クラウド・ストライフ
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クラウド・ストライフ(Cloud Strife)は、テレビゲーム『ファイナルファンタジーシリーズ』に登場する架空の人物で、『ファイナルファンタジーVII』の主人公。
名前の「クラウド(Cloud)」は英訳で雲となるが、フルネーム「クラウド・ストライフ(Cloud Strife)」は「闘争の兆し」という意味があり、精神医学の用語では「存在しない者」となる。FFシリーズには、クラウドというモンスターが前作『FFVI』に登場するが、クラウド・ストライフとは関係ない。
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[編集] プロフィール
- 年齢:21歳(『ファイナルファンタジーVII』での年齢)
- 誕生日:8月11日
- 『FFVII』の発売当時は攻略本によって誕生日が異なっていたため、プレイヤーを混乱させた。『FFT』では誕生日は明かされていないが、彼の生まれ星座から予測される誕生日の範囲が、『FFVII』の誕生日と食い違っている。
[編集] 担当声優
- 日本版
- 北米版
- スティーヴ・バートン(w:Steve Burton)
[編集] 概要
『FFVII』の主人公で、その後の関連作品にも登場する。その他様々な作品にゲストで登場しているが、ストーリー中に『FFVII』作中のクラウド本人が直接関わる作品は『ファイナルファンタジータクティクス』のみである。
口癖の「興味ないね」という台詞が示すように、冷めた性格だと思われていたが、実際には内気な性格で仲間思いである。
職業は自称、元ソルジャー1stのなんでも屋。『FFVII』の2年後の物語『FFVII AC』では「ストライフ・デリバリーサービス」という運び屋を営むようになる。
実際にはソルジャーの試験には落選して神羅兵として雇用されたが、その後宝条の実験によってザックスと共に身体的にはソルジャーと同等の存在にされている(後述)。また、普通の人間だった頃から身体的に優れていたらしく、腹を正宗(刀)で貫かれた状態でそのまま手足を使わずにセフィロスを刀ごと持ち上げて投げ飛ばした事がある。
他作品にゲストで登場する際は、「クールな元ソルジャー1st」の様な紹介がされる事が多い。彼の本来の経歴では元ソルジャーではないが、『FFVII』のシナリオ中に本来の経歴が明かされるため、ネタバレに対する配慮であると思われる。直接の続編である『FFVII AC』でも同様である。
父親は幼少の頃に死去し、母親は16歳の時にセフィロスに殺害されている。作中での彼は、女性からよく好意を寄せられており、そのような描写がいくつもある。彼は不本意ながら女装をするが、その姿は男性から好評であり、風俗店の蜜蜂の館では店にたむろする男性に取り囲まれ、好意的に接される。また、好色家の男性、ドン・コルネオにも気に入られ、プレイヤーの進行によってはキスを迫られる。
蛙が嫌いであり、乗り物酔いが激しい。『FFVII』の序盤では守銭奴的な一面を見せており、バレットに報酬の増額を要求したり、初心者の館でシステムを説明する際にわざわざ「しかもタダでだ!」と発言したりする。
『FFVII』で戦闘に勝利した際のポーズや、神羅兵に変装してルーファウス歓迎会で提案したスペシャルポーズ、魔法発動時、または『FFVII AC』では戦闘中に何度も振り回していることから、彼は武器を片手で振り回す癖があると推定される。『エアガイツ』ではザックスもクラウドと同じ勝利ポーズを取っているのでクラウドのこの癖はザックス譲りと見る事も出来る。ただし、『エアガイツ』のザックスは、クラウドのコンパチキャラクターなので断定は出来ない。
[編集] キャラクターデザイン
キャラクターデザインは野村哲也が担当する。髪型は、金髪のツンツンヘア(髪を逆立てた髪型、ツンツン頭とも)をしている。これはとても特徴的であり、FFシリーズに登場する黄色い羽毛を持つ架空の鳥、チョコボに似ているため、チョコボ頭とも呼ばれる。瞳は青色をしており、これは魔晄という特殊なエネルギーを帯びた者に表れる特徴のひとつである。細身でしなやかに引き締まった筋肉質の身体。ハイネックノースリーブの紫紺の服(ソルジャーの制服かもしれない)を身に纏い、背丈と同じくらいの大きい幅広の剣・バスターソード(初期装備。親友ザックスの遺品)を振るう。
『FFVII』のシナリオ中では、仲間のエアリスに不本意ながらも無理やり女装をさせられドレスを着用し、長髪のかつらを被る。彼の女装は、周囲の人間が女性と見紛うほどに大変見事なもので、彼が女性的な整った顔立ちをしていることが伺える。彼と身近に接していた幼馴染のティファも、目の前の女性らしき人物がクラウドであることを気付くのに時間を要している。なお、クラウドは誰に指摘されたわけでもなく、自ら下着など、周囲の人間が容易に見ることの出来ない箇所でも女性用のものを着用する。下着の入手は蜜蜂の館の店員から与えられたものであり、愚痴を言いながらも着用する。さらにはその後、任意で店員に化粧までしてもらう。ちなみに、ドレス・香水・かつら・ティアラの良し悪しは進行に影響するが、下着と化粧の有無は影響しない。そもそも物語の描写を見る限り、クラウドはドレスの下にいつもの服装を着込んでいるため、下着は全く関係ないはずである。また、女装をした状態での立ち姿をよく見ると、体の前で手を組む“女性っぽい”仕草をしている。
[編集] FFVIIシリーズでの活躍
[編集] 少年時代
少年時代は友達もなく孤独な少年だった。8歳の時にニブル山中を進む幼馴染のティファ・ロックハートを追いかけたが、橋の崩落で彼女が意識不明の重体に陥り自分は何もできなかったことに負い目を感じ、14歳の時に彼女に「ソルジャーになる」と宣言し村を後にする。そして神羅カンパニーに入社。しかしソルジャーになることはできず、神羅兵に留まる。
[編集] 神羅カンパニー在籍時代
16歳の時に、ニブル山にあるニブル魔晄炉の調査のため伝説のソルジャーであるセフィロスや親友のザックス・フェアと共にニブルヘイムへ。つかの間の里帰りを果たす。しかし、ソルジャーになれなかったことを恥じ、ティファには正体を隠す。その後、セフィロスによる虐殺が起こるが瀕死で生き残り、ニブル魔晄炉へセフィロスを追いかける。ザックスが重傷を負うが、セフィロスの油断もあって彼に重傷を負わせる。セフィロスはライフストリームに落ちる(その後、死亡と伝えられた)。
直後、ザックスと共に宝条博士に捕まりニブルヘイム内の神羅屋敷に監禁、セフィロスコピーの実験体にされる。クラウドはジェノバ細胞に浸食され、精神が崩壊してしまう(ソルジャーとは、ジェノバ細胞を体内に組み込み、魔晄を照射した者のことだが、精神が弱い者はジェノバ細胞の浸食に耐えきれずに精神崩壊が起こる。すでにソルジャーだったザックスは実験後も特に問題はなかった)。セフィロスコピーに改造された事で、肉体的な面ではソルジャーと同等になる。
それから5年後、『FFVII』の本編が始まる少し前にザックスに連れられて神羅屋敷を脱出する。ミッドガルへ逃げる途中、二人は「なんでも屋」を開業することを約束する。しかし、ミッドガルの手前で神羅兵に発見され、ザックスが殺害される。この時、精神崩壊が起こっていたクラウドは、止めをさされず放置されている。
[編集] なんでも屋時代
ミッドガルの七番街スラム駅にて倒れていたところを、ティファと再会する。その後、彼女が参加するレジスタンス組織「アバランチ」に、なんでも屋の一環として傭兵として雇用される。この時、クラウドの体内のジェノバ細胞により、過去の記憶、ザックスとの関わりなどを混ぜ合わせて「クラウドが理想とするソルジャー」の人格を形成する。これにより、ティファとの記憶にいくつかの食い違いが生じ、ティファはクラウドに不信感を抱く。
[編集] 『ファイナルファンタジーVII』
『FFVII』本編開始。アバランチで活動する中で花売りをする娘エアリス・ゲインズブールと出会う。その後、セフィロスの生存を知り、彼を追う旅を始める。様々な仲間と出会い、旅していく中で、自分自身が理解できないという恐怖感を内に抱く。
忘らるる都にてエアリスの死に直面し、改めてセフィロスの野望を阻止することを決意するが、その後セフィロスの言葉とティファの態度によって自らが「元ソルジャー1stのクラウド・ストライフ」ではない事を気づき、再び精神崩壊。北の大空洞でセフィロスに黒マテリアを渡してしまう。そしてウェポンが暴走(インターナショナル版のみ)、クラウドはライフストリームに落ちる。その直後、イヴァリース(『ファイナルファンタジータクティクス』の舞台)に召喚されたようである(後述)。
その後、ミディールで発見されるが、ライフストリームに飲み込まれた事で、精神崩壊に追い打ちをかけるように重度の魔晄中毒におかされる。しかし、再びライフストリームに飲み込まれた際にティファの助けもあって、封印し、隠し続けてきた本来の自分の記憶と人格を完全に取り戻す。今まで演じていた「元ソルジャー1stのクラウド」という幻想を捨て、自らの現実を生きる決意をすると共に、星を守る戦いに身を投じる。 全ての元凶セフィロスと決着を付け、ホーリーによってメテオも阻止し、星を救う。
[編集] 運び屋業の開始
『FFVII』の終了後、「エッジ」に移り住み、ティファとマリンとの生活を始めた。仕事はフェンリルと名付けたバイクを手に入れてから、「ストライフ・デリバリーサービス」という運び屋を始める。しばらくして、止めてあったフェンリルの側で星痕症候群によって倒れていた孤児の少年デンゼルを見つけ、そのまま「セブンスヘブン」に連れて帰り、看病する。これ以後デンゼルもクラウド達と共に暮らす事となった。
[編集] 『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』
『FFVII』から2年後、ティファ達と共に平和に暮らしていたクラウドだったが、エアリスとザックスを救えなかった自責の念から「セブンスヘブン」を離れ、デンゼルと同様に星痕に侵されている事も隠し、エアリスと出会った教会で孤独な生活を送っていた。そんな中、突如として現われたカダージュ率いる謎の三人組に襲撃される。三人は退散し、その後、ヒーリンの保護施設で療養していたルーファウスの元を訪れたクラウドはカダージュ達からの護衛を頼まれるが断り、その場を後にする。
しばらくして教会に戻ったクラウドはカダージュの仲間の一人、ロッズに倒されたティファを目撃する。ティファに駆け寄り、マリンが連れ去られた事を知るが、突然星痕の激痛に苦しみだし、その場に倒れこむ。レノ達によって「セブンスヘブン」に運ばれたクラウドは、彼らからデンゼルや他の子供達がさらわれた事も知る。カダージュ達のアジトが「忘らるる都」だと知らされるが、クラウドは躊躇し、レノ達に頼むが、ティファに説得され、迷いを抱えたまま向かう。敵地に向かう途中、意識の中にエアリスが現われるが、その直後、カダージュ達の奇襲を受ける。応戦するも窮地に立たされるが、仲間の一人であるヴィンセントに救われ難を逃れる。
ヴィンセントに星痕の真実とカダージュ達の目的を聞き、カダージュ達から逃れたマリンの事を頼むが断られる。マリンにも叱咤され、過去の出来事に思い悩むクラウドは自分の疑問をヴィンセントに問う。ヴィンセントの返答を聞いたクラウドは何かのきっかけを掴み、マリンをつれて戻った。
「エッジ」に戻り、カダージュが召喚したバハムート・震を集結した仲間と共に倒し、ジェノバの首を手に入れたカダージュと交戦する。一度は善戦するものの、リユニオンを図られセフィロスが復活し、セフィロスと一対一で対決する。苦戦を強いられるも、新たな必殺技により、再びセフィロスを倒し、カダージュは星へ還っていく。その瞬間、クラウドはロッズとヤズーの捨て身の攻撃を受ける。気が付いた時、クラウドは教会にいた。教会に満たされた癒しの水によりデンゼルや人々の星痕は治り、笑顔が溢れた。笑顔を取り戻した子供達に囲まれた中、クラウドは教会の扉にたたずむエアリスとザックスを見つける。微笑みかける二人を見て、自分はもう一人じゃない事を知った。
[編集] 『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』
『FFVII』から3年後、元の生活を取り戻していたクラウド達だったが、エッジがDGソルジャーに襲撃された事により、彼らもDGとの戦いに参加する。
[編集] 『ファイナルファンタジータクティクス』での活躍
『FFVII』本編でライフストリームに飲み込まれた際、イヴァリースにてラムザ・ベオルブらが旧時代の転送機を起動させたため、イヴァリースに召喚される。ライフストリームに飲み込まれたせいか、召喚された時のショックからなのか、それともジェノバ細胞のせいかは明らかでないが、再び記憶が混濁しており「ソルジャーのクラウド」である事を自らに言い聞かせる。直後、何か(ジェノバ細胞?)に導かれるように機工都市ゴーグを飛び出し、行方不明になる。その後、貿易都市ザーギドスに現れ、そこで死んだはずのエアリスと同名で、容姿がそっくりである花売りと出会う。一度はなんでもない風に装ってその場を立ち去るが、彼女が借金取りに襲われるとその場に駆けつけ、エアリスを逃がす。さらにその場に駆けつけたラムザ達に助けられ、以後、元の世界に戻るためにラムザと行動を共にする。『FFT』の仲間キャラクターは、エンディングに登場しないため、その後の経過が描かれておらず、如何にして元の世界へ戻ったかは明らかにされていない。『FFVII』のエアリスを救えなかった事や、衝撃的な事実をセフィロスに告げられた直後であるためか、『FFVII』本編よりもさらに性格が暗くなっている。また、Brave低下時の離脱台詞は実は『FFVII AC』におけるクラウドのある台詞とよく似ている。なお、火山の頂上に自らの剣を隠しているが、隠した意図は明らかにされていない。固有ジョブ「ソルジャー」の時には、本来女性専用のリボン、バレッタ、カチューシャを装備可能。『FFVII』本編での女装の名残であろう。
なお、『FFT』では、登場人物の中で瞳の色が青いのはクラウドとエアリスだけである。エアリスはFFVIIを意識してか、緑色に近い。
[編集] キングダムハーツシリーズでの活躍
年齢は『FFVII』より1つ上の22歳。『KH』は少し闇に染まった存在であるため、おなじみのクラウドの服装にヴィンセントのマントやガントレットを付けた様な服装となり、ファンを驚かせた(ヴィンセントを出したかったが、出来なかったためとも言われている)。『KH2』では『FFVII AC』での服装で登場する。超究武神覇斬を使用する際には左肩から黒い翼が生え、飛行できるようになる。これはセフィロスへのオマージュで、逆に『KH』バージョンのセフィロスは右肩から黒い翼が生えている。
[編集] 『キングダムハーツ』
レイディアントガーデン(ホロウバスティオン)という平和な世界に住んでいたが、世界は「ハートレス」に襲われたことにより崩壊してしまう。仲間だったエアリス達はその際になんとか脱出できたが、クラウドははぐれてしまい、行方知れずとなる。それからは自らの心の闇が具現化した存在であるセフィロスをずっと探していたようで、『KH』ではオリンポスコロシアムという世界で死者の王ハデスと契約を結び、セフィロスの手がかりを得る代わりにコロシアムでソラやヘラクレスの命を狙っていた。『KH FINAL MIX』ではソラがコロシアムでセフィロスに勝った後、セフィロスと再会し、剣を交える。エンディングでホロウバスティオンへ帰還する。
[編集] 『キングダムハーツ チェインオブメモリーズ』
ここでのクラウドはソラの記憶の中の人物として登場。自分の記憶を取り戻すためにハデスと契約を結び、ヘラクレスの命を狙っていた。ソラがハデスとの対決を終えた後、世話になった礼として彼にカードを渡してその場を去る。
[編集] 『キングダムハーツII』
ホロウバスティオンの再建に勤しむレオン(スコール)やエアリスらとは距離を置き、自分の住む世界の行方よりもセフィロスを倒すことに執念を燃やしていた。ホロウバスティオンに大量のハートレスが襲来した際にセフィロスと会っているが、セフィロスがすぐに姿を消したため戦うことはできなかった。その後、ソラからセフィロスの居場所を教えられ、決着をつけに向かう。勝負は劣勢だったが、ティファの助けにより光の力を取り戻し、セフィロスと戦いながらいずこかへと消えていった(ソラはこれを「闇を倒すために別の世界に行った」と言っていた)。しかしその直後にでも条件を満たした状態であれば冥界コロシアムでクラウド達と闘うことが出来る。
[編集] 攻撃の技能
『FFVII』ではリミット技が使える。リミット技は戦闘中に相手のダメージを受けるとゲージが溜まり、上限まで溜まると使用することが出来る大技である。
『FFT』ではクラウド専用のジョブ「ソルジャー」のアクションアビリティである「リミット」が使える。「リミット」の攻撃力は魔法攻撃力が関係している。
『エアガイツ』では各キャラクタに必殺ボタンが設定されており、クラウドの必殺ボタンは「剣を抜く」である。剣を抜いたあとは、抜く前とは別の技がコントローラーのボタンに割り振られる。剣を抜く前は格闘技を使う。しかし、剣での攻撃は簡単に白刃取りされるので使い辛い。
『KH』シリーズでは技の名前はゲーム中では登場しないが、攻略本『アルティマニア』などに記載されている。名称は『FFVII』と同じでも、それぞれ若干異なっている。
[編集] 技の一覧
- ブレイバー
- 上空に飛び上がり、降下の際に大剣に気を集中させ、そのまま叩き斬る技。
- 『FFT』のブレイバーは、初期の段階では魔法攻撃力の関係で通常攻撃の方がダメージを与えられる。
- 『エアガイツ』ではザックスが「ハイ・ブレイバー」と言う名称で使用できる。
- 凶斬り(きょうぎり)
- 「凶」の字を敵に切刻む技。ダメージと共にマヒ状態にさせる。
- 『エアガイツ』ではザックスは「真・凶斬り」と言う名称で使用できる。『FFVII AC』でも使用された。
- 一部攻略本では、「まがつぎり」と記載。
- 破晄撃(はこうげき)
- 剣から放たれた気の刃で敵を攻撃する技。攻撃対象は敵一体だが、目標に当たった後、炸裂して周囲の敵にも少しだけダメージを与える。
- 『FFT』では自分の「最大HP-現在のHP」分のダメージを与える。
- 『エアガイツ』では登場しなかったが、ザックスの「破晄斬」と名前が似ている事からそれに対応していると思われる。『FFVII AC』でも使用された。
- クライムハザード
- 敵に剣を突き刺したまま、飛び上がりながら敵を縦一文字に斬り上げる技。
- 『FFT』では相手の「最大HP-現在のHP」分のダメージを与える。
- 『エアガイツ』では全く違う技として登場した。
- メテオレイン
- 複数の隕石を雨のように落とす技。
- 『FFT』では降ってくる隕石は一つだけである。
- 『エアガイツ』ではザックスは「メテオシャワー」と言う名称で使用した。また、セフィロスも「ブラックマテリア」の名称で似たような技を使用している。
- 画龍点睛(がりょうてんせい)
- 巨大な竜巻を起こして敵を吹き飛ばす(即死させる)技。吹き飛ばなかった敵には普通にダメージを与える。
- 『FFT』でも『FFVII』と効果が似ており、即死・石化・ストップのいずれかを(耐性がない限り)必ず発動させる(ただし、ダメージはない)。クラウド(ソルジャー)の生命線とも言える重要なアビリティである。
- 超究武神覇斬(ちょうきゅうぶしんはざん)
- 究極リミット技。気を込めた剣で敵を15回の連続攻撃を行う。そのド派手なエフェクトから高い人気を誇る。
- 『KH』シリーズでは攻撃方法が大きく変わり、空を飛び回りながら数度斬り、最後に下降して敵に斬りつける技になっている。
- 『FFVII』最後の戦闘ではこの技で(普通にやれば)セフィロスに止めを刺し、『FFVII AC』でもセフィロスに止めを刺す際に使われた。
- 裏超究武神覇斬(うらちょうきゅうぶしんはざん)
- もう一つの究極リミット技。
- 『FFT』で初登場。超究武神覇斬に対応する技と思われるが、派手さが注目された超究武神覇斬とくらべて描写が地味であり、15回の連続攻撃が再現されていないことや、CTが長くて使い辛いなど、ファンからは不評であった。
- 『エアガイツ』ではザックスが使用した。こちらは超究武神覇斬と全く同じ技である。
- 桜華狂咲(おうかきょうしょう)
- 「最強」とされているリミット技。炎・氷・雷を敵に浴びせる。
- 『FFT』でのみ登場する。派手でダメージも大きいものの、裏超究武神覇斬以上にCTが長く、使い辛い。その後『FFIX』では竜騎士フライヤの全体攻撃技として登場した。
- ソニックレイヴ
- 素早く何度も突進して剣で突く技。
- 『KH』シリーズで使用する。ソラがケルベロスに勝った後にクラウドが同名のアビリティをくれ、同じ技が使えるようになる。
[編集] 主な使用武器
- バスターソード
- 『FFVII』での初期装備。ザックスの形見でもある巨大な剣。初期武器でありながらゲーム開始時や回想場面などでプレイヤーに強い印象を残しており、クラウドの愛剣として広く認知されている。ちなみに捨てる事は出来ず、チュートリアルではこれを装備していることになる。『CC FFVII』ではアンジールが持っているが、理由は明らかになっていない。『FFVII AC』ではザックスの墓標になっている。『キングダムハーツ』でも使用し、この時は包帯が巻かれていた。なお、使用しない時は抜き身のまま左肩のアーマーに付けている。これには左肩のショルダーアーマーに磁石が仕込まれているという公式設定がある。
- バスタードソードと名前が似ているために間違って覚えるファンも多いが、違う武器である。
- 『FFXII』では、ギルガメッシュが偽と書かれたものを所持している。
- ハードブレイカー
- 先端が平たくなっている剣。刀身に「一刀両断」の文字が刻まれている。バスターソードに比べて小振りである。公式イラストで、ハーディ・デイトナに跨ったクラウドが手にしている剣として強い印象を残している。なお、ゲームを進めていると、この武器が手に入るのはジュノンの武器屋(ハーディ・デイトナに乗るのはそれ以前)だが、神羅ビルに出現する敵・ソルジャー3rdから盗む事ができるため、ハーディ・デイトナに乗ったクラウドがこれを持っているイラストがあるのは伏線と受け取る事も出来る(ゲーム中はバスターソードが表示されるが)。前記の事情から、ソルジャー3rdの支給品ではないかと思われる。
- 合体剣
- 『FFVII AC』での武器。6本の剣が組み合わさった武器。場面に応じて使い分けることが出来る。2~3本だけを組み合わせて使用することもできる(ただしファースト剣は必須)。超究武神覇斬ver.5を行うには必要不可欠な剣である。
- ファースト剣
- 『FFVII AC』での武器。合体剣の一つで、ベースとなる剣。作中で最も良く使われる剣で、限定生産された「Advent Pieces: Limited」に同梱のフィギュアに付属している剣がそれである。
- マテリアブレイド
- 『FFT』での武器。これを装備しないとリミット技が使えない。マテリアの名前を冠しているものの、関係は明らかになっていない。クラウドは火山の頂上にこれを隠したが、隠す必要性がわからず、その理由も明らかになっていない。なお、初期状態のクラウド(ソルジャー)では火山の頂上には登れないため、その方法も定かではない。
- 陸奥守吉行
- 見事な曲線美を描く長大な日本刀。マテリア穴が少なく成長させるには不向きだが、(普通にストーリーを進めたとして)ユフィ逃亡イベント時点での最強武器である。
- 釘バット
- 古代種の神殿で拾うことができる釘を打ち付けたバット。全てのプレイヤーキャラクターに一つずつ用意されている変わった名前の武器の一つで、マテリア穴が存在しない。剣術を得意とするクラウドがあえて、打撲武器を使うと言う発想が人気を集めた。
- アポカリプス
- 黙示録の名前を冠した剣。「いにしえの森」の奥で手に入る武器で、マテリア成長が3倍になるという高い性能を誇る。姿形も特徴的で、その攻撃力マテリア成長性能もあって長く愛用したプレイヤーも多いだろう。
- ラグナロク
- これまでのFFシリーズ伝統の最強剣。『FFVI』までの公式イラストとは違ったデザインが書き下ろされている。特殊性能のあるアルテマウェポンよりも安定した強さを発揮する。
- アルテマウェポン
- 『FFVII』におけるクラウドの最強武器。アルテマウェポンをコスモキャニオン上空で撃破すると同名のこの武器が入手できる。他の剣に比べると色づかいが非常に派手。クラウドのHPに応じて剣の色と攻撃力が変化するので使い勝手が難しく、また他キャラの最強武器と同じくマテリア成長率は0である。
- 『FFVI』にて初登場し、『FFIX』以降、形状の差異はあるが主人公の最強武器として登場する事が多い。ちなみに、ヴィンセントも『DC FFVII』で隠し武器として銃型のものを使用した。
[編集] 登場作品
- ファイナルファンタジーVII
- ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
- Before Crisis ファイナルファンタジーVII
- クライシス コア ファイナルファンタジーVII
- ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII
- ラストオーダー ファイナルファンタジーVII
- ファイナルファンタジータクティクス
- キングダムハーツ
- キングダムハーツ チェインオブメモリーズ
- キングダムハーツII
- ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial
- ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート ポータブル
- チョコボレーシング ~幻界へのロード~
- エアガイツ
[編集] 関連項目
- 『FFVII AC』とタイアップしており、作中クラウドが使用。また、クラウドが使ったものと同カラーのものが「クラウドブラック」として発売されている。
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メインタイトル | FF - FFII - FFIII - FFIV - FFV - FFVI - FFVII(人物) - FFVIII - FFIX - FFX/FFX-2 - FFXI - FFXII - FFXIII/FFvsXIII |
コンピレーションFFVII | FFVII AC - BC FFVII - CC FFVII - DC FFVII/DCLE FFVII - LO FFVII |
FABULA NOVA CRYSTALLIS | FFXIII - FFvsXIII - FFagXIII - FFhaXIII |
イヴァリースアライアンス | FFT(獅子戦争) - FFTA - FFTA2 / FFXII - FFXIIRW |
クリスタルクロニクル | FFCC - FFCC RoF - FFCC CB |
外伝・外伝的タイトル | FF外伝聖剣伝説 - FFUSA - テトラマスター |
チョコボシリーズ | 不思議なダンジョン - 不思議なダンジョン2 - レーシング - スタリオン - コレクション・ダイス(ランド) - はたらく - どこでも - モバイル - 魔法の絵本 |
映像作品 | OVA - 映画 - FF:U - FFVII AC |
キングダムハーツシリーズ | キングダムハーツ - キングダムハーツチェインオブメモリーズ - キングダムハーツII |
登場人物 | シド - ギルガメッシュ - エクスデス - ビッグス&ウェッジ - クラウド - ヴィンセント - セフィロス |
関連項目 | 魔法形態 - アビリティ - ジョブ - 召喚獣 |