ラーメン二郎
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ラーメン二郎(ラーメンじろう)とは、東京都港区三田二丁目に本店を構え、首都圏で店舗展開するラーメン店である。 創業者は山田拓美で、三田本店の店主である。
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[編集] 特徴
- 濃厚な醤油豚骨スープで、非常に脂分が多い。「カネシ醤油」というメーカーの醤油を使用する。材料は、豚(背脂)、野菜。強く煮出す。
- 濃厚スープに合わせた中-太麺。基本的には自家製麺で、上質小麦粉を使用し防腐剤を入れない。打ったばかりで非熟成のボソボソした感触の麺の場合もある。
- 通常、一般のラーメン店より麺の量が多い(殆どの場合、「小」で一般のラーメン店の「大盛」以上の量である。初めて訪れる人は、「(小)ラーメン」の「麺少な目」もしくは「麺半分」を注文時に頼んだ方が良いとされる)。
- ニンニク(刻み、もしくはすりおろし)、「ヤサイ」(キャベツともやし)を無料でトッピングしてもらえることも特徴。これらについては後述。
- 店によって差はあるが、ぶ厚いチャーシューが乗せられる。実際は煮ブタであり、「ぶた」と呼ばれる。
- GABANのコショウ、一味唐辛子(本店にはない)が置かれている店が多い。
- 通常のラーメン店の支店とは異なり、ラーメン二郎は支店によって量や味、有料無料のトッピングの種類などに大きく違いがある。
- 三田本店をはじめとして、お世辞にも店内が清潔とは言えない場合が多い。もちろん、綺麗な支店もある。
- 一部の学生の間でキワモノの大食チャレンジ店のように扱われることもあるが、元来そういった性格ではない。
- 基本的には他のチェーンのように工場でスープや麺を一括して生産したりせず、暖簾分けの形で支店を増やしている。「社訓」(後述)も実際に企業チェーンとしての実態があるわけではないこと故、単にモットーのひとつ、さらに言えば店舗のインテリアにすぎない。
[編集] メニュー
[編集] 三田本店
- ラーメン 500円
- ぶた入りラーメン
- ぶたダブルラーメン
- 大ラーメン
- ぶた入り大ラーメン
- ぶたダブル大ラーメン 750円
- 店前には自動販売機があり、茶やジュースを持ち込むことも可能である。
[編集] その他支店
- 呼称の違いはあるものの、本店と同じく大・小の大きさ2通り、無印・ぶた入り・ぶたダブルの「ぶた」の量3通りの組み合わせ、6種類が基本となっている店が多い。
- 一部の店舗では大やダブルが存在しない。逆に、「トリプル」が存在している店や、「小」より少ないサイズのラーメンを提供する店もある。
- 価格は、同名メニューにおいては本店以上であり、本店より安い店はない。ただし、本店にボリュームで勝る店は存在するため、一概に本店が量に比べて一番安いとは言い切れない。
- 「つけ麺」や「汁なし」(いわゆる油そば)などの、アレンジしたメニューを提供する店がある。
- 店舗によっては、卵(生卵、味付けゆで卵、温泉卵、うずら卵)・チーズ・カレー・かつおぶしなどの有料トッピングを提供している。
- ビールなどのアルコール類を販売している店も複数存在する。
[編集] 支店
- 目黒店(1995年7月開店)
- 仙川店(1995年10月開店)
- 鶴見店(1996年2月開店)
- 武蔵小杉店(1996年開店)
- 歌舞伎町店(1997年8月開店)
- 品川店(1997年開店)
- 新宿小滝橋通り店(1999年2月開店)
- 環七新代田店(2000年1月開店)
- 八王子野猿街道店(2000年8月開店)→八王子野猿街道店2(2006年6月移転)
- 池袋東口店(2001年2月開店)
- 新小金井街道店(2001年3月開店)
- 亀戸店(2001年4月開店)
- 京急川崎店(同上)
- 府中店(2001年5月開店)
- 高田馬場店(2002年5月開店)
- 松戸駅前店(同上)
- めじろ台法政大学前店(同上)
- 荻窪店(2002年10月開店)
- 上野毛店(2002年11月開店)
- 京成大久保店(2002年12月開店)
- 環七一之江店(2003年11月開店)
- 相模大野駅前店(2003年12月開店)
- 横浜関内店(2004年10月開店)
- 神田神保町店(2004年11月開店)
- 小岩店(2005年11月開店)
- ひばりヶ丘駅前店(2006年6月開店)
- 桜台駅前店(2007年1月14日開店)
この他にも「二郎」の名こそ掲げていないが、元々はラーメン二郎支店だった店や、特徴を引き継いでいる店が存在する。(後述)
[編集] 入店から出店までの流れ
二郎は一般的なラーメン屋とはやや異なる暗黙の約束事がある(三田本店を基本とする流れである。支店によってローカルルールがあるため以下はあくまで参考にすぎない)。
[編集] 行列
- 二郎は麺が太くゆであがりに時間がかかり、また量も多いためお客の回転効率が低い。そのため人気店ほど行列が日常的に出来る。30分から1時間待ちする店も存在する。
- 行列は長蛇になるため、左右の店舗や家屋にはみ出したりせず、周囲の迷惑のかからないようマナーを守らなければならない(一般常識として)。
[編集] 購入
- ラーメンの購入は一般的には自動販売機による食券で行う。場合によっては行列に並んでいるとき「大きさだけ」(意味: 注文されるラーメンは普通盛・大盛のいずれでしょうか?)と店員から尋ねられるときがある。その場合は、ラーメンの量を「小(しょう)」または「大(だい)」と申告し(この際、豚の量は申告不要である)、そのあと食券を買う。
- 食券は席に座ったときにカウンターの上へ置く。単に置くだけでいいので何も店員に伝える必要はない。
- ただし、麺を固めにゆでて欲しい場合は「固めで」、麺を少なくして欲しい場合は「少なめで」、脂を少なめにして欲しい場合は「アブラ少なめで」と事前申告する。言うタイミングは食券を渡すとき。
[編集] ラーメンが出てくる直前
- ラーメンが出来上がると「ニンニク入れますか?」とトッピングについて店員から尋ねられる。詳しくは後述。
[編集] 食する~店を出る
- 一心不乱に食べる。食事中に話すことは、食べるのが遅くなることが多いため、店舗にもよるが、一般にマナー違反と考えられていることが多い。
- 二郎は店が狭いので、左右の人に迷惑をかけないよう気をつけて食べる。
- 食べ終わったら、どんぶりとコップをカウンターの上に載せ、布巾で台を拭き、すみやかに店を出る。
[編集] ニンニク入れますか?
ニンニク入れますか?(にんにくいれますか?)とは、ラーメン二郎における店主ないし店員からの掛け声の一つである。この掛け声を掛けられた客は、ラーメンへのトッピングの有無について答えることとなる。
※一部の店舗では代わりに「トッピングはどうしますか?」と聞かれる場合もある(池袋東口店など)。
「ニンニク入れますか?」という掛け声への返答の基本形は、以下の5種類である。
- 何もいりません(または、いいえ・無しで、など否定的な返事もしくは「フツウ」で)
- この場合、ラーメンに野菜・カエシの増量やニンニクの追加はなされない。
- ニンニク(または、はい・入れてください・お願いしますなど肯定的な返事)
- この場合、ラーメンにニンニクが追加される。
- カラメ
- この場合、ラーメンにカエシが増量される。
- カエシを増量すると、味がしょっぱくなり、醤油の風味が強調される。
- ヤサイ
- アブラ
なお、以下の具体例は三田本店を基本としたものであり、店舗ごとに違いが認められる。また、三田本店においても、必ずしもこのような問い方がなされるとは限らず、時と場合、及び店主ないし店員の心象により、その問い方が異なる。
詳細は外部リンクを参照。
[編集] 注文例
以下に通常のトッピング要求の具体例を示す。
- ニンニクを入れる場合
- 店員に「○○番小、ニンニク入れますか?」
- 客「ニンニクで。」(または単に「はい。」と返事をする)
- これを解すれば、以下のような意味となる。
- 店員「○○番にお座りになっているラーメンをご注文になったお客様、ラーメンのトッピングはどうなさいますか?」
- 客「ニンニクを入れてください。」
- ニンニクを入れ、野菜を増量し、醤油の風味を強調したい場合
- 店員「○○番小豚、ニンニク入れますか?」
- 客「ヤサイカラメニンニク。」
- これを解すれば、以下のような意味となる。
- 店員「○○番にお座りになっているぶた入りラーメンをご注文になったお客様、ぶた入りラーメンのトッピングはどうなさいますか?」
- 客「野菜を増量して、ニンニクを入れ、カエシを増量してください。」
- ニンニクを入れないで、野菜を増量し、豚の脂を増量したい場合
- 店員「○○番大、ニンニク入れますか?」
- 客「ヤサイアブラで。」
- これを解すれば、以下のような意味となる。
- 店員「○○番にお座りになっている大ラーメンをご注文になったお客様、大ラーメンのトッピングはどうなさいますか?」
- 客「野菜を増量して、豚の脂を増量してください。(ニンニクは入れなくていいです)」
- 特に何もトッピングしない場合
- 店員「○○番小ダブル、ニンニク入れますか?」
- 客「ニンニクなしで。」(または単に「いいえ。」と返事をする)
- これを解すれば、以下のような意味となる。
- 店員「○○番にお座りになっているぶたダブルラーメンをご注文になったお客様、ぶたダブルラーメンのトッピングはどうなさいますか?」
- 客「トッピング入れないで結構です。」
なお、以前は、このような場合、フツウと答えるのが一般的であった。 もちろん、現在においても、「フツウ」と答えることに何らの問題はないが、一部の店では、ニンニクを入れることを標準的なものと捉え、「フツウ」と答えるとニンニクを入れられることがあるので注意が必要である。
これらのトッピングの問いに対する返答は、呪文(じゅもん)と称されることがある。とりわけ、前述の基本的な返答以外であるもの(例えば、通常以上の野菜の増量を要求する「ヤサイマシマシ」)を指すことが多い。しかし、そのような返答は、店舗(三田本店など)によって通用しなかったり、時と場合、店主や店員の心象次第で、通を気取ったものと捉えられ、無視されることもある。
[編集] 社訓
一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経
二、世のため人のため社会のため
三、Love & Peace & Togetherness
四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気
五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ
六、ニンニク入れますか?
[編集] ラーメン二郎を特徴付ける調味料
[編集] カネシ醤油
カネシ醤油(かねししょうゆ)とは、カネシ商事(神奈川県川崎市中原区中丸子)が、ラーメン二郎各店舗に対してのみ限定販売しているラーメン二郎専用醤油(らーめんじろうせんようしょうゆ)の俗称である。 カネシ醤油は、たまり醤油とみられるが、市販されていないため、その詳細は不明である。 カネシ醤油は、黄色いポリタンクで各店舗に届けられる。店舗によっては、店舗外にカネシ醤油のポリタンクを確認できることもある。
なお、カネシ商事はラーメン二郎専用醤油のみならず、業務用醤油として、「カネシ醤油」という商標の醤油を販売している(以下、カネシ商事が「カネシ醤油」という商標でもって販売する醤油を括弧書きで示す)。旧ラーメン二郎の一部店舗では、このラーメン二郎専用醤油ではない「カネシ醤油」が使用されている。そのため、より正確に言えば、「カネシ醤油」とラーメン二郎専用醤油は異なるものである。しかし、ラーメン二郎を頻繁に訪れるもののなかで、これらの醤油を特段区別することは一般的ではなく、カネシ商事の醤油という意味において、これら両者を総称して、カネシ醤油と称するのが一般的になっている。なお、ラーメン二郎専用醤油のラベルの色は紫色であるのに対し、「カネシ醤油」のラベルの色は緑色である。
なお「ラーメン二郎専用醤油」の原材料は以下の通り表示されている。
- 脱脂加工大豆(遺伝子組み換えでない)
- 小麦
- 食塩
- アミノ酸液
- 保存料(安息香酸Na)
[編集] グルエース
グルエースとは、協和発酵フーズから発売されているうま味調味料である。グルエースの成分はグルタミン酸ナトリウムで、もっとも消費量の多いうま味調味料である味の素と、その成分は同じである。三田本店では、うま味調味料としてグルエースが用いられている。しかし、三田本店以外の各支店が、必ずしもグルタミン酸のうま味調味料のみを使用しているわけではなく、支店によっては、イノシン酸やコハク酸などのうま味調味料を併用している場合もある。
[編集] キサイチみりん風調味料
キサイチみりん風調味料とは、私市醸造から業務用調味料として販売されているみりん風調味料である。三田本店では、みりんの代用として、キサイチみりん風調味料がカエシに用いられており、スープの構成要素の一つとなっている。
[編集] 旧ラーメン二郎
旧ラーメン二郎とは、かつてラーメン二郎を呼称していたが、現在はラーメン二郎を呼称していないラーメン店をいう。 なお、ここでは、単にかつてラーメン二郎を呼称していたラーメン店にとどまらず、その店舗と系列関係にあるなど、密接な関連を有する店舗についても記載する。
かつてラーメン二郎を呼称していたことから、ラーメン二郎に類似する点が多い。その一方で、かつてのラーメン二郎に多く見られた習慣が残っていたり、余りラーメン二郎各店では用いられない呪文が用いられているなど、今日のラーメン二郎において一般的でない特徴を有する店舗も多い。
[編集] 吉祥寺系
- ラーメン生郎(1986年開店)
旧ラーメン二郎吉祥寺店である。いまだ食券が導入されていないため、注文方法が非常に独特である。2002年夏頃、店主の念願であった「細麺」化が実現し、店名が「生郎」になった。名前の由来は、成蹊大学の学生が、夜中にワンボックスに乗って、店のテントに「ラブメン生郎」とビニールテープでいたずらをしたことより。また、メニューに「つけめん」がある。
- 1986 - 1990年当時の注文方法の例を示せば、
- 例1「小 ダブル ヤサイ カラカラ ニンニク」
- 小=普通盛り、ダブル=チャーシュー2倍、ヤサイ=ゆでたヤサイ多め、カラカラ=スープタレ多め、ニンニク=ニンニクみじん切り
- 例2「大 トリプル ヤサイ カラカラ」
- 大=大盛り、トリプル=チャーシュー3倍(閉店間際のみ)、ヤサイ=ゆでたヤサイ多め、カラカラ=スープタレ多め
- といった具合である。
- (それぞれのトッピングを量を表す注文として「増し(倍はマシマシ)」「地獄」などがまれに使われる。それ以上に増量できる呼称(「チョモランマ」「富士」「富士山」「ファイアー」など)があるとされているが、正式なのかは不明。なお、このような「通」を演じた呼称は、常連からは寒い目で見られる傾向がある。
- 例「小 ブタダブル 全地獄」(小ブタラーメン トッピング全部地獄)
なお現在使われているニンニクは、業務用おろしニンニクである。
[編集] 赤羽(マルジ)系
- ラーメン○二郎神谷本店(1991年開店)
旧ラーメン二郎赤羽店である。店舗名が複数回変わったことなどがあり、数多くの略称があり、単に「マルジ」、または「○二郎(まるじろう)」と呼ぶのみならず、「赤羽二郎」、「王二郎」、「よしぐま」など、客によってさまざまである。なお、「○二」は、正確には、二が○に囲まれた形で表記される。 旧赤羽店である神谷本店を本店として、2007年2月現在、3店舗の支店を擁し、ラーメンマルジグループを形成している。
[編集] フーズ系
フーズ系とは、2004年10月31日以前に、都心周辺の港区・中央区・品川区において、ラーメン二郎を呼称していた店舗のうち、三田本店を除いた店舗をいう。フーズ系の各店舗は、ラーメン二郎を呼称していた頃から、ラーメン二郎(当時)としては脂分が少なく、また麺の量が比較的少ない点で特徴的である。ちなみに、店舗の名称は、ラーメン二郎から「二郎」という部分のみが消され「ラーメン」となっている。
- ラーメン虎ノ門店(1996年開店)
旧ラーメン二郎虎ノ門店である。
- ラーメン新橋店(1997年開店)
旧ラーメン二郎新橋店である。
- ラーメン神田店(1998年開店)
旧ラーメン二郎神田店である。
※ラーメン二郎品川店のみフーズ系を脱退し直系入りしている。
[編集] 堀切系
- ラーメン大堀切(1998年開店)
旧ラーメン二郎堀切店である。
- ラーメン大蒲田(1997年開店)
旧ラーメン二郎蒲田店である。
以下の2店舗は、ラーメン二郎堀切店(当時)での経験を経た店主が開店したラーメン店である。
[編集] 鍋
鍋(なべ)とは、鍋を持参しラーメンを持ち帰ることを指す。 元来「鍋」は、三田本店において、慶應義塾体育会所属の学生のために、安価でより多くの量を食べられるようにとの店主の配慮から生まれたものである。 そのため、現在においても、「鍋」の利用者は、慶應義塾大学の学生か、その出身者が中心となっている。
「鍋」は、250円単位で注文するとのコンセンサスが形成しており、750円ないし1000円で注文する客が多い傾向にある。基本的には営業時間中に受け付けているが、本店は日中のみの営業ゆえ学生以外の客も多い土曜日には、通常「鍋」は注文できない。 まれに、500円や1250円で注文する客も見られるが、三田祭開催時など、店舗が混み合う場合には、1250円の注文は断られることが少なくなく、また、非常に混み合う場合や、天候不順で裏口を開くことが困難な場合などにも、「鍋」自体の利用が断られることもある。 「鍋」の注文は、裏口から行う。客みずから鍋を持参し、店員に値段を告げ、その金額を支払うことで行う。 それ以外のトッピング方法などは、通常と同じである。また持ち帰る割り箸の本数を尋ねられる。
客の側から頼みさえすれば、多くの支店と○二系列全店で「鍋」が可能となっている。しかしながら、三田本店のように鍋の利用が常態化している店舗を除けば、店主ないし店員と知人関係にあるものでない限り、鍋を頼むのは困難であることが多く、店舗を問わず鍋を利用する者は限定的であるのが実情である。
[編集] ジロリアン
ラーメン二郎の虜になり、ひとたび食べたくなったら、他のラーメンでは満足できず、あくまでも「二郎」を求め彷徨ってしまう人々のことを指す俗称である。 あるジロリアンが「二郎はラーメンではなく、二郎という食べ物である」という言葉を作り上げた。 ジロリアンとなる経緯としては、最初から美味しいと感じてハマる場合もあるが多くの場合、何度か(多くの場合3回とされる)食べて慣れていく中で段々と中毒状態になっていくケースが多い。 また、その中毒性はかなりパワフルで、週に何度も二郎通いしてしまう者や、全店制覇を目指し遠征する者も多く存在する。 中毒性の原因は、そのインパクトと食べ切った時の達成感であると言う者、大量の脂であると言う者、投入されるうまみ調味料(グルエース)であると言う者等々がおり、諸説飛び交っている。脂肪脳という説が有力である。
[編集] ラーメン二郎を愛する芸能人等
ジョニー大倉があまりにも有名である。週に複数回も行く事があるようで、目撃者が多く二郎太りと話題にのぼる。 ピストン西沢の目撃談あり。 また、慶応出身の石坂浩二、高橋由伸などもたまに足を運ぶようであり、二枚目DJ SATOSHI OTSUKI も二郎をこよなく愛する一人である。
[編集] 外部リンク
- ラーメン二郎池袋東口店 ラーメン二郎唯一の公式サイト
- ラーメン二郎の旅
- ラーメン二郎三田本店命
- ラーメン二郎PC店
- ラーメン二郎ニンニク入れますかラーメン二郎専用掲示板
- ラーメン二郎 携帯電話店ラーメン二郎の店舗を携帯で検索できる。
- ラーメン二郎マップβ
- GoogleMapでラーメン二郎Google MapsのAPI機能を利用した地図