京都府立綾部高等学校
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綾部高等学校 | |
国公私立の別 | 公立 |
設置者 | |
設立年月日 | 1893年明治26年 |
共学・別学 | 男女共学 |
分校 | 東分校 |
課程 | 本校は全日制の課程。 分校は全日制及び定時制の課程になる。 |
単位制・学年制 | 学年制による教育 |
所在地・連絡先(本校) | |
学科 | 普通科I類 普通科II類 文理系 普通科III類 体育系 |
所在地 | 〒623-0042 京都府綾部市岡町長田18 |
電話番号 | 0773(42)0451 |
FAX番号 | 0773(42)0452 |
所在地・連絡先(東分校) | |
学科 | 農業科 園芸科 農芸化学科 定時制普通科 |
所在地 | 京都府綾部市川糸町堀ノ内18番地 |
電話番号 | 0773-42-0453 |
FAX番号 | 0773-42-0488 |
外部リンク | 京都府立綾部高等学校 京都府立綾部高等学校東分校 |
京都府立綾部高等学校(きょうとふりつあやべこうとうがっこう)は、京都府綾部市に所在する高等学校である。通称は綾高(あやこう)。
目次 |
[編集] 沿革
- 綾部高校は、下記の3校の合併でできた高校である。
[編集] 京都府立城丹農業高等学校
- 1893年 - 前身となる京都府蚕糸業組合立高等養蚕伝習所が設立される。もともと綾部市周辺では、蚕糸業が盛んであった。
- 1948年4月 - 戦後の学制改革に伴い、京都府立城丹農業高等学校(きょうとふりつじょうたんのうぎょうこうとうがっこう)となる。
[編集] 京都府立綾部高等学校(合併前)
[編集] 京都府立綾部工業高等学校
[編集] 3校の合併後
- 1948年10月 - 京都府立城丹農業高等学校、京都府立綾部高等学校、京都府立綾部工業高等学校が合併、新しく京都府立綾部高等学校になる。全日制普通科・農業科・養蚕科・工業科・商業科が、昼間定時制には普通科・農業科が、夜間定時制には普通科・商業科が設置されていた。また、何鹿郡中上林村(現在の綾部市東部)に上林分校(かんばやしぶんこう)がおかれ、こちらには普通科及び農業科がおかれた。
- 1956年 - 全日制課程及び昼間定時制課程に家政科がおかれる。
- 1961年 - 農芸化学科がおかれる。
- 1968年 - 園芸科がおかれる。また、昼間定時制課程が募集停止になり、後に廃止。
- 1970年 - 上林分校廃止。
- 1985年 - 普通科に、I類、II類、III類がおかれる。
- 1995年 - 家政科募集停止。後に廃止。
[編集] 校歌
- 作詞小菅謙三、作曲平井保喜(平井康三郎)である。
- 本校の南にある山、四つ尾山や、綾部市内を流れる由良川などが歌詞に登場する。
[編集] 設置学科
本校
- 全日制普通科(I類・II類・III類)
東分校
- 全日制農業科・園芸科・農芸化学科
- 定時制普通科
[編集] 校風
- 府内有数の伝統校であり、多くの卒業生を送り出している。
- 本校と東分校全日制の生徒とは、主に部活や学校祭で接点があるが、定時制の生徒と全日制の生徒とは、殆ど接点がない。
- 毎年2.30名ほどの生徒が国公立大学に進学。現役での合格者が多い。
- 学校祭は毎年9月頃に本校で行われる。
[編集] 本校
- 比較的自由であり、携帯電話などの持ち込みも自由とされている。
- 2005年度(平成17年度)までのII類の入学者は、入学時点で文理分けがされていたが、現在は一括して募集している。2年生まではカリキュラムは殆ど共通で、3年で文系と理系に分かれることになる。
- I類の生徒は、2年次に文系と理系に分かれる。
- 中丹通学圏唯一のIII類では、ゴルフ実習や独自の合宿など、体育に特化したカリキュラムとなっている。体育系科目の時間数も多い。
- 隣に自動車学校があり、実習風景を校内から見ることができる。ただし免許を取ることはできない。
[編集] 東分校
- 本校のI類・II類は綾部市内からの通学者がかなりの割合を占めているが、分校とIII類は中丹地区の他の市や町からの進学者も比較的多い。
- 農業科、園芸科は合同でクラスが編成されている。
- 普通科では習えない農園芸・農芸化学などの科目がある。
[編集] 部活動
- 1992年創立のカヌー部は国体に出場したこともある強豪である。
- また、陸上部も強豪である。近年、競歩や長距離走でその名を知られるようになった。
- 放送部は毎週土曜日地元のFM局エフエムあやべで番組を収録している。また、各種行事での司会も担当している。
- 1年次には必ず部に籍をおかないといけない。しかし、籍だけ置くことも可能なので、所謂帰宅部と化している部もある。