二川孝広

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二川孝広（ふたがわたかひろ、1980年 6月27日）は、ガンバ大阪所属のサッカー選手（MF）。鹿児島県生まれ、大阪府高槻市出身。大阪府立島上高等学校（現槻の木高等学校）卒業。

同年齢の大黒将志との名コンビで知られ、大黒が札幌にレンタル移籍した1年間を除いて、ユース以降同じチームでプレーしていた。

2006年 8月アジアカップ予選の西アジア遠征・日本代表メンバーに初招集され、イエメン戦での出場が濃厚視されていたが、試合には出場できなかった。2006年10月4日、ガーナ戦で初出場を果たした。

足が小さく24.5cmしかないらしい。

[編集] プレイスタイル

華麗なパスセンスと難しいボールも簡単に捌ききるテクニックを持つ、ガンバ大阪の背番号10。基本的なポジションは中央のミッドフィルダーだが、サイドやボランチの位置も高いレベルでこなすユーティリティープレーヤー。ガンバ大阪ユース時代は二川がボランチ、橋本英郎がトップ下を務めていた。

口数が少なくおとなしい選手として知られている。新聞や雑誌、テレビのインタビューからも明らかで、エピソードには事欠かない。時折発する言葉は聞いている者のツボをつく、愛すべきキャラクターである。

ガンバ大阪ユースのセレクションに面接はないらしい。二川曰く「面接があったら、絶対に落ちてる」。
ユースではキャプテンを務めた。これは、当時の監督が「少しでもしゃべれるように」と指名したもの。しかし、練習終わりの反省会で｢キャプテンなんかないか？｣と聞かれても毎回「ありません｣と答え、代わりに副キャプテンであった大黒将志が毎回のようにしゃべった。
西野朗監督から背番号10番を薦められるも固辞。西野監督から「契約更改させないぞ」と脅されて、仕方なく10番を背負う。
2006年 10月4日国際親善試合ガーナ戦では、日本の背番号10として代表デビューを飾る。
人見知りの激しい二川が、心を開いている数少ない選手の1人が児玉新である。2人の関係にまつわるエピソードは多数存在する。2人きりでサイパンに行き、一緒にバナナボートに乗ったことも。
ちなみに、付き合いの長い大黒将志にさえ心を開いていない。
中村俊輔は2007年のやべっちFCで「（日本代表合宿中）二川君は誰とも会話してなかった」とコメントし、ガンバで二川と共にプレーしている加地亮に「二川君って、いつもあぁなの？」と思わず質問したらしい。