プロ野球スピリッツ
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プロ野球スピリッツは、コナミデジタルエンタテインメントから発売されているPS2のリアル系プロ野球ゲームシリーズのタイトル。略称は「プロスピ」。 「プロ野球JAPAN2001」、「THE BASEBALL (西暦) バトルボールパーク宣言」シリーズの流れを汲んだ野球ゲームである。
開発チームはパワプロシリーズでおなじみのパワプロプロダクション(旧ダイヤモンドヘッド)で、リアル版パワプロと呼べる作品である。
プロデューサーはTHE BASEBALL 2003 バトルボールパーク宣言 パーフェクトプレープロ野球から引き続き、奥谷友春が担当。3では難波和宏との二人制となった。
[編集] バッド能力「短気」
姉妹作のパワプロが産みの親であるのに、そのパワプロにおいて見かけなくなったバッド能力「短気」だが、プロスピでは第1作目から健在である。しかし、乱闘などの事件や印象で能力を付けてしまうところに批判的意見も多い。下記に「短気」取得選手と付けられてしまったと思われる理由を挙げる。
- 伊良部秀輝(元阪神)- マウンド上でもそうだが、普段もキレやすい性質だった
- クリス・ブロック(元広島)- シーズン最多ボークの記録保持者。ボークの度にマウンド上で苛立っていた
- ゲーリー・ラス(元巨人、楽天)- ブロック同様、ボークの非常に多い投手。しかし、マウンド上でそれほど苛立ってる様子はなかった
- 金村曉(日本ハム)- トレイ・ヒルマン監督批判事件を起こした
- 杉内俊哉(ソフトバンク)- 不甲斐ない投球内容にブチ切れ、利き腕でベンチを殴打し骨折してしまった
- ダン・セラフィニ(オリックス)- ロッテ時代、乱闘の際、死球をぶつけた当時ダイエー(現・ソフトバンク)のフリオ・ズレータ(現・ロッテ)に襲い掛かる
- トム・デイビー(オリックス)- 広島時代、当時巨人在籍の清原和博(オリックス)を挑発、一触即発の不穏なムードに
- デニー友利(中日)- 乱闘沙汰を起こしまくりのタフィ・ローズ(オリックス)に対しても物怖じせずに襲い掛かるなど、マウンド上では常に血の気が多い
- 石井貴(西武)-デニー友利同様、マウンド上では血の気が多い。普段も血の気が多く、一部では「投げる金剛力士像」とも呼ばれている
なぜか、救援失敗のたびにベンチ裏で荒れまくってた豊田清(巨人)には付いていない。
[編集] 作品リスト
- プロ野球スピリッツ2004(PS2) - 2004年
- プロ野球スピリッツ2004クライマックス(PS2) - 2004年
- プロ野球スピリッツ2(PS2) - 2005年
- プロ野球スピリッツ3(PS2・Xbox360) - 2006年
- プロ野球スピリッツ4(PS2・PS3) - 2007年4月1日発売
※2まではコナミから発売されていた。