中型ゾイド
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中型ゾイド(ちゅうがた-)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。主に大型のゼンマイ(Hiパワーユニット)駆動キット及び一部の電動ゾイドに類する大きさのものを指す。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] アロザウラー
アロザウラー AROSAURER |
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形式番号 | RHI-8 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | アロサウルス型 |
全高 | 8.2m |
全長 | 10.3m |
全幅 | 3.7m |
重量 | 21.6t |
最高速度 | 170.0km/h |
乗員人数 | 1名 |
装備 | 2連ビーム砲×2 電磁ハンド×2 火炎放射器 |
中央大陸戦争時代、ヘリック共和国軍がゴドスの後継機として開発されたアロサウルス型汎用歩兵ゾイド。中央大陸戦争後期及び第一次大陸間戦争において共和国軍の主力として活躍したが、ZAC2056年の惑星Zi大異変によって絶滅寸前に追い込まれた。そのため、第二次大陸間戦争では数多く生き残った旧式のゴドスを投入しざるを得なかった。だが、アロザウラーの戦闘能力と汎用性の高さを惜しむ共和国軍は野生体の保護とゾイド核の培養による再生産を計画。ネオゼネバス帝国軍との戦いにおいて第一線に復帰し、ゴジュラスギガのサポート機となった。
アニメ『ゾイドフューザーズ』でも登場し、ゴルヘックスやゴジュラスギガ同様、ブルーシティ治安局で使われ両肩にパトライトがついている。
キットは大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし、ゼンマイ動力のゾイドとしては珍しくリンク機構によって膝及び足首を能動的に駆動する歩行ギミックを有する。また連動ギミックとして腕(前脚)の上下振りと下あごの開閉を行うようになっている。手動ギミックとしては風防(キャノピー)の開閉(頭部・後ヒンジ)、各火器の旋回、手の開閉を有する。旧モデル(RHI-8)は灰色と黒、新モデル(RZ-067)は薄い水色と青緑色、治安局仕様(FZ-009)は青と銀色とゴルヘックス同様、再販されるたびにカラーリングを変更している。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS RHI-8アロザウラー」より
アロザウラー AROSAURER |
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形式番号 | RZ-067(ヘリック共和国) FZ-009(ブルーシティ治安局) |
所属 | ヘリック共和国 ブルーシティ治安局 |
分類 | アロサウルス型 |
全高 | 8.2m |
全長 | 10.3m |
全幅 | 3.7m |
重量 | 21.6t |
最高速度 | 170.0km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | チャオ |
装備 | エレクトロンバイトファング エレクトロンクロー×2 AZ105mm2連装ビーム砲×2 火炎放射器×2(両腕に装備) |
※機体諸元は当時、発売された「ZOIDS RZ-067アロザウラー」「ゾイドフューザーズFZ-009アロザウラー」より
[編集] ウオディック
ウオディック WARDICK |
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形式番号 | EHI-1 |
所属 | ゼネバス帝国 |
分類 | 魚型 |
全高 | 17.0m |
全長 | 4.2m |
全幅 | 5.8m |
重量 | 32.2t |
最高速度 | 58.0kt(水上) 65.0kt(水中) 70.0km/h(陸上) |
最大潜水深度 | 12000m |
乗員人数 | 1名 |
装備 | 中口径ビーム砲×2 対艦ミサイルランチャー 音波砲(ソニックブラスター) |
中央大陸戦争時代、暗黒大陸に亡命中のゼネバス帝国が開発した一人乗りの魚型潜水艦ゾイド。ZAC2041年のバレシア湾上陸作戦において初登場し、港湾に停泊中のウルトラザウルスを雷撃した。その後もゼネバス帝国軍の海戦ゾイドとしてフロレシオ海海戦などに活躍する。ZAC2056年の惑星Zi大異変によって絶滅寸前まで追い込まれたが、オーガノイドシステムを限定的に使用し、ゾイド核の分裂を促進することによって個体数を増やすことに成功した。耐圧設計されたモノコック式のボディを持ち、1万2000mの深海の水圧にも耐えうることができる。武装は口腔内に装備された音波砲「ソニックブラスター」と背部に装備されたミサイルランチャー。ゼネバス帝国軍のウオディック(EHI-1)は赤と銀色であり、ガイロス帝国軍のウオディック(EZ-040)はメタリックと紫色である。
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではバックドラフト団(チーム・フーマ)のゾイドとして登場し、砂地をまるで水中のように泳ぎ回った。
キットは大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし、胸びれと腹びれを脚代わりに使って歩行する。また連動ギミックとして多関節構成の尾部を左右に振る機構を有するが、水中ではこの尾部が水をかいて前進力を発生するため、実際に泳がせることができる(泳がせたあとは分解・乾燥が必要)。水中で浮力を得るため、背部の推進用メインエンジンには発泡スチロールの浮きを収納している。手動ギミックはコックピットハッチの開閉(頭部・後ヒンジ)及び口の開閉。なお、アメリカのハズブロ社より発売された海外版での商品名はWar Shark。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS EHI-1ウオディック」より
ウオディック WARDICK |
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形式番号 | EZ-040 |
所属 | ガイロス帝国 チーム・フーマ |
分類 | 魚型 |
全高 | 4.2m |
全長 | 17.0m |
全幅 | 5.8m |
重量 | 32.2t |
最高速度 | 58.0kt(水上) 65.0kt(水中) 70.0km/h(陸上) |
最大潜水深度 | 12000m |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | フーマ イガ コーガ ネゴロ |
装備 | 中口径ビーム砲×2 ソニックブラスター×1 AZミサイルランチャー×1 推進用メインエンジン×2 ハイドロジェットノズル 耐水圧コックピット レーダー |
※機体諸元は当時、発売された「ZOIDS EZ-040ウオディック」より
[編集] カノンフォート
カノンフォート CANNONFORT |
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分類 | バッファロー型 |
所属 | ヘリック共和国 |
全高 | 6.8m |
全長 | 14.8m |
全幅 | 5.3m |
重量 | 55.0t |
最高速度 | 190km/h |
乗員人数 | 1名 |
メカ生体ZOIDS RHI-12カノンフォートより | |
形式番号 | RHI-12 |
武装 | ビームホーン×2 重撃砲×2 四連速射砲 二連ガンランチャー ジャミングテイル |
ゾイドジェネシスGZ-002カノンフォートより | |
形式番号 | GZ-002 |
武装 | ビームホーン×2 重撃砲×2 四連速射砲 二連ガンランチャー ジャミングテイル 胸部コンテナ |
第一次大陸間戦争時代、ヘリック共和国軍が来るべき暗黒大陸上陸作戦のために開発したバッファロー型突撃戦用ゾイド。背中に装備された重撃砲は強力であり、角もビーム砲になっている。胸部は格納庫になっており、弾薬など物資を積むことが可能。また、尾は妨害電波を発することが出来る。第一次暗黒大陸上陸作戦から投入されたが、ダークホーンのハイブリットバルカン砲に撃破されたり、ロジャース少佐率いるカノンフォート部隊が暗黒大陸の共和国軍前線基地でジークドーベル、ガル・タイガーを中心とした高速部隊とギル・ベイダーに襲われて全滅するなど損な役回りをさせられている。そういった損害と惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、個体数が激減し、第一線から引いてしまったが、第一次大陸間戦争の生き残りが暗黒大陸での戦いに投入された。
ハウンドソルジャー同様、キットではカラーリングを青から緑に変更して復刻販売された。
[編集] ガル・タイガー
ガル・タイガー GUL TIGER |
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形式番号 | DPZ-16 |
分類 | トラ型 |
所属 | ガイロス帝国 |
全高 | 7.4m |
全長 | 16.5m |
全幅 | 6.0m |
重量 | 75.0t |
最高速度 | 260km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | ドップラーレーダー×2 サイドガーダー×4 超小型荷電粒子砲 連装ビーム砲 パラライザー パワーコネクター |
ガイロス帝国(暗黒軍)のトラ型高速戦闘ゾイド。背中に超小型の荷電粒子砲を装備。同じ高速ゾイドのジーク・ドーベルをとペアを組むことが多く暗黒軍高速部隊の主力となっていた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS DPZ-16ガル・タイガー」より
[編集] キングライガー
キングライガー KING LIGER |
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形式番号 | RPZ-15 |
分類 | ライオン型 |
所属 | ヘリック共和国 |
全高 | 7.9m |
全長 | 19.8m |
全幅 | 6.5m |
重量 | 69.0t |
最高速度 | 280km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | レーザーブレード×4 電磁シールド×4 アクティブレーダー×2 エネルギー加速装置×2 メガバルカン×2 ビームニードル パワーコネクター |
第一次大陸間戦争時代に開発されたシールドライガーの後継機であるライオン型高速戦闘ゾイド。新ゾイドバトルストーリーではホワイト大佐率いるキングライガー部隊がクルーガ少尉操縦のサラマンダーF2と共にギル・ベイダー基地を襲撃したが、ギル・ベイダーの圧倒的なパワーにかなうはずも無く、撃破されてしまった。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS RPZ-15キングライガー」より
[編集] キングバロン
キングバロン KING BARON |
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形式番号 | RPZ-20 |
分類 | ライオン型 |
所属 | ヘリック共和国 |
全高 | 8.6m |
全長 | 19.8m |
全幅 | 6.8m |
重量 | 73t |
最高速度 | 270km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | メガバルカン×2 サイドミサイルポッド×2 レーザーブレード×4 3門機銃 6門加速ビーム砲 ビームニードル 火炎ビーム砲 電磁シールド×4 エネルギー加速装置×2 3D後方レーダー パワーコネクター |
キングライガーの武装強化型。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS RPZ-20キングバロン」より
[編集] ゴッドカイザー
ゴッドカイザー GOD KAISER |
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形式番号 | RPZ-19 |
分類 | 恐竜型 |
所属 | ヘリック共和国 |
全高 | 7.8m |
全長 | 23.2m |
全幅 | 7.0m |
重量 | 85.0t |
最高速度 | 135km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | 電磁ビーム砲 サンダーソード 三連キャノンビーム砲 二連装ショットガンX2 メタルクローX2 パワーコネクター |
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS RPZ-19ゴッドカイザー」より
[編集] コマンドウルフ
詳細はコマンドウルフを参照。
[編集] ゴルヘックス
ゴルヘックス GORHECKS |
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形式番号 | RHI-4 |
所属 | ヘリック共和国 |
分類 | 恐竜型 |
全高 | 7.2m |
全長 | 14.8m |
全幅 | 5.8m |
重量 | 58.5t |
最高速度 | 120km/h |
乗員人数 | 1名 |
装備 | 2連装ビーム砲 ミサイルポッド×4 2連装ミサイル デルタ・ボックスフレーム 超音波駆動エンジン クリスタルレーダーユニット |
ゴルドスの後継機として開発されたヘリック共和国軍のステゴサウルス型電子戦ゾイド。共和国軍最高の電子戦ゾイドと呼ばれていた。ゾイドバトルストーリー3巻にて初登場し、元は共和国領土でゼネバス帝国軍の軍港となっていたクック基地攻撃に活躍した。惑星Zi大異変によってゴルヘックス最大の武器であるクリスタルレーダーの技術を喪失してしまったが、共和国開発部の研究により復活した。さらにダークスパイナーのジャミングウェーブを無効化するため、クリスタルレーダーの出力を上げて強化して第一線に復帰を果たした。
アニメ『ゾイドフューザーズ』でも登場し、アロザウラーやゴジュラスギガ同様、ブルーシティ治安局で使われ、背中にパトライトを装備されている。なお、旧モデル(RHI-4)は黒と白と紫色、新モデル(RZ-066)は緑色と灰色とオレンジ、治安局仕様(FZ-010)では黒と水色とオレンジとアロザウラー同様、再販されるたびにカラーリングを変更している。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS RHI-4ゴルヘックス」より
ゴルヘックス GORHECKS |
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形式番号 | RZ-066(ヘリック共和国) FZ-010(ブルーシティ治安局) |
所属 | ヘリック共和国 ブルーシティ治安局 |
分類 | ステゴサウルス型 |
全高 | 7.2m |
全長 | 14.8m |
全幅 | 5.8m |
重量 | 58.5t |
最高速度 | 120km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ディド |
装備 | AZ250㎜2連装ビーム砲 AZ2連装ミサイルランチャー 地対地2連装ミサイルポッド×2 全天候3Dアンテナ×4 クリスタルレーダーフィン×12 |
※機体諸元は当時、発売された「ZOIDS RZ-066ゴルヘックス」「ゾイドフューザーズFZ-010ゴルヘックス」より
[編集] ジーク・ドーベル
ジーク・ドーベル SIEG・DOBER |
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形式番号 | DPZ-13 |
分類 | ドーベルマン型 |
所属 | ガイロス帝国 |
全高 | 9.0m |
全長 | 15.2m |
全幅 | 6.1m |
重量 | 61t |
最高速度 | 350km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | ヘルブレイザー×2 フォトン粒子砲×2 ドップラーレーダー×2 パルスガン 高機動ブースター パワーコネクター |
ガイロス帝国(暗黒軍)のドーベルマン型高速戦闘ゾイド。凄まじい威力を誇るフォトン粒子砲2門装備し、格闘戦では背中のヘルブレイザーで敵を切り裂く。機動性に優れステルス機能を持っているため強行偵察に活躍。同じ高速ゾイドのガル・タイガーとペアを組んで暗黒軍高速部隊の主力となっていた。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、個体数が激減してしまったが、ゾイドバトルカードゲームでは保安部隊(憲兵隊?)として登場している。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS DPZ-13ジーク・ドーベル」より
[編集] アイス・ブレーザー
アイス・ブレーザー ICE・BLAZER |
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形式番号 | DPZ-21 |
分類 | ドーベルマン型 |
所属 | ガイロス帝国 |
全高 | 9.4m |
全長 | 14.4m |
全幅 | 10.8m |
重量 | 64.0t |
最高速度 | 390km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | ハイパーフォトン粒子砲×2 頭部機銃×2 ヘルブレイザー×2 ビームライフル×2 ドップラーレーダー×2 パルスガン 高機動ブースター アイスメタル装甲 パワーコネクター |
アイスメタル装甲を装備し、強化したジーク・ドーベル。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS DPZ-21アイス・ブレイザー」より
[編集] シャドーフォックス
シャドーフォックス SHADOW FOX |
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形式番号 | RZ-046 |
分類 | キツネ型 |
所属 | ヘリック共和国 チーム・ブリッツ |
全高 | 8.0m |
全長 | 17.3m |
重量 | 52.0t |
最高速度 | 290.0km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | バラッド・ハンター |
武装 | エレクトロンバイトファング ストライクレーザークロー×4 3Dレーダー&マルチイヤーセンサー×2 AZ30mm徹甲レーザーバルカン×1 ショルダーウエポンラック スモークディスチャージャー×6 アンカー×4 AZ70mm内蔵型電磁ネット砲×1 |
閃光師団(レイフォース)に所属するコマンドウルフACと共にライガーゼロをサポートするために開発された、ヘリック共和国軍のキツネ型高速戦闘ゾイド。消音システム、光学迷彩によるステルス性、超高性能センサーによって敵地での強行偵察や破壊活動に活躍する。簡易版CASとも言える武装の変更が容易なマルチウエポンラックの搭載により戦闘力も高い。
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』では、第20話にて初登場。バックドラフト団に参加したラオン博士が開発したゾイドであったが、愛機コマンドウルフACを破壊されたバラッド・ハンターに譲渡され、正式にチーム・ブリッツ所属機となった。『ゾイドフューザーズ』第20話、『ゾイドジェネシス』第4話、第24話等にはカラーリングがデザートイエローの機体が登場する。
キットは大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし、単純な四足歩行ギミックを有するが、連動ギミックはない。手動ギミックとしては頭部コクピットハッチの開閉、口の開閉、頭部の上下左右動、尻尾の上下、背部銃架の伸縮及びレーザーバルカンの砲身回転(基部側面のつまみからギアで駆動)を有する。
※機体諸元は当時、発売された「ZOIDS RZ-046シャドーフォックス」より
[編集] ファイアーフォックス
ファイアーフォックス FIRE FOX |
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形式番号 | 10(製品ナンバー) |
分類 | キツネ型 |
所属 | ネオゼネバス帝国 |
全高 | 8.0m |
全長 | 17.3m |
全幅 | 3.7m |
重量 | 52.0t |
最高速度 | 290km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | エレクトロンバイトファング ストライクレーザークロー×4 3Dレーダー&マルチイヤーセンサー×2 AZ30mm徹甲レーザーバルカン×1 ショルダーウエポンラック スモークディスチャージャー×6 アンカー×4 AZ70mm内蔵型電磁ネット砲×1 |
脳波コントロールシステム搭載の赤いシャドーフォックス。9機が製作された。1番機から8番機まではそれぞれ異なる特殊装備を持つ。「九尾の狐(ナインテール)」と呼ばれる9番機には他の8機の全特殊装備ともうひとつの特殊装備が施されている。これら特殊装備の詳細は不明である。
ウェブコミックZOIDS妄想戦記「紅い悪魔」に登場する予定であったが、妄想戦記そのものが中断しているため、このエピソードは製作されていない。公開された情報(キットの箱に書かれた解説及びゾイド・コア・ボックス]]付属「プロイツェンの反逆」)では、本来ファイアーフォックスはキャノニアーゴルドスとのコンビネーションを目的とした機体であり、ともにヘリック共和国軍レイフォースエンジェルスに配備される予定であった。しかしロールアウト直前に9番機がネオゼネバス帝国軍の諜報部隊に奪取され、エンジェル・ヒキタ率いるレッドイリュージョン部隊の機体として共和国軍と交戦したとされている。なお、キットの箱解説には奪取したのは帝国としか記されていないが、パッケージイラストやシールのマーキングからネオゼネバス帝国を示していることがわかる。
キットは2004年08月28日頃、ハピネット加盟店にて定価1580円で限定発売された。成型色とシールの変更以外、形状は通常のキットと同一。
※機体諸元は「ゾイド・コア・ボックス」付属「プロイツェンの反逆」より
[編集] ハウンドソルジャー
ハウンドソルジャー HOUND SOLDIER |
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分類 | シェパード型 |
所属 | ヘリック共和国 |
全高 | 7.4m |
全長 | 23.0m |
全幅 | 5.4m |
重量 | 66.0t |
最高速度 | 330km/h |
乗員人数 | 1名 |
メカ生体ZOIDS RPZ-12ハウンドソルジャーより | |
形式番号 | RPZ-12 |
武装 | クロスソーダー×2 追撃ミサイルポッド×4 アクティブレーダー 3連ブレストボンバー ハインドバスター パワーコネクター |
ゾイドジェネシスGZ-004ハウンドソルジャーより | |
形式番号 | GZ-004 |
武装 | クロスソーダー×2 追撃ミサイルポッド×4 アクティブレーダー×2 3連ブレストボンバー ハインドバスター パワーコネクター |
ヘリック共和国軍のシェパード型高速戦闘ゾイド。新ゾイドバトルストーリーではグラハム大尉が搭乗し、最終兵器(ギル・ベイダー)が作られている暗黒軍の兵器工場を襲撃した。ZAC2056年の惑星Zi大異変で個体数が激減したが、ゾイドバトルカードゲームでは保安部隊(憲兵隊?)として登場している。
カノンフォート同様、キットではカラーリング(青+白→茶色系統)を変更して復刻販売された。
[編集] バトルクーガー
バトルクーガー BATTLE COGAR |
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形式番号 | RPZ-22 |
分類 | グリフォン型 |
所属 | ヘリック共和国 |
全高 | 9.0m |
全長 | 21.0m |
全幅 | 16.0m |
重量 | 60.0t |
最高速度 | 240km/h(地上走行) マッハ3.8(空) |
乗員人数 | 1名 |
武装 | 長距離波動ビーム砲×2 接近戦用ビーム砲×2 機銃×2 アイアンクロウ×2 スーパーウイング×2 飛行安定スタビライザー×2 雷電角 パワーコネクター |
第一次大陸間戦争末期、オルディオスを補佐する目的で開発されたグリフォン型の空戦ゾイド。現在においても共和国製飛行ゾイドの中では最速を誇る。ZAC2056年の惑星Zi大異変で多くのゾイド同様、絶滅してしまったと思われる。
日本国内では復刻されてないが、海外では奇抜なカラーリングで復刻販売された。
[編集] バンブリアン
バンブリアン BAMBURIAN |
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形式番号 | GZ-013 |
分類 | パンダ型 |
所属 | ディガルド討伐軍 |
全高 | 8.3m(四足時) 10.5m(二足時) |
全長 | 11.9m |
重量 | 45.6t |
最高速度 | 140km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ロン・マンガン |
武装 | 4連装対空レーザーガン バンブーランチャー(バンブーミサイル×11) セイリュウサーベル×2 ジャイアントクロー×4 イヤーレーダー×2 ジャイアントホイール×2 スモークディスチャージャー×2 グランドスター |
アニメ『ゾイドジェネシス』に登場したロン・マンガンの乗るパンダ型ゾイド。火器を多く搭載し、後方支援能力に長ける。両肩部に装備しているジャインアントホイールは切り離して使用する事もできる。背部のバンブーミサイルにはメタルZi製の小刃を弾頭内に格納してあり、発射後にクラスター爆弾の様に空中で四散する事で広範囲を攻撃可能。後に強化パーツのグランドスターを装備したバンブリアングランドとなった。
なお、キットはベアファイターの設計面(二足歩行から四足歩行へ可変するギミックなど)から部品に至るまでかなり流用されている。トミー(現タカラトミー)は財政的に厳しい状況にあるのでコスト削減目的だと思われる。
※機体諸元は当時、発売された「ゾイドジェネシスGZ-013バンブリアン」より
[編集] ハンマーヘッド
ハンマーヘッド | |
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形式番号 | RZ-033 |
分類 | シュモクザメ型 |
所属 | ヘリック共和国 |
全高 | 6.6m |
全長 | 17.0m |
重量 | 66.5t |
最高速度 | 65ノット(水中) マッハ1(空) |
乗員人数 | 1名 |
武装 | AZマニューバーミサイルポッドX2 AZ30mmハイパービームガン×2 AZ2連装ハイパーショックガンX2 AZマニューバーミサイルコンテナ AZパルスレーザーガン |
ヘリック共和国がシンカーに対抗するためと制海権を奪取するために開発したシュモクザメ型海空両用潜水艦ゾイド。西方大陸戦争第二次全面会戦において初登場し、帝国軍の海兵部隊を撃退する手柄を立てる。その後アンダー海海戦に参加し、同じ潜水艦ゾイドであるウオディックと海中で激闘を繰り広げた。
キットは大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし、中央胴体下面の車輪により走行する。竜頭と同軸のカムを介して多関節構造の本体をくねらせる連動ギミックを有するが、遊泳を前提に考えられたギミックではないのでウオディックのように泳がせることはできない。手動ギミックとしては頭部コクピットハッチの開閉、各火器及びひれの展開を有する。
※機体諸元は当時、発売された「ZOIDS RZ-033ハンマーヘッド」より
[編集] ブラキオス
ブラキオス BRACHIOS |
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分類 | ブラキオサウルス型 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
全高 | 12.6m |
全長 | 12.6m |
全幅 | 5.8m |
重量 | 48.8t |
乗員人数 | 1名 |
メカ生体ZOIDS EHI-5ブラキオスより | |
形式番号 | EHI-5 |
武装 | ビームキャノン砲 ビーム砲 小型機銃 ソーラージェネレーター サブジェネレーター レーダーシステム 水密コックピット |
ZOIDS EZ-012ブラキオスより | |
形式番号 | EZ-012 |
武装 | キラーバイトファング TEZ20mm2連装リニアレーザーガン 対ゾイド衝撃砲 80mm地対空ビーム砲 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍が開発したブラキオサウルス型水上艦ゾイド。頭部と脚部にソーラージェネレーターを搭載し、無補給で長期的な洋上作戦行動を可能にした画期的なゾイドである。ZAC2045年のフロレシオ海海戦で初登場した。ウオディックと共にゼネバス帝国軍の海戦ゾイドとして長く活躍し、ガイロス帝国軍でも使用されている。
キットは大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし一体成型の脚による単純な四足歩行ギミックに加えて多関節式の頚部の曲げ具合を変化させながら前後に動かす連動ギミックを有する。頚部の構造はウルトラザウルスのものに類似した同軸二重構造のリンクと中間部の位相逆転機構を持つものである。手動ギミックは背部コクピットハッチの開閉及び背部80mm地対空ビーム砲の展開・格納・旋回である。
[編集] ブラックライモス
ブラックライモス BLACK RHIMOS |
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分類 | サイ型 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
全高 | 7.6m |
全長 | 11.3m |
全幅 | 6.7m |
重量 | 56.0t |
最高速度 | 180km/h |
乗員人数 | 2名 |
メカ生体ZOIDS EHI-2ブラックライモスより | |
形式番号 | EHI-2 |
武装 | 突撃戦用超硬度ドリル大型電磁砲×2 接近戦用ビーム砲×2 二連装衝撃砲誘導対空ミサイル×2 偵察用ビークル 全方位レーダー 前方監視レーダー×2 |
ゾイドジェネシスGZ-005ヘビーライモスより | |
形式番号 | GZ-005 |
武装 | 突撃戦用超硬度ドリル 2連衝撃砲 大型電磁砲×2 誘導対空ミサイル×2 全方位レーダー |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍が開発したサイ型突撃戦用ゾイド。共和国軍の防衛ラインであるハドリアンウォールの戦いにおいて初登場し、角のドリルで城壁を破った。惑星Zi大異変後も生き残り、ガイロス帝国軍でも使用された。共和国軍の西方大陸の拠点であるロブ基地攻略のために本国から派遣されたが、既に攻略は失敗しており、帝国軍は追撃を受けていた。だが、ブラックライモスはヘスペリデス湖に架かる橋の付近で待ち伏せし、ディバイソンなど共和国軍のゾイドに襲いかかった。
武装が豊富で防御力も高く偵察用ビークルも1機搭載しているため、小型レッドホーンと呼べる機体である。最高時速も180km/hと速くまさに攻守走三拍子揃った傑作ゾイドと言えよう。
キットは大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし単純な四足歩行ギミックに加えて、腰部ビーム砲の俯仰(歩行ギミックのリンクによる)及び頭部突撃戦用超硬度ドリルの回転を行う連動ギミックを有する。ドリルを駆動するギアシステムは手動ギミックである頭部の上下とリンクしており、頭部を下げた突撃体制でのみドリルが回転するようになっている。この他の手動ギミックはコックピットハッチ(頭部及び背部)の開閉及び各火器・ミサイルの旋回である。
アニメ『ゾイドジェネシス』の放映に際してカラーリングを変更したものがヘビーライモスと改名して再販されているが、番組本編には登場しなかった。
[編集] メタルライモス
小学館の学年誌(いわゆる小学○年生)での応募者全員プレゼントとして作られたオリジナル版。予想を遥かに超える応募があったため、2001年のおもちゃショーで会場限定販売された。キットは成型色ではなく銀色に塗られている。なお、海外でも販売された。
[編集] ベアファイター
ベアファイター BEAR FIGHTER |
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形式番号 | RHI-6 |
分類 | クマ型 |
所属 | ヘリック共和国 |
全高 | 6.8m |
全長 | 12.0m |
全幅 | 6.3m |
重量 | 45.6t |
最高速度 | 200km/h(四足歩行) 90km/h(二足歩行) |
乗員人数 | 1名 |
武装 | 2連装電磁キャノン砲 6連装ミサイルランチャー 超硬度セラミック爪×4 |
ヘリック共和国のクマ型汎用歩兵ゾイド。重装甲で身を包み背中に強力な主砲を装備している。普段は四足で歩行するが、立ち上がることで二足歩行に切り替えることが出来る。格闘戦に強く強力な爪で敵を撃破する。中央大陸戦争後半から登場し、共和国軍の主力ゾイドの一つとなり、惑星Zi大異変後も生き残り第二次大陸間戦争にも登場した。
なお、旧シリーズではカラーリングを茶色から白に変えて販売されたことがある。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS RHI-6ベアファイター」より
[編集] ヘルディガンナー
ヘルディガンナー HEL DIGUNNER |
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分類 | イグアナ型 |
所属 | ガイロス帝国 |
全高 | 5.8m |
全長 | 24.5m |
全幅 | 6.5m |
重量 | 48.0t |
最高速度 | 130km/h |
乗員人数 | 2名 |
メカ生体ZOIDS DHI-11ヘルディガンナーより | |
形式番号 | DHI-11 |
武装 | 収光ビーム砲 連動衝撃砲 連装レーザー 四連装パラライザー 72mm対空砲 レーダーシールド |
ZOIDS EZ-011ヘルディガンナーより | |
形式番号 | EZ-011 |
武装 | ARZ20mm2連装ビーム砲×2 ロングレンジアサルトビーム砲 銃座式地対空72mmマシンガン スマッシュアップテイル |
ガイロス帝国軍の奇襲攻撃隊に配備されているイグアナ型水陸両用ゾイド。中央大陸戦争末期、ニカイドス島を攻める共和国軍の前に姿を現し、デッドボーダーと共に共和国軍を蹴散らした。その後の第一次大陸間戦争でも共和国軍と戦い、惑星Zi大異変後も生き残り、第二次大陸間戦争でも奇襲や破壊活動などで活躍した。陸上での運動性は低いが、湿地帯や浅瀬では機動力が高い。また、背中にはロングレンジアサルトビーム砲を装備しており、ガンスナイパーやスナイプマスター同様、銃撃戦を得意とする。
旧モデル(DHI-11)は黒と黄緑、新モデル(EZ-011)はメタリックと赤(キャノピー部分)となっている。余談だが、新モデルのキットは材質の変更のためかゴムチューブが非常に切れやすい。
[編集] ヘルディガンナーDT
アニメ『ゾイド -ZOIDS-』に登場した改造ヘルディガンナー。機体に迷彩塗装をほどこし砂漠での戦いに特化し、尾部に大型の刃を装備。賞金稼ぎのクロスボウ兄弟(ロスとアルバート)が使用した。
[編集] ライジャー
ライジャー LIDIER |
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形式番号 | EHI-9 |
分類 | ライオン型 |
所属 | ゼネバス帝国 |
全高 | 6.5m |
全長 | 20.2m |
全幅 | 5.8m |
重量 | 40.0t |
最高速度 | 320km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 | レーザーサーベル×2 ビーム砲×2 3連電粒子砲 連射キャノン |
中央大陸戦争末期、ゼネバス帝国軍がヘルキャットの後継機として開発されたライオン型高速戦闘ゾイド。空気抵抗を最大限に抑えるため、流線型のボディとなっている。末期に作られたゾイドであるため、配備数が少なく惑星Zi大異変で絶滅してしまったと思われる。
※機体諸元は当時、発売された「メカ生体ZOIDS EHI-9ライジャー」より
[編集] ランスタッグ
ランスタッグ LANCETAG |
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形式番号 | GZ-012 |
分類 | ヘラジカ型 |
所属 | キダ藩 ディガルド討伐軍 |
全高 | 12.9m |
全長 | 19.0m |
重量 | 78.0t |
最高速度 | 290km/h |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | レ・ミィ ソウタ |
武装 | スラスターランス ブレイカーホーン×2 ローリングスパイクシールド スマートガード×2 4連装小型ショックキャノン グラビティホイール トゥインクルブレイカー |
アニメ『ゾイドジェネシス』に登場したレ・ミィの乗るヘラジカ型ゾイド。メタルZi製の槍・スラスターランスと巨大な角ブレイカーホーンを装備しており、接近戦に優れている。キダ藩で多く発掘されていることから、キダ藩のゾイド部隊の主力機体となっている。レ・ミィが使用している機体も、元々は父レ・インが使用していたものであった。後に強化パーツのトゥインクルブレイカーを装備したランスタッグブレイクとなった。
また、ディガルド武国からディガルド討伐軍へ移ったソウタも専用カラーリングの機体を使用しており、スラスターランスの代わりにバイオケントロのビーストスレイヤーを装備している。
※機体諸元は当時、発売された「ゾイドジェネシスGZ-012ランスタッグ」より
[編集] レイノス
レイノス RRYNOS |
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分類 | テラノドン型 |
所属 | ヘリック共和国 チーム・ブリッツ |
全高 | 7.3m |
全長 | 17.3m |
全幅 | 16.3m |
重量 | 30.0t |
最高速度 | マッハ3.3 |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | ジェミー・ヘメロス |
メカ生体ZOIDS RHI-10レイノスより | |
形式番号 | RHI-10 |
武装 | 72mmバルカン砲×2 3連装ビーム砲 3D電子式レーダー |
ZOIDS RZ-039レイノスより | |
形式番号 | RZ-039 |
武装 | 3連装ビーム砲 72mmバルカン砲×2 シュツルムクロー×2 スパイククロー×2 3D電子式レーダー |
中央大陸戦争末期、ヘリック共和国軍がゼネバス帝国軍のレドラーに対抗して開発されたテラノドン型戦闘機ゾイド。新ゾイドバトルストーリーの冒頭に登場したクルーガ少尉の最初の愛機である。第一次大陸間戦争においても空の戦いに活躍した。戦火と惑星Zi大異変によって多くのゾイド同様、個体数が激減してしまったが、共和国の長年の保護政策によってZAC2101年には第一線に復帰できるほど個体数が増加した。
アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』にも登場。トロス博士にプテラスボマーを勝手に売り飛ばされてしまったジェミー・ヘメロスの新しい愛機となった。
キットは大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし、単純な二足歩行ギミックに加えて翼のはばたき及び下あごの開閉を行う連動ギミックを有する。ただし、レドラーのような内外翼の分割動作機構はない。また、歩行時には尾翼が接地することによって左右への揺動を抑えているため、これを取り外すとまともに歩かなくなる。手動ギミックは風防(キャノピー)の開閉、外翼上反角の変更、火器及びレドームの旋回。旧モデル(RHI-10)は本体外装部がライトブルー、風防がスモークグレーであったが、新モデル(RZ-039)は本体外装部がエメラルドグリーン、風防がクリアーオレンジに変更されている。
[編集] レインボージャーク
レインボージャーク RAINBOW JERK |
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形式番号 | GZ-011 |
分類 | クジャク型 |
所属 | ディガルド討伐軍 |
全高 | 12.6m |
全長 | 20.9m |
重量 | 45.0t |
最高速度 | マッハ2.5 |
乗員人数 | 1名 |
主な搭乗者 | コトナ・エレガンス |
武装 | フェザーカッター×2 レインボービームテイル×6 クリスタルパネル×2 2連装シュツカランチャー×2 2連装ピンポイントレーザー ゴールデンビーク エアロクラウン アイアンフットネイル×2 ウインドダンサー |
アニメ『ゾイドジェネシス』に登場したコトナ・エレガンスの乗るクジャク型飛行ゾイド。翼の先端にメタルZi製のフェザーカッターを装備しているほか、尾翼を展開してビーム(アニメ版ではパラクライズという名称)を発射する。またムラサメライガーやソードウルフなどの大型ゾイドを掴んで飛行することも可能である。後に強化パーツのウインドダンサーを装備したレインボージャークウインドとなった。
※機体諸元は当時、発売された「ゾイドジェネシスGZ-011レインボージャーク」より
[編集] レドラー
レドラー | |
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分類 | ドラゴン型 |
所属 | ゼネバス帝国 ガイロス帝国 |
全高 | 6.0m |
全長 | 17.0m |
全幅 | 15.0m |
重量 | 34.0t |
最高速度 | マッハ3 |
メカ生体ZOIDS EHI-7レドラーより | |
形式番号 | EHI-7 |
武装 | 引込式切断翼 可変収束レーザーサーチライト 格闘戦用脚×4 放熱システム 太陽エネルギー吸収翼 |
ZOIDS EZ-005レドラーより | |
形式番号 | RZ-010 |
武装 | 可変レーザーブレード ストライククロー×4 |
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国軍が開発したドラゴン型戦闘機ゾイド。ZAC2045年のフロレシオ海海戦において初登場し、ヘリック共和国軍飛行隊のプテラスを次々と切り裂いていった。格闘能力を追及しすぎたために火器やミサイルを装備していないので長距離からの攻撃や対地攻撃が出来ないと言う弱点を持つが、ガイロス帝国軍ではCP-09ブースターキャノンセットを装備することによってこれを補っている。なお、ゼネバス帝国軍のレドラー(EHI-7)は赤であり、第二次大陸間戦争時のガイロス帝国軍のレドラー(EZ-005)は紫色である。
キットは大型のゼンマイであるHiパワーユニットを動力とし単純な四足歩行ギミックに加えて、背部の翼をはばたかせる連動ギミックを有する。翼は左右それぞれ2枚のパネルで構成されており、前縁中央を要として外側のパネルが内側のパネルの下に入り込むようになっている。翼を含む背部ユニット全体がHiパワーユニット側面のカムにより上下するようになっており、上昇時には翼付根軸の内側にある張出し部分が本体フレームにひっかかって取り残されるため、翼全体を大きく振り上げるかたちになる。この時、外側パネルと背部ユニット本体を結ぶロッドが外側パネルの上昇だけを途中で止めるため、「翼をたたみながら振り上げ、開きながら振り下ろす」という生物的な動きになる。手動ギミックは頭部コクピットハッチの開閉(前ヒンジ)、首の上下動及び尾部レーザーブレードの展開・収納ができる。
[編集] 機体バリエーション
- ブラックレドラー
- 機体を黒く塗ったレドラーのバリエーションの一つ。2000年の大ゾイド展で会場限定販売された。帝国軍の空軍エースパイロットがストームソーダーに苦戦し、制空権を失ったことに業を煮やしていたので彼らが独自で機体を黒くペイントし、細部を改造した。アニメ『ゾイド -ZOIDS-』では各部に重装備、強化装甲、最高速度アップを施したタイプが登場。ラルフ率いるアイゼンベック部隊の主力戦闘機として活躍した。
- レドラー・ホークアイ
- 漫画『機獣新世紀・ZOIDS』に登場した高高度偵察機仕様。