元住吉検車区
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元住吉検車区(もとすみよしけんしゃく)は、神奈川県川崎市中原区に存在する東京急行電鉄の車両基地。
長津田検車区に次ぐ規模を誇り、他社線の車両も多数留置される。また東急電鉄の社員研修所が隣接している。
敷地面積:55,309m² 建物面積:4,571m² 最大留置車両数:282両
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[編集] 沿革
- 1948年 元住吉工場より月検査・臨時検査を、元住吉電車区より列車検査を移管され、元住吉検車区発足。
- 2000年8月6日 目蒲線の運転系統変更に伴い、雪が谷検車区奥沢班を元住吉検車区に統合。車両は元住吉検車区所属となった。
- 2006年9月24日 同日未明に行われた線路切り替え(高架化)にともない、入庫を武蔵小杉駅からの、出庫を武蔵小杉駅・日吉駅への回送に変更。
- 2006年12月1日検車区業務が東京急行電鉄より東急レールウェイサービスに移管した。
[編集] 車両
[編集] 東横線・みなとみらい線
- 本線系統
- 5000(5050)系:8両編成15本(120両)
- Y500系:8両編成6本(48両)
- 9000系:8両編成14本(112両)
- 8000系:8両編成3本(24両)
- 8590系は新製以来、1999年ごろ~2003年ごろに一部編成が田園都市線で使用されていた時期を除き、全編成が当区に在籍していたが、2006年8月1日限りですべて長津田検車区に移籍した。最後まで元住吉に所属していたのは8694Fで、運転席に田園都市線所属時代の面影を残していた。
- 日比谷線直通系統
- 1000系:8両編成9本(72両)
[編集] 目黒線
- 3000系:6両編成13本(78両)
- 5000(5080)系:6両編成4本(24両)
[編集] 他社線の車両
- 東京地下鉄03系:東横線~日比谷線系統
- 東京地下鉄9000系:目黒線~南北線・埼玉高速鉄道線系統
- 埼玉高速鉄道2000系:同上
- 東京都交通局6300系:目黒線~三田線系統
[編集] その他
当区への入・出庫は従来、東横線の元住吉駅から行われていたが、2006年9月25日のダイヤ改正で同駅が高架化されたため、地平にある検車区には元住吉駅から直接入・出庫することができなくなった。現在、入・出庫は渋谷・目黒方面は武蔵小杉駅から、横浜方面(出庫のみ)は日吉駅から行われている。
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