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ファイナルファンタジータクティクス - Wikipedia

ファイナルファンタジータクティクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

[分割]
項目分割の提案:この項目は、記事の一部を「ファイナルファンタジータクティクスの登場人物」、「ファイナルファンタジータクティクスのジョブ」に分割することが提案されています。議論はノート:ファイナルファンタジータクティクスを参照してください。なお、分割作業を行う際には履歴不継承にならないように注意してください。
ファイナルファンタジータクティクス
Final Fantasy Tactics
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 プレイステーション(PS)
プレイステーション・ポータブル(PSP)
開発元 スクウェア(PS)
スクウェア・エニックス(PSP)
発売元 スクウェア
スクウェア・エニックス(PSP)
人数 1人
メディア CD-ROM1枚(PS)
発売日 通常版:1997年6月20日
ミレニアム版:2001年12月20日
PS one Books:2002年2月21日
アルティメットヒッツ:2006年7月20日
PSP版:2007年5月10日予定
価格 通常版:6,800円(税抜)
ミレニアム版:3,800円(税抜)
PS one Books:2,500円(税抜)
アルティメットヒッツ:1,500円(税抜)
対象年齢 CERO:B(アルティメットヒッツ、獅子戦争のみ)
売上本数 約135万本(PS)
その他 PSP版は『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』というタイトル
テンプレート (ノート)

ファイナルファンタジータクティクスFinal Fantasy Tactics 、略称:FFTエフエフティーエフエフタクティクス)は1997年6月20日スクウェア(現・スクウェア・エニックス)より発売されたプレイステーション用のシミュレーションRPGファイナルファンタジーシリーズの外伝的な作品に当たる。販売数約135万本。『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』というタイトルでプレイステーション・ポータブル用ソフトとしてリメイク版移植が2007年5月10日に発売予定となっている。

PS版発売当時はクエストの『タクティクスオウガ』にあまりにも似ているとして、他社のゲームデザイナーを移籍させて類似したゲームを制作させることが賛否両論の議論となったが、後にクエストのゲームソフト開発事業自体がスクウェアに譲渡されたため議論は立ち消えとなった。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

[編集] ストーリー

ゲームはイヴァリースの中世史を研究をしている歴史学者アラズラムが、近年公開された文献『デュライ白書』を元に獅子戦争の真実を探るという語りで始まる。一般的に獅子戦争を終結させたのは、平民出身の英雄王「ディリータ」であるとされている。しかしデュライ白書に拠れば、本当の英雄は歴史に名前が残っていない、名門ベオルブ家の末弟であるという。

FFシリーズの中でも、ストーリーが特に難解な作品である。また主要キャラクターの殺戮が繰り返される血生臭いストーリーは、従来のFFシリーズとは趣向が異なるものである。

また、『FFVII』の主人公であるクラウドがゲスト出演する。同作品のエアリスも、名前、姿、初登場シーンともに同じであるが、別の人物として登場する。

なお、『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』、『FFXII』でも、本作と時間軸を共有した同様の世界「イヴァリース」で物語が展開される。イヴァリースでの物語ではないが、『ベイグラントストーリー』も、同じ世界の上で物語が構成されている節が見える。

プロローグ
獅子戦争のきっかけとなったオヴェリア王女の誘拐事件、北天騎士団の傭兵として王女を護衛していたラムザは、王女誘拐犯の中にかつての親友・ディリータの姿を目撃する。
チャプター1 「持たざるもの(THE MEAGER)」
オヴェリア王女の誘拐事件から時を遡る事一年、ラムザは親友ディリータと共に王立仕官アカデミーに通っていた。当時のイヴァリースは五十年戦争の敗北により治安が乱れており、強盗や殺人が日常的に横行していた。
チャプター2 「利用する者される者(THE MANIPULATOR&THE SUBSERVIENT)」
ジークデン砦の戦いから一年、北天騎士団の一員から傭兵へと身を落としたラムザは、オヴェリア王女を連れ去ったディリータの真意を確かめるべく、王女奪還を目指す騎士アグリアスに同行を申し出る。
チャプター3 「偽らざる者(THE VALIANT)」
獅子戦争勃発から3ヶ月、戦局は膠着し、領民達は物資不足と重税により疲弊しきっていた。聖石の力を目の当たりにしたラムザは、獅子戦争の背後に何者かの存在を感じ取り、それを兄ザルバッグに伝えるべく王都ルザリアを目指していた。
チャプター4 「愛に全てを(SOMEBODY TO LOVE)」
イヴァリース全土に拡大した獅子戦争は、両陣営の決着を急ぐ動きから新たな局面を迎えようとしていた。一方ラムザは、リオファネス城の戦いを経て、アルマを連れ去った神殿騎士ヴォルマルフこそが全ての黒幕であると確信する。

[編集] システム

この節は執筆の途中です この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

本作はファイナルファンタジーシリーズでは珍しい、クォータービューの戦略シミュレーションRPGである。

[編集] 戦闘システム

戦闘は箱庭状の3次元的なマップで繰り広げられる。本作の戦闘システムはこれに時間を加えて4Dバトルと名づけられている。FFシリーズのアクティブタイムバトルに似たシステムを持っており、戦闘が始まると全ユニット一斉にスピードに応じてチャージタイム(CT)値が溜まっていく。最初に最大値の100になったキャラクターがアクティブターンとなり、キャラクターを移動させる「移動」と攻撃やキャラクターの持つアビリティを使用できる「行動」のコマンドを行うことができる。どちらか、もしくはどちらも行わずに「待機」することで次にCT値を若干キープしておくこともできる。そのキャラのアクティブターンが終了すると再び全キャラCT値が溜まりはじめる。この繰り返しで戦闘は進んでいく。あらかじめキャラクターがアクティブターンになる順番を確認することができ、これを活用して戦略を練ることが重要。

武器や技によって射程が違い、それも高さによって補正を受けるため、どの行為が使えるかといった判別が難しい。高さは移動にも制限をかけるため、計算的にどこまで移動できるか完全に把握しにくい。一部のアクションアビリティは行動決定から別キャラクターのターンを挟むほど時間を置いて発動するものもあり、これをチャージしているときに攻撃を受けると大ダメージは免れないため、相手の穴をつくような使い方が求められる。また、行動の予想ダメージ・回復量や命中率が攻撃前に表示されるため、それを元に最善の行動を探っていくことができる。

ダメージを受け、HPが0になると戦闘不能になる。キャラクターが戦闘不能になってから3回そのキャラクターに行動ターンが回ると、そのキャラはアビリティの継承かHPMPの全回復ができるクリスタル、もしくは装備アイテム(モンスターの場合は回復アイテム)の一つを入れた宝箱に変化する。こうなるとそのキャラクターは死亡(殺害)扱いになり二度と使用することができなくなる。主人公ラムザがこの状態になるとゲームオーバー。勝利条件に無関係なゲストキャラクターはこれに当てはまらない。逆に、勝利条件に関係あるゲストキャラクターは戦闘不能になるだけでゲームオーバーとなる。

[編集] キャラクターの能力

HP/MP
本作には防御力の数値が無いため、HPは数値そのものがキャラの防御力を表している。共に装備品によって上昇する割合が大きい。
AT
攻撃力。物理ATと魔法ATがある。ジョブによって大きく変化する。
EV
回避率。C-EV、S-EV、A-EVの3種類があり、それぞれに物理EVと魔法EVが設定されている。3種類のEVの総合値がそのキャラクターの回避率になり、リアクションアビリティに「装備武器ガード」がセットされていた場合は、装備している武器の回避率も加えられる。
C-EVはそのキャラクターが元々持っている回避率。前方からの攻撃に対して適用される。ジョブによって大きく変化する。
S-EVは装備している盾の回避率。前方と左右からの攻撃に対して適用される。「装備武器ガード」による装備武器の回避率も、前方と左右からの攻撃に対して適用される。盾を装備していない場合は0になる。
A-EVは装備しているアクセサリー(マント)の回避率。前後左右からの攻撃に対して適用される。マントを装備していない場合は0になる。
Speed
スピード。この数値に応じて、戦闘中CTが溜まっていく。Speedが高いキャラクターほどCTが溜まるのが早く、結果、移動・行動できる回数が多くなる。ジョブによって大きく変化する。Speedが速い方が戦闘を有利に進めることができるが、Speedを上げ過ぎた状態で戦闘不能になった場合、カウントが速く減少するため、復活させるチャンスも少なくなってしまう
Move・Jump
キャラクターの移動能力を表す値。
Moveは移動距離を、Jumpは段差を越える跳躍力を表す。Moveが高いほど一度の移動で遠くまで移動する事ができ、Jumpが高いほど乗り越えられる段差が高くなる。例えMoveの値が高くとも、Jumpの値が低いと、段差のある地点を回りこんで移動しなければならない場合もある。ジョブによって大きく変化し、靴を装備する事で高める事ができる。
Brave・Faith
キャラクターごとに存在する0~100で変化する個性の数値。
Braveはキャラクターの勇気を表す。高いほど素手での攻撃力が上がり、一部アビリティの成功率がアップする。低すぎる場合は操作できず逃げ回るだけのチキン状態となり、またキャラクターが離反してしまうことがある。ただし、Braveが低いほどマップに落ちているレアアイテムを拾える可能性が高くなるため、レアアイテムを手に入れるにはBraveが低いキャラも必須である。
Faithはキャラクターの信仰心の高さを表す。高いほど魔法攻撃力が高くなり、回復魔法での回復量も増えるが、同時に魔法によるダメージも増えてしまう。低い場合はその逆で、0になると魔法の攻撃も受けたときの効果も一切無効になる。高すぎる場合キャラクターが離反してしまうことがある。
星座
キャラクターを守護している星座。星座間には相性があり、補正がかかることがある。主人公のみ、最初のプレイヤーメイクで決める誕生日によって星座を決めることができる。

[編集] ジョブ・アビリティシステム

FFV』の同システムを発展的に継承している。本作ではアビリティが「アクションアビリティ」「リアクションアビリティ」「サポートアビリティ」「ムーブアビリティ」の4つに整理されており、キャラクター1人につきジョブの固有アクションアビリティと4種類のアビリティを1つずつ装備することができる。

アビリティは戦闘中に行動することによって手に入るJP(ジョブポイント)を消費することによって習得できる。JPはジョブごとに蓄積されていき、JPが一定まで上がるとジョブレベルがアップし、それによりチェンジできるジョブが増えていく。 また、キャラクターがクリスタル化した場合にそのクリスタルを入手することでキャラクターが覚えているアビリティの一部を継承することができる。

[編集] 儲け話

本作中に、ミニゲーム的要素として登場するのが儲け話である。儲け話は、各町や城の酒場で仕事を請け負い、自分のパーティの中から汎用ユニットを数名派遣、数日後に報酬を受け取ると言う流れになる。

[編集] 請け負いまでの流れ

滞在した町の酒場で「儲け話を聞く」を選択すると、マスターからいくつかの仕事が呈示される。その際仕事の概要を確認できるが、ランダムでマスターから仕事に関するヒントが出されることがある。請け負う仕事を決定すると、派遣日数と派遣ユニットの選択画面になり、請け負ってから規定日数以上が経過すると仕事が終了する。また仕事をうける際にいくらかを支払う必要があるので、仕事の結果によっては赤字になる場合もある。規定日数以上が経過していないにも関わらず、派遣した汎用ユニットを戻したい場合は酒場に行けば呼び戻せる。ただしその場合儲け話は途中放棄となり、完遂することはできない。

[編集] 完了と報告

仕事を終了すると請け負った町の酒場にユニットが戻っているので、そこで仕事の結果を聞くことができる。成功か失敗か、どのくらいの報酬があったのかなどを確認でき、またこのときに財宝(後述)の有無を知ることができる。戻ってきた汎用ユニットにはアビリティポイントが加算され、効率良くアビリティを成長させる際にも儲け話は利用される。仕事の成功失敗の条件は、必要ジョブ、必要レベルなど仕事によって違い、例えばアイテム士が必須ジョブの仕事にアイテム士のユニットが派遣されていれば成功となり、報酬金額も高く財宝も手に入れることができる。

[編集] 財宝とは

財宝とは儲け話の後に手に入れることが出来るアイテムで、普通のアイテムのように使用することは出来ず、メニュから閲覧できる。財宝の中の本様のものは中を読むことによってノベルゲーム(選択肢によって結末が変わるなど)ができるようになる。また、財宝のほかにも仕事の結果秘境を発見することもあり、財宝や秘境を多く発見することで、酒場の主人から「秘境ハンターLv1」などの称号が与えられる。

[編集] ゲーム性

経緯が経緯だけに『タクティクスオウガ』と比較されることが多いが、似ているのは見た目だけで実際のゲーム性はかなり異なっている。特に、『タクティクスオウガ』は軍団編成指向でよほど強いキャラでも孤立が死を招くのに対し、『FFT』は基本的にRPG指向でキャラクター単独の能力が占める割合が大きい。また復活が容易なため戦況の見切りがしやすく、おとり戦術などをとれるのも相違点である。

従来のFFに比べ難所や強敵が多く、特に難しいのが第3章終盤のリオファネス城である。ここでは数回の連戦を行うことになるのだが、第2ステージのラムザとウィーグラフの一騎討ち、及びその後に続くベリアス戦は多くのユーザーが詰まってしまう難所で、勝てないと思っても途中でセーブをしてしまっているとレベル上げなどもできないので前にも後ろにも進めなくなってしまうことがある。他にも強力な敵ユニットは一般・ボス共に多く、例えば一般モンスターである「赤チョコボ」は回避不能の強力な攻撃を持っており、赤チョコボ1匹にこちらのユニット全てが駆逐されてしまうことも少なくないなど、SRPG経験者でも難易度的に十分楽しめる。

逆にFFシリーズで馴染みのあるレベル4フレア、レベル5デスを即席で作り出すアビリティ「算術」はバランスブレイカーとして有名である。プレイヤーが条件を自由に設定可能な上、MPを消費せず距離無制限で対象キャラ全てに魔法が行使できるので、戦闘開始直後に敵全体を強力な魔法で攻撃、もしくは状態変化魔法で無力化するなどしてしまえば敗北する事は殆どなくなってしまう。その他にも後半仲間になるシドの固有アビリティ「全剣技」と云ったゲームバランスを崩すファクターは複数存在する。これはSRPG初心者に対する救済措置だと思われるが、不満を漏らすユーザーもいる。

[編集] キーワード

イヴァリース
物語の舞台となる国。具体的な国土の面積は不明だが、十数日掛ければ徒歩で国を横断できる事から、然程大きな国ではない事が窺える。
五十年戦争
イヴァリースとオルダリーアの間で起こった戦争。和平条約が結ばれたが事実上のイヴァリースの敗北となった。長く続いた戦争の結果、王家の力は弱まって獅子戦争の引き金となり、また恩賞が払われなかったために骸旅団(むくろりょだん)の様に戦争時の義勇軍が匪賊となる原因ともなった。ゲームの舞台は五十年戦争終結後のイヴァリースとなる。
戦争のモデルは百年戦争と見られる。
獅子戦争
ガリオンヌの領主ラーグ公とゼルテニアの領主ゴルターナ公による王位継承を巡るイヴァリースの内戦。ともに獅子を家紋とすることから獅子戦争と名付けられる。五十年戦争の直後に勃発した獅子戦争は疲弊した平民に追い打ちをかけた。この戦乱を収め玉座に着いたディリータ王の話は英雄譚として後生まで語り継がれているが、『デュライ白書』では真の英雄は歴史には名を残さないラムザだとしている。
戦争のモデルは薔薇戦争と見られる。
骸旅団
貴族に対しテロ行為を行っている革命集団。元々は"骸騎士団"という平民の義勇兵で結成された騎士団で、五十年戦争の末期には正規の騎士団と何ら変わりない働きをした。しかし、イヴァリースが五十年戦争に敗れ、ろくに恩賞が払われなかった事から、貴族が支配するイヴァリースを変えようとする革命集団となる。リーダーはウィーグラフ・フォルズ。
一般的には盗賊団と認識されており、事実、旅団員の中には盗賊さながらの行為を犯すものも少なくない。
グレバドス教
神の御子「聖アジョラ」を主神とする、イヴァリースの国教。かつては事実上国王以上の権力を誇っていたが、現在は五十年戦争の影響で支配力が低下している。
ゾディアックブレイブストーリー
イヴァリースに古くから伝わる伝説。内容は遥か昔、若きランベリー王がイヴァリースを掌握する為に魔界から召喚した「ルカヴィ」を、どこからとも無く現われた聖石を携えた十二名の勇者「ゾディアックブレイブ」が撃退すると言うもの。その後もイヴァリースが危機に瀕するたび、聖石を携えた勇者が現われたと言う。
ゾディアックブレイブの伝説には聖アジョラの伝説も含まれているため、イヴァリースの国教であるグレバドス教でも語られているが、一般的には御伽噺だとされており、余程敬虔でない限りグレバドス信者でも御伽噺と認識している。
ルカヴィ
ゾディアックブレイブストーリーに登場する、強大な力を持った不死身の魔物。ルカヴィとは「悪魔」の意味。
聖石
ゾディアックブレイブストーリーに登場する、十二名の勇者が携えた石。ルカヴィを凌ぐほどの「御力」が備わっているとされている。十二の石はそれぞれ黄道十二宮の星座を司っており、ゾディアックブレイブストーリーの名前の由来ともなっている。
ゾディアックブレイブストーリーは一般的には御伽噺と認識されているが、近年、聖石と思われる石がイヴァリースで発見されている為、ゾディアックブレイブストーリーが事実であると言う見方も出始めている。
ゲルモニーク聖典
金目当てに聖アジョラを密告し処刑させた裏切り者・聖アジョラの十三番目の使徒ゲルモニークが執筆したとされる書物。その中には聖アジョラの真実が記されているとされ、書物の存在は示唆されていたが、長年行方不明となっている。オーボンヌ修道院の院長シモンが地下書庫で発見したが、その事実を隠蔽、長い年月をかけて独自で解読していた。

[編集] ジョブ

[編集] 汎用ジョブ

( )内はジョブチェンジ出来る条件。

見習い戦士
どんなユニットでも最初からジョブチェンジできるジョブの一つ。「投石」、「手当て」と言った文字通りの『基本技』が固有アクション。特に秀でた点は無いが、「ためる」「取得JpUP」や「Move+1」などの重要なアビリティを覚える事ができる。戦士系ジョブの源流にあたるものの、攻撃力は然程高くない(白魔道士と同程度)。尚、特定のキャラクターは見習い戦士の代わりにそのキャラクター特有のジョブを持っている。
アイテム士
文字通りアイテムを使う事ができる『アイテム』のアクションアビリティを持つ。「ポーション」や「フェニックスの尾」は序盤では重要な回復手段。また、装備品の破壊を防ぐ『メンテナンス』や戦闘フィールドに埋もれたアイテムを発見する『アイテム発見移動』など、アイテムに係わるアビリティを覚えるのも特徴。魔道士系のジョブに属する為攻撃力はかなり低いが、銃を装備する事ができる為、銃が手に入る中盤以降では攻撃要員としても期待できる。見習い戦士と同じく、最初からジョブチェンジできる。
ナイト(見習い戦士LV2)
騎士剣と重装備により、接近戦を得意とするジョブ。固有アクションの『戦技』は「ヘッドブレイク」などの装備を破壊する技と、「パワーブレイク」などのパラメータを低下させる技の2タイプが揃っている。装備アイテムを増やすサポートアビリティを覚えることもでき、特に『剣装備可能』は剣技を使用できるキャラクターには必要不可欠。専用ジョブを除くと唯一騎士剣を装備出来るジョブ。
弓使い(見習い戦士LV2)
その名の通り弓(ダメージはSpeed依存)を扱うことに優れたジョブ。弓は射程が長く、また高さによって射程が左右されることがあるので、戦闘時の地形によっては有利に戦うことができる。また、アクションアビリティ『チャージ』を使うことにより敵に与えるダメージを増やすことができる。
モンク(ナイトLV3)
武器を持たず、素手の格闘技で戦うジョブ。固有アクションの『拳術』は、離れた敵を攻撃する「波動撃」「地烈斬」やHPとMPを一度に回復する「チャクラ」など、バリエーション豊かなアビリティが揃っており、序盤では頼りになるジョブの一つである。また、武器を装備できない分ジョブ特性として『格闘』(素手の攻撃力1.5倍)を持ち、素手でも充分な攻撃力を発揮できる。Speedが少し高い。
白魔道士(アイテム士LV2)
「ケアル」「レイズ」などを中心とする『白魔法』を扱える魔道士。「ホーリー」は『白魔法』の中で唯一の攻撃魔法。また、他の魔道士系ジョブと比べると物理攻撃力が高めに設定されている(その分、魔法攻撃力は低い。「見習い戦士」の項を参照)。
黒魔道士(アイテム士LV2)
「ファイア」系、「サンダー」系、「ブリザド」系+αからなる『黒魔法』を扱える魔道士。全ジョブ中最高の魔法攻撃力を誇る。
時魔道士(黒魔道士LV3)
「ヘイスト」「ストップ」など、主に時間・空間操作を司る『時魔法』の使い手。FFシリーズの最強魔法の一つ「メテオ」もラインナップされている。サポートアビリティの『ショートチャージ』は、強力な魔法やクラウドの『リミット』を使う上では無くてはならないアビリティ。ムーブアビリティ「テレポ」は、高低差・障害物を無視できるなど高性能ではあるが、自分の移動能力を超えて移動しようとすると、失敗することがある。
召喚士(時魔道士LV4)
『召喚魔法』で召喚獣を呼び出し、攻撃などに使う。攻撃・補助系は敵のみ、回復系は味方のみを対象とする為、敵味方が入り乱れた状況でも確実に威力を発揮できる。全ジョブ中最大のMPを誇るが、Speedは他ジョブより若干低め。最強の召喚魔法「ゾディアーク」をラーニングしない限り、マスターすることが出来ない。
シーフ(弓使いLV3)
Speed(素早さ)に優れた戦士。武器はナイフしか装備できないが、『盗む』ことを得意としており、盗めるものはお金や装備品にとどまらず、ハートや経験値といった形の無いものも含まれる。『Move+2』『密猟』は中盤以降必須のアビリティ。また、敵が『投げる』で使用したアイテムを入手できる『キャッチ』は忍者戦で必須。
話術士(陰陽士LV4)
『話術』でBrave・Faithの値を上下したり、敵をステータス異常に出来る。また、敵を「勧誘」できるのが最大の特徴。レベルの高い人間ユニットを「勧誘」し装備品を回収することにより、序盤から強力な装備品を揃えることも可能。銃を装備出来る数少ないジョブでもある。そんな便利なユニットのためか、ステータスは総じて高くない。
陰陽士(白魔道士LV3)
主にマイナスのステータス異常(暗闇・沈黙など)を発生させる『陰陽術』を使う。物理・魔法とも中途半端な攻撃力である。
風水士(モンクLV4)
地形によって効果の異なる『風水術』を使う。ここで言う「地形」とは、使用者本人のいる地形のことを指す。また、「FFV」と比べると、剣や盾が装備可能になっており、戦士系のジョブとして考えるべきである。とは言え、魔法攻撃力も白魔道士と同程度の成長率を誇る。
竜騎士(シーフLV4)
槍(直線で2マス先まで攻撃可能)を主武器として戦うジョブ。固有アクションの『ジャンプ』は、最大で8マス、8段離れた敵に跳躍攻撃を仕掛けることが出来る。また、魔法攻撃力が非常に低い。
(ナイトLV4、モンクLV5、竜騎士LV2)
刀を装備して戦うジョブ。固有アクションの『引き出す』は所持している刀を媒介にした魔法で、召喚魔法と同じく味方を避けて攻撃(敵を避けて回復)可能だが、媒介にした(選択した)刀が壊れる事もあるため、店で販売していない刀のアビリティを使用することは非常に困難。リアクションアビリティの『白刃取り』はキャラクターのBraveの値次第でほぼ確実に敵の物理攻撃を回避可能。
忍者(弓使いLV4、シーフLV5、風水士LV2)
様々な武器を投擲して攻撃する『投げる』が固有アクション。しかし、機動力が高い事と、サポートアビリティ無しで『二刀流』が可能な事から、どちらかと言えば接近戦向きと言える。ちなみに『二刀流』は素手による攻撃も1度に2回繰り出せる。全ジョブ中最高のSpeed補正率と成長率を誇る。攻撃力、機動力は一級品だがHPは低い。なお、高レベルの敵忍者は通常店に並ばない強力な武器を投げてくることもあるため注意が必要。
算術士(白魔道士LV5、黒魔道士LV5、時魔道士Lv4、陰陽士LV4)
魔法の対象を計算式で弾き出し、ノンチャージでその対象だけに選択した魔法を発動させる『算術』の使い手。計算に使う項目は「CT」「レベル」「Exp」「ハイト」「素数」「5」「4」「3」があり、これらを組み合わせれば「レベル5デス」「レベル3フレア」といった過去のファイナルファンタジーシリーズに出てきたものは勿論のこと、「CT4ヘイスト」「ハイト素数不変不動」といった一風変わった魔法を発動させることも出来る。噛み合いさえすればゲームバランスを破壊してしまうほどの威力を誇る。アクションを含め、アビリティには魅力的な物が多いが、その分ステータスはとことん低く設定されており、特にSpeedの低さが致命的(忍者の半分以下)。
吟遊詩人(召喚士LV5、話術士LV5、男性ユニットのみ)
歌を『歌う』ことによりステータスを上昇させたり味方に有利な状況を引き起こしたりする。歌の対象になるのは味方全員のみで敵は含まれない。効果は一定時間ごとに発動する。終盤、専らJp稼ぎに用いられることが多い。純粋に移動範囲を広げるタイプのムーブアビリティとしては最も性能の高い『Move+3』を覚えるのも特徴。装備武器は竪琴のみ。
踊り子(風水士LV5、竜騎士LV5、女性ユニットのみ)
踊りを『踊る』ことによりステータスを低下させたり敵に不利な状況を引き起こしたりする。踊りの対象になるのは敵全員のみで味方は含まれない。効果は一定時間ごとに発動する。終盤、専らJp稼ぎに用いられることが多いが、延々敵をステータス異常にする事も可能である。ムーブアビリティとして『Jump+3』を覚えるが、より少ないJpでより段差を飛び越える事のできるムーブアビリティが他にある(竜騎士の『高低差無視』、時魔道士の『テレポ』等)為、『Move+3』を覚える吟遊詩人に見劣りする感は否めない。専用装備である反物の他ナイフも装備出来るため、吟遊詩人よりは装備品に困らないが、『踊る』に専念するのが無難である。
ものまね士(見習い戦士LV8、アイテム士LV8、召喚士LV5、話術士LV5、風水士LV5、竜騎士LV5)
出現条件が厳しく、ある意味隠しジョブと言える。初めからマスター状態でリストに追加されるが、一切の装備・アビリティを着けることが出来ず、ひたすら『ものまね』をするだけである。扱いづらいジョブな上に、一切装備出来ないが、基本能力値はかなり高い。また、MP以外の成長率が非常に高いという特徴がある。

[編集] モンスターのジョブ

『FFT』では「人間対人間・魔物」という対立の比重が強く、野生であるモンスターが本筋に関わることは少ない。モンスター名もジョブ欄にあり、ジョブとして扱われる。ただし、ジョブチェンジはできない。登場するものの一部を以下に記す。

チョコボ
FFおなじみの飛べない大型の鳥。本作では3種類のチョコボが存在し、黒チョコボはFFシリーズのものと同じく飛行することが出来る。赤チョコボは『聖剣技』さながらの非常に強力なアビリティの使い手。序盤から登場するが、総じて強力で侮れない。また、仲間のチョコボが出撃している場合、人間ユニットが「騎乗」することが出来る。移動力は全モンスター中トップ。
ゴブリン
小鬼。小型だが力は強い。ブラックゴブリンの「回転パンチ」が意外と厄介。
ボム
炎の塊のようなモンスター。自らを戦闘不能にする「自爆」は傷を負うほどに強力になる。
レッドパンサー
素早い身のこなしで敵を攻撃する四足獣。高低差無視の特性を持つので、平然と高い塀を飛び越えてくる。
ピスコディーモン
北欧神話に登場するクラーケンをモチーフにしたイカの顔をしたモンスター。混乱とバーサクの効果があるマインドブラストがプレイヤーには脅威である。
スケルトン
その名のとおり骸骨のモンスター。サンダーソウルなどの遠距離攻撃が出来る。アンデッドモンスターなので戦闘不能時のカウントがゼロになっても一定確率で復活する。
グール
浮遊している幽霊。障害物を無視して移動(ムーブアビリティ「テレポ」と同等)し、タッチされると色々な状態異常が発生する。アンデッドモンスターなので戦闘不能時のカウントがゼロになっても一定確率で復活する。
フロータイボール
大きな目玉が体の大半を占めているモンスター。翼を持つため飛行して移動する。眼力による攻撃は状態異常を発生させる。
ジュラエイビス
鳥型のモンスター。飛行能力があるため移動範囲が広い。同じ系統であるコカトリスの「くちばし」による石化攻撃は脅威である。
ウッドマン
樹の姿をしたモンスター。移動能力は低く、倒すのは後回しにしても良いようなモンスター。
牛鬼
牛の姿に斧を携えたモンスター。物理AT値・HP共に高い。
モルボル
複数の眼を持ち、触手に覆われた醜悪な姿で体中粘液で覆われているモンスター。多数の状態異常を起こす「臭い息」や標的をモルボルにしてしまう「モルボル菌」が脅威である(最も、「モルボル菌」はモルボルグレイトに「まじゅう使い」のアビリティを併用した時のみ使用出来るようになるので、敵に「モルボル菌」を使用される事はまず有り得ない)。
うりぼう
かわいらしいイノシシのようなモンスター。二足歩行。非力なため戦闘には向いていない。密猟すると貴重なアイテムが手に入るが滅多に見られないレアモンスターである。
ベヒーモス
FFシリーズおなじみとなった強力なモンスター。全モンスター中トップクラスの物理ATを誇り、一撃で瀕死、又は戦闘不能に追いやられる事も少なくない。基本的には物理攻撃しか使用してこないが、「まじゅう使い」のアビリティでルカヴィの眷属が使用する魔法を使える。
ドラゴン
大型の竜。狂暴で力も強く素早いため、プレイヤーには脅威となる。上級のものは強力なブレスを吐いて攻撃してくる。
ヒュドラ
普通にストーリーを進めていると殆ど見かけないモンスター。3つの首を持っており、3連続強力攻撃を得意とする。滅多にお目にかかれない分、「密猟」で落とすアイテムもレア級である。

[編集] 専用ジョブ

特定のキャラクターが見習い戦士の代わりに持っているジョブ。アクションアビリティやステータスの成長率、補正率などが見習い戦士と大きく違う。アクション以外の習得アビリティは見習い戦士と同じ。専用ジョブを持つキャラクターはジョブチェンジしてもビジュアルが変化せず、モルボルのアビリティ『モルボル菌』への耐性を持っている。

見習い戦士
ラムザの専用ジョブ。最初は通常の見習い戦士と殆ど違わないが、チャプターが進むごとに習得アビリティや装備可能な武具が増えていき、最終的にはナイト並みの重装備が可能になる。又、パラメータの補正率も通常の見習い戦士を若干上回る。終盤では究極の魔法「アルテマ」をラーニングする事もできる(アルテマをラーニングしない限り、ラムザの見習い戦士はマスターした事にならない)。
ディリータ、アルガスの見習い戦士も通常とは違う固有のもので、ディリータは「おまじない」を、アルガスは一部のブレイク技を使えるのが特徴。
機工士
ムスタディオとバルクの専用ジョブ。銃のみ装備可能。固有アクションの『狙撃』により、敵の移動・行動を制限する事ができる。これらのアビリティは使用武器が銃でなくとも使用できる。
ホーリーナイト
アグリアスの専用ジョブ。ノーコスト、チャージタイム無しで遠距離攻撃が可能な『聖剣技』を使えるのが特徴。『聖剣技』は基本的に命中率100%で、更に一部の技は複数の敵を同時攻撃できる為、チャプター2以降の攻撃の要とも言える。尚、『聖剣技』を始めとする『剣技』に属するアビリティ(『暗黒剣』、『剛剣』等)は、剣か騎士剣を装備していないと使用できない。ただし、敵は素手でも使用可能である(威力はかなり落ちるが『剛剣』による装備品の破壊は有効)。
チャプター2以降のディリータもホーリーナイトだが、ディリータのホーリーナイトは聖剣技の他に「おまじない」も使える(ゲストキャラの為操作は出来ない)。
天道士
ラファの専用ジョブ。固有アクションの『真言』は効果範囲内をランダムに数回攻撃する特殊な魔法で、一体のユニットに数発命中する事もあれば、一発も命中しない事もある。狙った目標に確実に当てる事ができない為使い辛い。
天冥士
マラークの専用ジョブ。固有のアクション『裏真言』は、通常の魔法とは逆に両者のFaithの値が低い程ダメージが大きくなる。確実性に欠ける点は『真言』と共通。又、『裏真言』を強化する為にFaithの値を下げすぎると他の魔法が使い物にならなくなる為、そういった点では天道士以上に使いづらい。
剣聖
オルランドゥの専用ジョブ。ホーリーナイトの『聖剣技』、ダークナイトの『暗黒剣』、ディバインナイトの『剛剣』の技を全て使用できる『全剣技』が固有アクション。又、各パラメータの補正率も高く、剣か騎士剣を装備している限り最強のジョブと言える。他に忍者刀・刀を装備出来るが、勿論その場合は『全剣技』は使用出来ない。
ディバインナイト
メリアドール、ヴォルマルフ、ローファルの専用ジョブ。敵の装備を破壊すると同時にダメージを与える剣技『剛剣』を使える。ただし、モンスターを含め装備を持たないユニットに対しては効果が無い(ダメージも与えられない)為、『聖剣技』や『暗黒剣』に比べ汎用性が低い。又、同じく『剛剣』のアビリティを使用できるオルランドゥ(剣聖)の方が先に仲間になるため、それが有り難味の少なさに拍車を掛ける。さり気無く、槍と自動弓を装備出来る(当然、『剛剣』は使えなくなる)。
味方の時は使い辛いが、敵に回ると一転、(「メンテナンス」で防げるものの)貴重な装備品も容赦なく破壊する恐ろしいジョブになる。
テンプルナイト
サブイベントで仲間になるベイオウーフの専用ジョブ。固有アクションの『魔法剣』の効果は『陰陽術』とほぼ同じだが、チャージタイム無しで使える。又、成功率も高い。更に最大HP-現在HPのダメージを与える独自の効果の魔法剣「ショック!」も習得する。敵を無力化するという意味において、剣聖に匹敵する強さを持つと言える。また、物理攻撃力もかなり高い。
ホーリードラゴン
サブイベントで仲間になるレーゼの専用ジョブ。炎、冷気、雷の3属性のブレス攻撃を行う『ブレス』が固有アビリティ。ちなみにホーリードラゴンはモンスターと人間の中間の様な扱いであり、他のジョブにチェンジする事はできず卵も産まない。
鉄巨人
サブイベントで仲間になる労働八号、及び敵ユニットである労働七号改の専用ジョブ。自分のHPと引き換えに強力な攻撃を行う『作業』が固有アクション。Faithの値が0である為、良くも悪くも魔法を一切受け付けないのも特徴。鉄巨人はホーリードラゴンと同じく人間とモンスターの中間の様なユニットで、敵として登場する労働七号・改を勧誘する事は不可能である。
ドラグナー
あるサブイベントでレーゼは人間の姿に戻り、専用ジョブがホーリードラゴンからドラグナーに変わる。固有アクションの『ドラゴン』はホーリードラゴンの時に使用できた3属性のブレスに加え、竜系のモンスターに対してのみ効果を発揮するアビリティをいくつか覚える。何故か装備できるものが異様に少ない(指輪・腕輪+女性専用装備に限る)が、その反面殆どの能力の成長率及び補正率が高く、さらに「二刀流」「まじゅう語」「調教」をジョブ特性として所有している。
ドラグナーに変わったレーゼは人間ユニット扱いとなり、他のジョブにジョブチェンジできるようになる。
ソルジャー
サブイベントで仲間になるクラウドの専用ジョブ。固有のアクション『リミット』はユニットではなくマップを対象とする為、チャージタイムの間に敵が効果範囲から出ると不発に終わる。又、『リミット』は「マテリアブレイド」という剣を装備していないと使用できない。
通常、リボン系統の防具は女性ユニットしか装備できないが、FFVIIでクラウドが女装した経緯を持つためか、このジョブのみ標準でリボン系統の防具を装備出来る(同じく女性専用アイテムであるバッグと香水は装備できない)。
ビブロス
サブイベントでゲストユニットとして登場する謎のモンスター。戦闘終了後に生き残っていれば仲間に加わる。敵専用モンスターのアパンダの色違いであるが、アパンダとは全く異なるアビリティ『ビブロス』を使用する。ジョブ特性として『密猟』を持つ。やはり鉄巨人やホーリードラゴンと同様に人間とモンスターの中間の様なユニット。
ダークナイト
ガフガリオンの専用ジョブ。相手のHP、又はMPを吸収する『暗黒剣』を使える。動きも素早い。
プリンセス
オヴェリアの専用ジョブ。『聖魔法』の「マバリア」はプロテスやリジェネなどの複数の有効ステータス異常を同時に掛ける優れた魔法だが、オヴェリアは専ら自分の身を守る事に専念する。
占星術士
オーランの専用ジョブ。マップ全体の敵ユニットに対しドンムブ、ドンアク、ストップの効果を与える強力な技「星天停止」を使える。オーランは炭鉱都市ゴルランドのイベントバトルでゲストとして参戦する(操作不可)。あまりに反則的なアビリティを持つため、「オーランを仲間にしたかった」と言う声も多い。
クレリック
一定期間ゲストとして参戦するアルマの専用ジョブ。オヴェリアのプリンセスと同じく『聖魔法』が固有アクション(ただし、クレリックは「おまじない」が使える)。ラスボス戦でも登場するが、ヘルプメッセージ等が変化しており、別のものである事がわかる。ラスボス戦のクレリックは「アルテマ」をラーニングする事が可能(ただし、ラムザがアルマにアルテマを当てなければならない)。
アークナイト(ザルバッグ)
ザルバッグの専用ジョブ。敵のパラメータを下げる剣技『破壊魔剣』が固有アクション。ナイトの『戦技』と違い遠距離の敵も狙えるがチャージタイムを要する。ストーリーの中では敵としても登場し、その際は『吸血』のアビリティをセットしている。
ホワイトナイト
ウィーグラフの専用ジョブ。ホーリーナイトと同じく『聖剣技』を使う強敵。敵の専用ジョブでは一番最初に登場する。神殿騎士団加入後は「無双稲妻突き」を修得している場合が多く、この技の便利さを身を以って感じさせられる。
ナイトブレード
イズルードの専用ジョブ。ナイトを強化した様なジョブであり、やや足が速いものの固有アクションはナイトと同じ『戦技』。ホワイトナイトやディバインナイトなど他の専用ジョブの様に特異なアクションは持たないが、共に『ジャンプ』がセットされており、侮れない攻撃力を持つ。
アークナイト(エルムドア)
エルムドアの専用ジョブ。ザルバッグのジョブと同名だが、全くの別物である。固有アクションの『刀魂放気』は侍の『引き出す』とほぼ同じもの。又、ランベリー城で戦う際には『吸血』のアクションアビリティと、成功率100%のテレポ『ダテレポ』をセットしている。
ルーンナイト
ダイスダーグの専用ジョブ。暗黒剣は使えないが、聖剣技と剛剣を併せた『剣技』を使う他、『全魔法』を使うこともある。
アサシン
セリアとレディの専用ジョブ。誘惑、即死、ストップ、石化等の致命的な状態異常(100%)を起こす『仕手』が固有アクション。又、ジョブ特性として『二刀流』を持っており、接近戦の攻撃力も高い。本来頭部の装備であるバレッタやカチューシャをアクセサリの欄に装備している事があるのも特徴。
ちなみに「アルテマ」を使ってくる事もあり、『見習い戦士』のラムザが喰らえば「アルテマ」をラーニングできる。
ソーサラー
クレティアンの専用ジョブ。『全魔法』を操る魔法使い。彼に限らず全魔法とは、それぞれの魔法の強力なものがいくつか使えるという内容で、全てというわけではない。
アルケオデーモン・アルテマデーモン・アパンダ
ルカヴィの眷属であるモンスター。ランダムエンカウントには登場せず、ルカヴィや聖石関連のイベントバトルでのみ姿を現す。ユニットとしては鉄巨人やホーリードラゴンと同様の扱いで、勧誘が不可能。
アルケオデーモンは『暗魔術』、アルテマデーモンは『闇魔術』、アパンダは『バイオ』と言う独自のアクションアビリティを持つ。『暗魔術』、『闇魔術』は唯一の暗属性魔法「ダークホーリー」の他に、「ギガフレア」や「アルマゲスト」等のベヒーモス系モンスターの隠しアビリティ等がラインナップされている。アパンダの『バイオ』系魔法はダメージを与えると共に状態異常を付加させる追加効果を持つ。尚、アルケオデーモン、アルテマデーモン、アパンダの全てがジョブ特性として『ショートチャージ』を持っており、チャージタイムが短い。なお、アルテマデーモンは名前に「アルテマ」と付いているがアルテマはほとんど使わない。
ルカヴィ
ゾディアックストーンで悪魔の形相に変貌した者達。個体毎に特有のジョブとアクションアビリティを持つ一方、共通点としてステータス異常を引き起こす『恐怖』のアビリティがセットされている。HPとMPの残量・最大値を確認する事ができず、4桁以上の桁違いなHPを持っている。

[編集] 登場するキャラクター

[編集] 主要人物

ラムザ・べオルブ
本作の主人公。ラーグ公に仕える名門貴族・ベオルブ家の末弟で、長兄ダイスダーグ、次兄ザルバッグとは腹違いの兄弟。母方の姓は「ルグリア」と言い、ザルバッグに「下賤の血」と言われている事から平民出であったと思われる。2人の優秀な兄に対してコンプレックスを持っている。貴族でありながら貴族が世の中を支配し貴族の都合で平民が死んでいくことをよく思っていない。全編通して生真面目だが、意外とノリが良い所があり、ムスタディオを冗談で殺しかけてしまったのはファンの間では語り草となっている(後述のムスタディオの項も参照)。アホ毛持ち。
専用ジョブは専用の『見習い戦士』。
ディリータ・ハイラル
ラムザの親友。平民の出でありながら獅子戦争を終結させた英雄王とされる。バルバネスの計らいでラムザと共に王立アカデミーに通い、いずれはラムザの片腕となるはずだったが、ジークデン砦の戦いを最後に行方不明となり、その1年後、オヴェリア王女の誘拐犯としてラムザの前に姿を現す。ティータの死を切っ掛けに豹変し、自分の野望のためには何者でも利用していく。専用ジョブは前半は専用の『見習い戦士』で中盤以降は『ホーリーナイト』となる。

[編集] ガリオンヌ

イヴァリースの西に位置する、ラーグ公が治める領地。魔法都市ガリランドには五十年戦争の英雄エリディブスを輩出した、王立魔法院がある。

ベストラルダ・ラーグ
ガリオンヌ領の領主にして、獅子戦争における「白獅子」。国王オムドリア三世の王妃ルーヴェリアの実兄であり、自身の血筋であるオリナスに王位を継承させ実質的にイヴァリースの実権を掌握する事を目論む。ダイスダーグとは幼馴染の間柄。

[編集] ベオルブ家

「ガリオンヌにベオルブ家あり」と言われる騎士の名門。代々ガリオンヌ領主に仕え、北天騎士団の団長を務める。

ラムザ・ベオルブ
主要人物参照。
アルマ・ベオルブ
ラムザの妹。本作のヒロイン的存在。ラムザ同様、長兄ダイスダーグ、次兄ザルバッグとは腹違いの兄妹。生まれてから15歳までの間、殆どの期間をオーボンヌ修道院で過ごした。同じくオーボンヌ修道院で育ったオヴェリアの唯一の友達でもある。ラムザの事を慕っている。専用ジョブは『クレリック』。
ザルバッグ・ベオルブ
ラムザの次兄。『聖騎士』の称号を持つ北天騎士団の現団長。バルバネス、エルムドアらと並ぶ五十年戦争の英雄でもある。厳格な性格で良くも悪くも命令に忠実に行動するが、ラムザやアルマには家族思いの良き兄の一面を見せる。専用ジョブは『アークナイト』。敬虔なグレバドス教信者でもある。
ダイスダーグ・ベオルブ
ラムザの長兄。北天騎士団の元団長で現在はラーグ公に仕える軍師。目的のためには手段を選ばない冷酷な面を持つ。専用ジョブは『ルーンナイト』。
バルバネス・ベオルブ
騎士として最高位を意味する『天騎士』の称号を持つ騎士。ラムザ、ダイスダーグらの実父。五十年戦争では北天騎士団を率い、オルランドゥ、エルムドアら名立たる英雄の中でも特に凄まじい活躍を見せた。戦況的に優勢だったオルダーリアがイヴァリースとの和平交渉に応じたのは、オルダーリア軍が彼を恐れた為とも言われている。戦争末期に病没。余談だが、ラムザはバルバネスによく似ているとバルバネスを知る人間から評されている。

[編集] ハイラル家

馬飼いとしてベオルブ家に代々仕える平民の家系。

ディリータ・ハイラル
主要人物参照。
ティータ・ハイラル
ディリータの妹でアルマの親友。両親を亡くした後はベオルブ家に引き取られたが、平民であるため周囲の貴族には嫌われている。骸旅団に誘拐され、悲劇の少女となる。彼女の死がラムザとディリータの物語の始まりといってもいい。
一度だけ特殊な形で戦闘に参加するが、固定ジョブが『ディリータの妹』となっている。

[編集] 北天騎士団

ラーグ公が擁する騎士団。イヴァリース最強の騎士団とされる。

ザルバッグ・ベオルブ
ベオルブ家参照。
ガフ・ガフガリオン
黒い甲冑に身を包む、北天騎士団に雇われた傭兵。同じく傭兵となったラムザの上司であり、ある意味で師匠的な人物。プロの傭兵らしく割に合わない戦いはしない主義であり、忠義や名誉を重んじる性格であるアグリアスとは反りが合わない。「生きる」ということを知り尽くしており、ラムザに説教する場面もある。かつて所属していた騎士団をその戦い方が原因で追放された過去がある。専用ジョブは『ダークナイト』。

[編集] 王都ルザリア

イヴァリースの中央に位置する、イヴァリースの首都。

アグリアス・オークス
王都ルザリアの近衛騎士団に所属する女騎士。オヴェリアの護衛としてオーボンヌ修道院へ派遣され、成り行きからラムザの素性を知らないまま、オヴェリア救出のために行動を共にする。共に逃避行を行う中でラムザに絶大な信頼を寄せるようになったらしく、後にラムザの素性を知った際も彼をベオルブ家の人間としてではなく、信頼すべき仲間として共に戦う。生真面目な性格で口調もいつもは女性らしさを見せないが、ヘルプメッセージでのみ女性的な一面を垣間見せている。その性格からファンからも高い人気を誇る。専用ジョブは『ホーリーナイト』だが、『聖騎士』の称号は持たない。

[編集] アトカーシャ家

イヴァリースの王家。

オヴェリア・アトカーシャ
イヴァリースの王女。本作のヒロイン的存在。第一・第二王子を亡くしたオムドリアIII世・ルーヴェリア王妃との間の養女として迎えられるものの、すぐにオリナス王子が誕生したため、修道院に送られた。アルマとは同じ修道院で生活した仲。過酷な運命に翻弄される中、彼女を守ると言ったディリータに惹かれていく。専用ジョブは『プリンセス』。
オムドリア・アトカーシャIII世
現イヴァリース王。五十年戦争において自ら兵を率いて戦った先代とは正反対の、およそ荒事や政治には向かない性格で、政治の一切を妻のルーヴェリアに任せ切りだった。彼の没後、オリナス王子とオヴェリア王女の王位継承を巡り獅子戦争が勃発した。
ルーヴェリア・アトカーシャ
オムドリアIII世に嫁いだ現イヴァリース王妃。政治に関心の無い夫に代わり、イヴァリースの政治の一切を取り仕切ってきた。ラーグ公の実妹。
オリナス・アトカーシャ
オムドリアIII世とルーヴェリア王妃の間に生まれたイヴァリース王子。彼が生まれた時のオムドリアIII世の容態から、オムドリアとの血の繋がりが疑われる事も。余談だが、イラストが幼児の姿のものしかないため、どれだけ歳を取っても幼児のままである事でファンからネタにされている。

[編集] ランベリー

イヴァリースの東に位置する、エルムドア候が治める領地。

アルガス・サダルファス
エルムドア侯爵配下の近衛騎士団所属の騎士見習い。没落貴族の出身で、貴族としてのプライドが非常に高い。近衛騎士団が壊滅した際ただ1人生き残り、ラムザ達に助けられる。当初はラムザ達に恩を感じて行動を共にするが、ラムザとの平民に対する思想の違いで対立する。ファンから最も嫌われている登場人物の1人。
メスドラーマ・エルムドア
ランベリーの領主。オルランドゥ、ザルバッグらと並ぶ獅子戦争の英雄で、その勇猛果敢な戦い振りから味方からは『銀の貴公子』、敵からは『銀髪鬼』の名で呼ばれていた。チャプター1においては骸旅団に囚われている。FFVIIのセフィロスに似ている(装備品も多少共通している)。チャプター3の終盤以降、ラムザの前に立ち塞がる。彼の装備品については某攻略本で有名なガセが存在する。専用ジョブは『アークナイト』。
セリア&レディ
エルムドアに仕える謎の美女。専用ジョブは『アサシン』。ラムザの『見習い戦士』の隠しアビリティ「アルテマ」は彼女らからラーニングしなければ会得できない。

[編集] ライオネル

イヴァリースの南に位置する、ドラクロワ枢機卿が治める領地。ゴルゴラルダ処刑場やバリアスの谷など、聖アジョラ所縁の地が多い。

アルフォンス・ドラクロワ
ライオネル領の領主。グレバドス教会において教皇に次ぐ発言権を持つ枢機卿でもある、敬虔なグレバドス信者。
バート・ルードヴィッヒ
貿易商として知られているバート商会の代表。バート商会は麻薬や奴隷の売買を生業とする犯罪組織としての裏の顔を持ち、犯罪組織のボスでもある。機工都市ゴーグで発見された聖石「タウロス」を奪う為、ブナンザ親子に刺客を差し向けた。

[編集] 機工都市ゴーグ

ライオネル領の西の離島にある都市。飛空艇などの聖アジョラの時代の遺物が地下に埋もれており、それを蘇らせようと機工士達が日々奮闘している。

ムスタディオ・ブナンザ
機工都市ゴーグ出身の機工士。名高い機工師の父親を持つ。この作品におけるイヴァリースでは失われた古代文明の兵器である銃を操る事が出来る。専用ジョブは『機工士』。ゲストユニットの中では一番最初に正式な仲間になる。4章以降に出現する隠れユニットを得る場合には、絶対に除名してはいけない。あるイベントでラムザに冗談で殺されかけてしまったのはファンの間では語り草となっている。このため、殺伐とした『FFT』の世界において独特の地位(ラムザの相棒或いは親友・コメディリリーフ等)を確立しており、彼もまた安定した人気を誇る。
ベスロディオ・ブナンザ
機工都市ゴーグ出身の機工師。ムスタディオの父。聖石「タウロス」の所在をめぐってバート商会に追われ、囚われの身となるが、ムスタディオとラムザ達の活躍によって救出される。ちなみにラムザの冗談で息子のムスタディオが殺されかけた際にはその一部始終を見ていたがまったくのノーリアクションだったため、ファンの間で語り草となっている。

[編集] ゼルテニア

イヴァリースの中央に位置する、ゴルターナ公が治める領地。自然豊かな土地で、イヴァリース最大の滝であるゼイレキレの滝がある。

ダクスマルダ・ゴルターナ
ゼルテニア領の領主にして、獅子戦争の「黒獅子」。自らの力添えでオヴェリアを即位させ傀儡政権を誕生させる事を目論み、オリナスを正統後継者とするラーグ公と対立、獅子戦争を勃発させた。

[編集] 南天騎士団

ゴルターナ公擁するゼルテニアの騎士団。北天騎士団と並びイヴァリース最強の騎士団とされる。現団長のオルランドゥ伯は五十年戦争の英雄として名高い。

シドルファス・オルランドゥ
南天騎士団の団長。通称「雷神シド」。ラムザの父バルバネスとは親友同士で自分を頼ってきたラムザと共に行動する。専用ジョブは聖剣技、暗黒剣、剛剣の全てを使いこなす『剣聖』。ジョブの強さ及び初期装備のエクスカリバー(自動的にヘイストがかかる)の強さも合わさって「敵もゲームバランスも粉砕する」と言われるほどで、ある意味本作のジョーカーキャラである。故に、プレイヤーにはFFシリーズ最強のシドとも言われる事も。
オーラン・デュライ
南天騎士団に所属する魔術師。オルランドゥの養子。物語中盤でラムザと出会い、戦いに迷う彼を励ます。専用ジョブは『占星術士』。

[編集] フォボハム

イヴァリースの北に位置する、バリンテン大公が治める領地。

ラファ・ガルテナーハ
バリンテン大公が擁する暗殺集団「カミュジャ」の一員の暗殺者。一族相伝の天道術を操る。初登場時に意味深な発言をしており、ある意味でこの世界の殺伐さを表現している。専用ジョブは『天道士』。
マラーク・ガルテナーハ
ラファの兄で同じく暗殺集団カミュジャの一員。一族相伝の天冥術を操る。妹とは考えの違いで対立することになる。専用ジョブは『天冥士』。余談だが、ラファと彼は専用ジョブ持ちで仲間になるキャラの中では群を抜いて使い辛い。
ゲルカラニス・バリンテン
フォボハム領の領主。様々な国から集められた傭兵部隊を擁しており、直接的にでは無いにしろ五十年戦争にも貢献している。一方、裏では武器商人としての顔も持ち、聖石の持つ力を「軍事力」として利用しようとする。

[編集] 骸旅団

キーワード参照。

ウィーグラフ・フォルズ
貴族に対してテロ行為を行っている骸旅団のリーダー。骸騎士団時代にも騎士団長を務めた。この世を変えんとする野望と理想を抱いた革命家。妹のミルウーダをラムザに殺害されたことによりラムザを強く怨む。後に神殿騎士団に入団し、聖石「アリエス」を与えられ新生ゾディアック・ブレイブの一員となる。専用ジョブは『ホワイトナイト』。
ミルウーダ・フォルズ
ウィーグラフの妹で骸旅団の一員。貴族も平民も無い平等な世界を目指すという理想はウィーグラフとは変わらないが、幾分現実的な性格をしており、正々堂々とした手段にこだわるウィーグラフにもどかしさを感じている。盗賊の砦やレナリア台地での戦いでラムザやディリータに対し自らの思想を語り、彼らの価値観に大きく揺さぶりを掛けるも、レナリア大地での戦いでラムザたちに殺害されてしまった。固定ジョブはないが、他の汎用ユニットのように勧誘は出来ない。
ギュスタヴ・マルゲリフ
骸旅団の副団長。ウィーグラフの思想に限界を感じ、身代金目的でエルムドア侯爵の誘拐を画策するが、ウィーグラフにより粛清される。元は北天騎士団、正規軍に所属する騎士だったが、敵兵を皆殺しにしたり占領下の町で略奪者さながらの行動をしたりと言った横行が問題となり、骸騎士団に転籍させられた経緯を持つ。

[編集] グレバドス教会

キーワード参照。本拠地の聖都ミュロンドはイヴァリース本土からかなり離れた島にある。

マリッジ・フューネラルV世
現在のグレバドス教会の教皇。獅子戦争とゾディアック・ブレイブの伝説を利用し、かつての教会の支配力を取り戻そうとしている。
アルフォンス・ドラクロワ
ライオネル参照。
ザルモゥ・ルスナーダ
グレバドス教会の異端審問官。専用ジョブは『ハイプリースト』。
バルマウフラ・ラナンドゥ
ゼルテニアで黒羊騎士団の団長を務める事になったディリータの副官を勤める魔術師。その正体はディリータがグレバドス教会を裏切った時のための刺客だが…。

[編集] オーボンヌ修道院

貿易都市ドーターの東に位置する修道院。物語始まりの地であり、全編を通して重要な意味を持つ。

シモン・ペン・ラキシュ
オーボンヌ修道院の院長。オヴェリアの父親代わり。敬虔なグレバドス教信者だったが、ある書物を読んで、信仰を失ってしまう。かつては異端審問官を勤めていた。

[編集] 神殿騎士団

グレバドス教会が独自の軍事力として擁する騎士団。

ヴォルマルフ・ティンジェル
グレバドス教会の神殿騎士団団長で新生ゾディアックブレイブのリーダー。聖石「レオ」を所持している。裏である目的のために暗躍している。専用ジョブは『ディバインナイト』。
後述の攻略本では、ある場所での彼の台詞紹介の一つで「さぁ、来るだ!」というまるで訛っているかのような誤植があった。
ローファル・ウォドリング
神殿騎士団の副団長。ヴォルマルフの右腕で彼の真意を知る数少ない人物。固定ジョブは『ディバインナイト』。
クレティアン・ドロワ
ヴォルマルフの参謀を務める神殿騎士。敬虔なグレバドス教信者であり、ガリランド王立士官アカデミーを首席で卒業した後、迷わず神殿騎士団に入団した。騎士といっても魔法に精通した魔道士であり、専用ジョブは全魔法を操る『ソーサラー』である。
ウィーグラフ・フォルズ
骸旅団参照。
イズルード・ティンジェル
神殿騎士団の騎士で新生ゾディアックブレイブの一人。聖石「パイシーズ」を所持。神殿騎士団団長ヴォルマルフの実の息子であり、ゾディアックブレイブの伝説と教会の正義を信じている。専用ジョブは『ナイトブレード』。
メリアドール・ティンジェル
神殿騎士団の騎士で新生ゾディアックブレイブの一人。聖石「サジタリウス」を所持。ヴォルマルフの娘でイズルードの姉。イズルード同様、教会の正義を信じている。専用ジョブは『ディバインナイト』。
バルク・フェンゾル
神殿騎士。貴族の支配を嫌う人間の一人。かつては機工都市ゴーグで機工士として生活していたため、「銃」による攻撃を得意としている。

[編集] その他・キーパーソン

ベイオウーフ・カドモス
ハンター。ある理由から幻の竜であるホーリードラゴンを探しており、ラムザに仕事を持ちかける。専用ジョブは『テンプルナイト』。
レーゼ・デューラー
ベイオウーフが探しているホーリードラゴン。専用ジョブは『ホーリードラゴン』。後に、『ドラグナー』に専用ジョブが変わる。
労働八号
機工都市ゴーグから発掘された、聖アジョラの時代に作られた作業ロボット。聖石を埋め込まれた事で動き出し、最初に動かしたラムザを御主人様としている。前述のムスタディオがラムザに殺されかけた件は労働八号がラムザの冗談を命令として受け取って実行した。専用ジョブは『鉄巨人』。
クラウド
ゴーグの地下で発見された天球儀らしき装置でイヴァリースに召喚された異邦人。記憶が曖昧で、時折意味不明な言葉を漏らす。元の世界に帰るためにラムザと行動を共にする。専用ジョブは『ソルジャー』。
言わずと知れた『FFVII』の主人公。『FFVII』で衝撃の事実を突きつけられた直後にイヴァリースへ召喚されたらしく(ただし、記憶が混乱しているようで自分がソルジャーのクラウドである事を言い聞かせている描写がある)、『FFVII』よりも性格が暗い。終盤で仲間になるが、レベル1の状態であるため、育てるのに時間がかかる。なお、本作では姓である「ストライフ」は登場しない(攻略本『ファイナルファンタジータクティクス大全』(黒本)にはフルネームで掲載されている)。また守護星座も『FFVII』での誕生日データと一致しない。
原作である『FFVII』を反映しているため、クラウドの瞳の色は青いが、実はこのゲームで瞳の色が黒ではない人物はクラウドとエアリスしかいない(エアリスも『FFVII』を反映してか、瞳の色が緑)。
ボーアダム・ダーラボン
王立アカデミーの教官。話しが長く、くどい。チュートリアルでの説明は彼による講義と言う設定で、一度見始めると説明が終わるまでキャンセルできない。汎用ユニットに彼の娘と思しき人物がいる。
エリディブス
王立魔法院出身の魔道士。古文書に残る多くの黒魔法や召喚魔法を現代に復活させた偉大な魔道士であると同時に、五十年戦争中期のロマンダ軍との戦いにおいて多大な戦果を挙げた英雄でもあるが、リオファネス城奪還の戦闘の最中行方不明となる。
聖アジョラ
本名アジョラ・グレバドス。『FFT』の時代の12世紀ほど前、ゾディアックブレイブを結成し、没後も神の御子としての彼の教えが広まりグレバドス教として広まった。
アラズラム・J・D
歴史学者で、物語の語り部である。ある重要人物の子孫。長年非公開だった『デュライ白書』から獅子戦争の真実を紐解く。『ベイグラントストーリー』にも名前だけ登場している。
ウイユヴェール
ある財宝を見つけることで読むことが出来るサウンドノベル『ウイユヴェール』の主人公。名前は仏語で「緑の瞳」という意味である。パブロという男を暗殺するためにシモーヌという偽名で接近している。このサウンドノベルは「おまけ」ではあるが、複雑な設定に膨大な分岐と多くのエンディングを有する作品である。サウンドノベルはこれの他に三編存在する。
森のクマさん
サウンドテスト(ゲームを始めから開始する際にラムザの名前を「BGMききたい」にすると突入する)の曲目のヘルプメッセージで描かれる小話の主役的存在。実は『FFT』は彼を主人公とした心温まるファミリーアドベンチャーであったらしい(当然、嘘である)。普段は心優しいらしいのだが、キレると闘争本能を剥き出しにし、周りの人間を全滅させてしまう。人間の彼女がいる(が、毎回クマさんの暴走に巻き込まれて殺されてしまう)。後に野生に帰って人間を見境なく襲うようになった所で第一部が終了する(第二部には続かない)。
本編の殺伐とした雰囲気に反してあまりにも壊れた物語が展開されるため、サウンドテストそのものとあわせて一部でカルト的な人気を誇っている。

[編集] 『獅子戦争』での変更点

この節には、発売予定の新製品、提供開始前の新サービス、または放送開始前の番組や公開前の映像作品等に関する記述があります。

基本的な内容はプレイステーション版に準じるが、新ジョブや新キャラクター・新イベントなどが追加される。
ストーリーの要所要所ではセルシェーディングによって原画の微妙な筆遣いを再現したCGムービーが流れる。
上記しているリオファネス城のウィーグラフ戦も若干修正される。
PSP版ならではの新システムとしてプレイヤー同士での通信対戦や共同戦線が出来るようになっている。

[編集] 新ジョブ

たまねぎ剣士
女性専用を含め全てのアイテムを装備できるが、専攻するアビリティを持たない。
暗黒騎士
自身のHPを削ってダメージ量を増やす、『暗黒』を使う。両手持ちで扱う暗黒剣を専用の武器とする。大ダメージを与える技のほか、範囲攻撃やMPを減らす技がある。

[編集] 新キャラクター

バルフレア
FFXII』・『FFXIIRW』で登場するキャラクター。ジョブは空賊(アビリティ:「ターゲット」)。
本名はファムラン・ミド・ブナンザでムスタディオとファミリーネームがいっしょだが、関係性は現時点では不明。
ルッソ
FFTA2』の主人公。ジョブはモブハンター(アビリティ:「エンゲージ」)。

[編集] 新イベント

クレパドスの秘宝
バルフレアが登場するイベント。
逃避行
オヴェリアをゼルテリア城へと護衛中のディリータと北天騎士団の斥候との一戦。PS版では指示できなかったディリータを指示することができる。

[編集] 余談

  • 本作はアスペクト社出版の攻略本(通称黒本)が誤字や明らかなミスが多い事で有名である。特に、不可能であるにも関わらず初版発行時に「エルムドアから源氏シリーズと正宗を盗める」と記述して(後の版では修正された)多くのプレイヤーを惑わした事で不評を買っている。
    解説すると、エルムドアのジョブ『アークナイト』は、盗むやブレイクなどの装備品への攻撃を無効化するアビリティ「メンテナンス」をジョブの固有アビリティとして持っているため(ゲーム中には表示されない)、「盗む」が成功する確率は強制的に0%となる。この事から源氏シリーズは通常のプレイで入手することは不可能である(正宗は敵忍者が投げてきたものをキャッチする事で入手可能、また、後のある作品の体験版に付属していたスクウェア作品のデータ集に全アイテム所持のものがある)これは、エルムドアのBraveを0まで下げ「白羽取り」を無効化させた上でのことなので、まず間違いない。しかしこの攻略本や一部の雑誌では「表示は0%だが、実は小数点以下で判定が存在する」と記述していたのである。
  • タクティクスオウガのファンとFFTのファンが、この作品の是非を巡りネット上で大論争になったことがある。これを受け企画者の松野泰己は渦中の電子掲示板でクエスト退社は自らの意志であると、スクウェアの引き抜き疑惑について自ら否定した。

[編集] メインスタッフ

[編集] 関連項目

  • ファイナルファンタジーIX
    スタッフが一部共通しており、アイテムの名称や地名などに共通のものが数多く見られる。ストーリーの関連性はない。

[編集] 外部リンク

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