ヨシゴイ
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?ヨシゴイ | ||||||||||||||||||||||||
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ヨシゴイ Ixobrychus sinensis |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Ixobrychus sinensis (Gmelin, 1789) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
ヨシゴイ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Yellow bittern |
ヨシゴイ(葦五位、Ixobrychus sinensis)は、鳥綱コウノトリ目サギ科ヨシゴイ属に分類される鳥。
目次 |
[編集] 分布
種小名sinensisは「中国産の」の意。
[編集] 形態
全長35cm。背面は黄褐色の羽毛で覆われる。腹面は淡褐色の羽毛で覆われ、風切り羽は黒い。虹彩は黄色。
オスの頭部の羽毛は黒く、メスの頭部の羽毛は赤褐色。メスは咽頭部から胸部にかけて褐色の不鮮明な縦縞が入る。
[編集] Sibley分類体系上の位置
Sibley-Ahlquist鳥類分類 |
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コウノトリ亜目 Ciconii
コウノトリ下目 Ciconiides
コウノトリ小目 Ciconiida
サギ上科 Ardeoidea
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[編集] 生態
湿地や湖、池沼、水田等に生息する。ヨシ原に生息することが名前の由来。群れを形成することはなく、単独もしくはペアで生活する。半夜行性で朝、夕方に主に活動する。開けた場所には現れず、ヨシ原を低空飛行し獲物を探す。危険を感じると上を見上げ、咽頭部を見せ揺れる。こうすることでヨシの草に紛れ見分けがつかなくなる。日本には繁殖のため飛来する夏鳥。茎や葉を束ねた巣を作る。
繁殖形態は卵生で、日本では5-8月に4-7個の卵を産む。オス、メス共に抱卵し、卵は20日前後で孵化する。
[編集] Status
LEAST CONCERN(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)
[編集] 人間との関係
河川改修によるヨシ原の減少に伴い、生息数は減少している。
[編集] 関連項目
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