチームの元責任者。太古の地層からジェノバを古代種と勘違いして発掘し、史上最悪の実験の引き金を作った。後に研究の誤解に気づき、神羅を抜けてアイシクルロッジへ身を隠した。その地で古代種の末裔であるイファルナと結婚し、娘のエアリスをもうけるが、彼を追っていた宝条と神羅兵に殺害される。
- ルクレツィア・クレシェント (Lucrecia Crescent)
- 声:夏樹リオ(DCFFVII)
- ガスト博士の助手をつとめていた女性科学者で、ヴィンセントの思い人。ジェノバ・プロジェクトの人体実験の影響で歳を取らなくなっている。セフィロスの実母であり、息子を哀れに想い、罪悪感を感じている。『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』では祠の中央のマテリアの中で自身を封印し、眠りについている。『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』ではヴィンセントと彼の父親との過去やフルネームが明かされた。
- PS版エアガイツではヴィンセントの技の1つに彼女の名前が入っている(「ルクレツィアリグレット」)。
- シエラ (Sierra)
- シドと共にロケット事業に携わっていた女性メカニック。日常的な作業が遅いので日ごろからシドに怒鳴られているが、整備士としては有能。『ファイナルファンタジーVII』ではシドの同居人だが、『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』では結婚している。
- また『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』などに登場する新型の飛行艇「シエラ号」の名前は彼女の名前から採られている。
- エルミナ (Elmina)
- エアリスの養母。母を失ったエアリスと七番街駅で出会い、エアリスを引き取ることにした。エアリスのことを理解しつつもその将来に不安めいたものを感じている。夫はウータイ出征で戦死した。
- ドン・コルネオ (Don Corneo)
- ミッドガルのウォールマーケットを牛耳る男で異常な好色家。ピンチになるとキレる。口ぐせは「ほひ~」。クラウド達に七番街支柱爆破計画を漏らしたことからタークスにマークされ、後にウータイでレノによりダチャオ像から落とされ死亡する。
- ザンガン (Zangan)
- 声:藤岡弘
- ザンガン流格闘術を使う、ティファの師匠。各地に弟子が128人おり、放浪の旅をしている。ニブルヘイム焼き討ち事件の際、ティファを助けてミッドガルへ連れて行った。
- ダイン (Dyne)
- バレットの親友でマリンの実父。コレル村の魔晄炉建設をただ一人反対していた。コレル村が神羅に襲撃された時にスカーレットに左腕を撃ち抜かれて崖から転落するも、奇跡的に生還した。その後、神羅への復讐心から心を闇に染め、左腕を銃に換え、コレルプリズンを裏で仕切るようになった。後にバレットと再会し娘のマリンの生存を聞かされるが、マリンを妻エレノアの元へ道連れにしようとし、バレットに戦いを挑む。戦いに敗れた後、バレットにエレノアの形見のペンダントとマリンを託し、自らの命を絶つ。
- ディオ (Dio)
- ゴールドソーサーの園長。筋肉ムキムキで常に上半身裸で歩き回っている。バギーやキーストーンなど数々の貴重な品を所持する収集家でもある。
- ブーゲンハーゲン (Bugenhagen)
- コスモキャニオンの長老。レッドXIIIから「じっちゃん」と呼ばれている。クラウドたちに星やライフストリームの秘密を語る。レッドXIIIの父セトの真実を知る人物でもある。
- セト (Seto)
- レッドXIIIの父。レッドXIIIからはギ族から逃げた臆病者と思われていたが、実際は別の場所で勇敢に戦っていた。
- イファルナ (Ifalna)
- 古代種の末裔でエアリスの母。古代種の純血としては最後の末裔。ガストと結婚しエアリスを産む。程なくしてミッドガルに連れ去られ、その7年後にエルミナへ娘を託して他界する。ちなみに名前を並べ替えると「ファイナル」になる。
- ティファパパ
- その名の通りティファの父親で、本編の5年前セフィロスに殺される。言うまでも無いが決して本名ではない。家の大きさから金持ちであることが伺える。本編の12~13年前に妻を亡くす。そのときティファが「ママは山を越えていっちゃった」と思い込み、母親を探しに山へ行って橋が落ちてガケから落ち、意識不明に陥ったのをクラウドが連れ出したものと勘違いして激怒し、彼に不信感を抱く。この出来事はクラウドにかなり大きな影響を与え、後に重要な意味を持つ。
- ゴドー (Godo)
- ユフィの父で、ウータイの統治している。ユフィ曰く「グータラ親父」だが、実はウータイの五強聖のリーダーである"総"の強聖である。神羅との戦争に敗れ、力と力の衝突を避けるようになった(日頃家で寝ているのはこのため)。その後五強の塔で志と力を兼ね備えた者を待っている。(そのくせ、五強の塔にウータイ出身の者しか入れない為、長い間、期待できる人材が来ていない)
- 見習いパイロット
- 飛空挺「ハイウインド」を操作するパイロット。プレイヤーがストーリーを進めるに連れレベルアップして行き、飛空挺内で話し掛けたときのセリフが変化して行く。
- 神羅課長
- 神羅に長年勤務していた課長。後にリストラにあう。
- チョコボ仙人
- アイシクルロッジ近くの山小屋に住む老人(?)。山チョコボを飼っており、特殊なチョコボについての情報をくれる。
- ジョニー(Johnny)
- 7番街スラムに暮らしていた青年。「男を磨くため」に旅に出る。その後各地でクラウド達と再会するが、最終的にはコスタ・デル・ソルで恋人と同棲することに。また小説『on the way to smile』ではエッジの町で「ジョニーズヘブン」と言う店を開く。
- ジョー(Joe)
- 現役のトップチョコボレーサー。黒いチョコボ・トウホウフハイを駆る。
[編集] 関連項目
- ファイナルファンタジーVII
- ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
- Before Crisis ファイナルファンタジーVII
- ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII
- エアガイツ
- キングダムハーツ
- キングダムハーツII
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メインタイトル | FF - FFII - FFIII - FFIV - FFV - FFVI - FFVII(人物) - FFVIII - FFIX - FFX/FFX-2 - FFXI - FFXII - FFXIII/FFvsXIII |
コンピレーションFFVII | FFVII AC - BC FFVII - CC FFVII - DC FFVII/DCLE FFVII - LO FFVII |
FABULA NOVA CRYSTALLIS | FFXIII - FFvsXIII - FFagXIII - FFhaXIII |
イヴァリースアライアンス | FFT(獅子戦争) - FFTA - FFTA2 / FFXII - FFXIIRW |
クリスタルクロニクル | FFCC - FFCC RoF - FFCC CB |
外伝・外伝的タイトル | FF外伝聖剣伝説 - FFUSA - テトラマスター |
チョコボシリーズ | 不思議なダンジョン - 不思議なダンジョン2 - レーシング - スタリオン - コレクション・ダイス(ランド) - はたらく - どこでも - モバイル - 魔法の絵本 |
映像作品 | OVA - 映画 - FF:U - FFVII AC |
キングダムハーツシリーズ | キングダムハーツ - キングダムハーツチェインオブメモリーズ - キングダムハーツII |
登場人物 | シド - ギルガメッシュ - エクスデス - ビッグス&ウェッジ - クラウド - ヴィンセント - セフィロス |
関連項目 | 魔法形態 - アビリティ - ジョブ - 召喚獣 |